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チーズが驚きのふわっふわに!「マイクロプレイン」の“おろし金”で家のパスタがお店の味に【お米農家のヨメごはん】

こんにちは!富山県の黒部市というところで、お米だけを作っている小さな小さな農家の濱田律子です。旦那とココ(娘・16歳)と3人で、地道に真面目にコツコツとお米を作りながら、仕事に子育てにドタバタもがきつつも楽しく暮らす。そんな私たちの、食卓周りの日常を皆さんにお伝えする連載144回目。

今回は、チーズを削れば何でもご馳走に!? そして、冬本番の事務所の様子をお伝えしたいと思います。

チーズを削るだけで!

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道具の使い勝手というのは、お料理をグンと格上げしてくれる。と、頭では理解していても、実際に買うとなると躊躇してしまう事が多い。

例えば私は今、人参をあっという間に細く均一に千切りにしてくれるスライサーが欲しいのだが、悩みに悩んで10年近くもたつ。未だに思いきれず、包丁でチマチマと切っている。

いつか買おうと思っていても、なかなか踏ん切りがつかない事が多いけれど、この『マイクロプレイン』のグレーター(商品名:マイクロプレイン プロシリーズ ゼスター)は買って良かった満足度の高い道具の1つだ。

グレーターは、食材を細かくおろす調理器具の事。言ってみれば、西洋版のおろし金、だろうか。レモンの皮、生姜、チョコレート、大根などなど、何でもおろせるが、我が家で出番が多いのは、圧倒的にチーズ!

パルミジャーノ・レッジャーノをこれでおろすと、ふわっふわに。削りたての香り高いチーズは、家庭料理の味をレストラン仕様にしてくれる。

ちなみに『マイクロプレイン』はアメリカの調理器具メーカーで、世界中の料理のプロも多く愛用しているそう。

使い方を書くまでもなく、ただチーズをササっと動かして削るだけなのだが、これが驚くほどの軽さなのだ。あっという間に大量のチーズを削る事ができる。

しかも、とても心地よい感覚で。

あまりの気持ちよさに、どれだけでも削っていられそう。面倒とか、手間とか、そいうものとは無縁。圧倒的に楽しい。そして、お料理が美味しくなるのだからやめられない。

普通の粉チーズも冷蔵庫に常備はしているけれど、全く味が違う。

ふんわり削られたチーズの旨味が、トマトソースにからみあい溶け込む。トマトソースに必須と思われがちなニンニクがなくても、問題ないと私は思う。それくらい、チーズがいい仕事をしているのだ。

ちょっぴり高価だけれど、パルミジャーノ・レッジャーノ、本当に優秀。何てことないパスタが最高の味わいになる。

さらに胡椒をガリガリッと挽いて、パセリを散らせばご馳走感アップ。
お勧めだ。

もう1品、ワインのお供にピッタリなお料理。

バターでカリッと焼いた舞茸に、軽く塩胡椒、仕上げに醤油でジュッと焦げ目をつける。

仕上げに、たっぷりのパルミジャーノ・レッジャーノを削って。

舞茸をただ焼いただけなのに、何だろう、この芳醇な味わいは。

お取り寄せした、能登のワイナリー(ハイディワイナリーさん)の軽めの赤ワインと。

忙しい日々の中、ちょっと飲みたい平日の夜にピッタリな組み合わせになった。

私の仕事場

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さてさて、グッと冷え込むようになった11月下旬。事務所も冷え冷えとしているので、朝一番でエアコンの暖房をオン。ここが私の仕事場だ。

旦那さんは田んぼや作業所で農作業、私はここでパソコンに向かって事務作業。お客様からのお問い合わせやご注文に対応したり、日々の農作業の様子をSNSで発信する。もちろんこの原稿も、毎回の締め切りに追われながらここで書き上げている。

そして、足元には電気ストーブを入れる。なかなかの威力で、近くにあると熱いくらい。この先の長い長い冬、大いに頼る事になる。

窓から見える北アルプスの山は、山頂はすっかり白くなった。雪の線が徐々に平野部に降りてくるのも、すぐだろう。雪が降る前に、田んぼでのトラクター作業を終わらせなくては。

次回はその様子をお伝えしたいと思います!

濱田律子
濱田律子

愛知県生まれ、千葉(スイカの名産地・富里)育ち。大学卒業後カナダへ。バンクーバー、カムループス、バンフと移り住み、10年間現地の旅行会社で働く。カナダの永住権を取得したにも係わらず、見ず知らずの富山県黒部市で農家に転身。米作りをしながら、旦那とココ(娘)と3人で日々の暮らしを楽しんでいます。黒部の専業米農家『濱田ファーム』はこちら。

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