理由1:段差も軽々!使いやすい設計
null購入したのは『サイベックス』の「リベル 2022」。当時最新モデルだった「リベル 2023」と悩んだのですが、価格の差でこちらを選びました。
まず、こちらのベビーカー、ちょっと大きめです。そして、ちょっと重ためです(筆者がそれまで使っていたものに比べて)。なのに、押すのは軽々! 見た目からは想像できない機動力でした。
※本体重量:5.9kg/キャノピー(日よけ)、バンパーバー(手すり)は除く
その秘密が、この持ち手の形。ヨコ向きのバーのような持ち手のものも多いのですが、実はタテ持ちって圧倒的に力が入りやすく、小回りが効くんです!
そしてなにより、段差などで前輪だけを持ち上げるのが、各段にラクに。ホームと電車の間のスキマが広い駅、いつも乗り降りが不安だったのですが、このベビーカーにしてから怖くなくなりました。
タイヤをロックしたい時も、足元のレバーを足先でカチッと押すだけ! かがまなくてすむので、電車の中など狭い空間でも、サッとロックを外して動き出せます。
これは、ベビーカーを使い込んだ経験のある人が設計したに違いない……!と思うくらい、使う人に優しい親切設計なんです。
理由2:こんなに小さくなるの!? たたむと超コンパクト
nullそして一番の特徴が、2アクションで、とっても小さくたためること!
先に手すり部分(「バンパーバー」といい、本体とは別売りです)を取り外しておき、上部のボタンを押しながら、ぐぐっとたたんでいきます。
そしてさらに、左右から内側に向かって折りたたんで、フックを引っかければ完成です。
慣れれば15秒ほどで出来ちゃうくらいの簡単さ! ここまで小さくなれば、車で出かける時も、友人宅にお邪魔する時も、置き場に悩まなくてすみます。
いつかベビーカーを卒業した時も、これだけ小さくして収納しておけるのはとってもありがたい!
ただし、一般的なベビーカー(上の写真は、筆者が以前使っていた『Aprica』の「マジカルエアープラス」)のように、下部に荷物を入れたままたたむことはできないので、ご注意ください。
ちなみに「バンパーバー」(手すり)は、一緒にはたためないので、我が家では上に乗せる形で収納しています。
理由3:使える期間が長い!新生児から4歳までこれ1台
nullこの「リベル 2022」は分類としてはB型で、対象年齢は生後6カ月頃〜4歳頃まで。体重制限は22kgまでです。
3歳児はまだまだイヤイヤ真っ盛り。ベビーカー無しでは手に負えない時もあるので、4歳まで使えるのは本当にありがたい!
シート幅や背もたれの高さもゆったりめなので、体が大きめの3歳児が乗っても、窮屈な感じはありません。
背もたれのリクライニングも適度な角度に調整でき、子どもの足をサポートするレッグレストも、成長に合わせて平らにしたり曲げたりできるんです。
さらに、別売りの「カーシートアダプター」を取り付けることでベビーシートをセットでき、なんと新生児から使用可能に! 我が家はA型(レンタル)→B型(購入)→「リベル 2022」の3台を使ってきたのですが、1台ですべて対応できたのかもと思うと、若干の後悔があります……。
加えて「トラベルシステム」と言って、ベビーシート(対象:新生児〜生後18カ月頃)に乗せた子どもを起こさずに、ベビーカーから車、室内へとラクに移動できる機能まで。別売りのアイテムが必要にはなりますが、これは便利そう!
まわりの子どもができた友人みんなにおすすめして回りたいくらい、最高の買い物でした。
しいてデメリットをあげるとすれば、
・前述の通り、たたむ時に荷物を全部取り出す必要があること(そのため、飲食店などに入る際、入り口近くにベビーカーをたたんで置いておこうと思うと、一般的なものより時間がかかること)
・横幅が広くて重ためなので、たたまずに持ち上げて、エレベーターのない階段などを上り下りするのが大変なこと
くらいでしょうか。それらを踏まえても、今のところ、断然使いやすさがまさっています。
ちなみに後継モデルの「リベル 2023」や「リベル 2024」では、さらに肩ベルトが高めでゆったり設計になったり、ベルト調整がラクになったりしているそう。気になった方はじっくり比べて検討してみてくださいね。
音楽&絵本&甘いものが大好きな、一児の父。文具や猫もとても好き。子育てをするなかで、新しいコトやモノに出会えるのが最近の楽しみ。少女まんがや幼児雑誌の編集を経て、2022年秋から『kufura』に。3歳の息子は、シルバニアファミリーとプラレールを溺愛中。