木のまな板は使い勝手がいいのだけれど…
nullいきなりお目汚しの写真で恐縮なのだが、愛用しているまな板が、だいぶ黒ずんできた。
我が家は、2つのまな板を使い分けている。1つは安価なプラスチックで、匂いのきつい物や油っぽい物を切る時に使用。もう1つがこの木のまな板で、野菜を切る時など多くの場面で使っている。
とにかく刃の当たりが柔らかくて、切り心地が軽やか、疲れない。食材の、余分な水分も吸収してくれるので滑りづらい。何よりあの、トントントンと切る時の音が心地よい。
その一方で、使い続けるうちにこうして黒ずみが気になってくる。
そんな時にはこうして、旦那さんが表面を削ってくれる。
作業所にはいろいろな道具が揃っているので、こういう時は本当に助かる。し、旦那さんも何だか得意げで楽しそうだ。
表面をできるだけ平らになるように削って、メンテナンス終了。
ちょっとガタガタしている箇所もあるかもしれないけれど、綺麗になって嬉しい。
気持ちよく野菜を切る事ができるから、お料理も楽しく感じられる(ような気がする)。
レンコンを主役にした具だくさんのスープには、塩豚・玉ねぎ・人参・豆を入れた。それぞれの味が染み出た、滋味深いスープ。
この連載で何度も書いているけれど、スープの素のようなものは入れない。素材の味で十分に美味しいから、加える必要はないと思っている。
ご飯はキノコ(舞茸や椎茸、シメジ)をたっぷり入れた、炊き込みご飯。
フライパンでサッと炒めて塩胡椒、お醤油で味付けしたキノコをお米の上にのせて、あとはいつも通りに炊くだけ。味付けは適当。しょっぱすぎさえしなければ、いいと思っている。薄ければおかずと一緒に食べるし、濃ければご飯だけで食べる。
どちらも美味しい。
ちゃんとした知識はないけれど、でも、栄養バランスがとっても良さそうなご飯になった。
カルシウムが、ビタミンなんちゃらが、と気をつける事も大事だと思う。でも普段の食事では、
いろんな素材と色合い、食感、味付けに気をつければ良しとしている。
農機具もメンテナンス!
nullさて作業所では、まな板だけではなく農機具のメンテナンスも進行中。
やっとコンバインにも手を付け始めた。
稲刈りはもうかなり前の、去年の9月末に終わっていたのに、やっと今頃になって掃除と整備に取りかかっている。
内部はかなり複雑な構造なので、ヘッドライトがとても頼りになる。
ギザギザだったりチクチクだったりする部品がいっぱいで、
見ているだけで痛くなる。
刈り取り部分の刃はすぐにボロボロになるので、時に交換する。
コンバインのメンテナンスが終わったら今度は、春作業で使う農機具(播種機や田植え機などなど)のメンテナンスが待っている。
こうも暖かいと、春がすぐそこまで来ているような気がして気持ちが焦る。
のんびりモードから、気持ちを切り替える時期のようです!
愛知県生まれ、千葉(スイカの名産地・富里)育ち。大学卒業後カナダへ。バンクーバー、カムループス、バンフと移り住み、10年間現地の旅行会社で働く。カナダの永住権を取得したにも係わらず、見ず知らずの富山県黒部市で農家に転身。米作りをしながら、旦那とココ(娘)と3人で日々の暮らしを楽しんでいます。黒部の専業米農家『濱田ファーム』はこちら。