工夫1:いつもと違う容器や、子どもの好きな容器を使う
nullまず1つめのアイディアは、飲み物を入れる水筒やコップなどを工夫するというもの。大人と同じものを使ったり、普段と違う容器にしたりすると、背伸びした気持ちで前向きに水分摂取できるようです。
また、子どもの好きなキャラクターがデザインされた製品を活用している、という声も多数ありました。
「水筒にシールを貼って可愛くする」(33歳男性/営業・販売)
「コップに興味を持ち出したのでマグで飲まなくなったらコップを出します」(31歳女性/主婦)
「可愛いペットボトルケースに入れる」(34歳男性/営業・販売)
「水筒に入れたらピクニック気分で飲んでくれる」(34歳男性/営業・販売)
「大好きなアンパンマンの水筒を持たせたら何度も水分補給を自分からするようになった」(28歳女性/主婦)
「子ども用のコップでなく大人用のコップだと飲んだりする」(38歳女性/公務員)
工夫2:飲み物の種類を変える・アレンジする
null飲ませる飲み物の種類や味付けを変えてみる、というこちらの方法。
ジュースやスポーツドリンクなどを織り交ぜながら飲ませたり、食事で摂取する水分を増やしたり、甘め・しょっぱめなどの味変を試みたりと、それぞれに工夫が見られました。あまり飲まないと思っていたら、実は気づいていなかっただけで味が苦手だった、という事例も……!
「いつもより甘めのドリンクを作ってあげたら飲んでくれた」(28歳男性/技術職)
「お茶の種類を変えた。ノンカフェインなので麦茶を用意していたが、実は麦茶が好みではなかった様子。薄く作った緑茶に変えたら飲んでくれるようになった」(42歳女性/その他)
「麦茶やりんご水は美味しいみたいでごくごく飲んでいる」(33歳女性/主婦)
「ジュースとお茶を交互に飲ませる」(32歳女性/主婦)
「スープ等でも水分をとれるようにする」(38歳女性/主婦)
「飲み物に少し塩を入れる」(21歳女性/学生・フリーター)
工夫3:キンキンに冷やす・凍らせる
null暑い時期は、冷たい飲み物がぐっと美味しく感じられますよね。それに加え、氷を入れるとそれ自体に特別感があって楽しかったりもするようです。
なかには、いっそシャーベットとして食べてもらうことで水分補給に繋げるという技までありました。これはたしかに効果がありそう……!
「お茶を凍らせる」(24歳女性/公務員)
「冷たいのが好きなので氷をたくさん入れると飲んでくれる」(30歳男性/技術職)
「スポーツドリンクをシャーベットにしたら食べてくれた」(52歳男性/その他)
「小さいクーラーボックスを買ってその中に飲料を入れると、外出先でも冷たい飲料が飲める」(49歳男性/営業・販売)
「氷があると楽しいみたい」(36歳女性/主婦)
「ポカリをいつもキンキンに冷たくしてある」(51歳男性/技術職)
工夫4:飲むのが楽しくなるような声かけをする
null飲む際の大人の言動も、子どもが「飲みたい!」と思うかどうかに大きく影響するようです。
ほめる、楽しい気持ちにさせるといったやり方以外にも、論理的に説明したり、ルールを決めたりすることで上手くいく場合も。子どもの性格によっても効果の有り無しが変わってくるので、いろんな方法を試してみるのがよさそう。
「飲んだら褒めてあげる」(29歳男性/技術職)
「トイレで、尿の色から水分補給の重要性を説明した」(47歳男性/その他)
「遊ぶ前に飲むと決めたら守るようになった」(30歳女性/金融関係)
「飲むことが楽しくなるような話をする」(39歳男性/総務・人事・事務)
「水を飲んだら大げさにほめるようにしたら積極的に飲んでくれるようになった」(39歳女性/公務員)
工夫5:「自分でやりたい!」という気持ちを叶えてあげる
null最後は、子どもの「やってみたい」という気持ちを大事にすることで、自分からすすんで飲んでくれるように誘導する、という方法。同じ飲み物でも、自分で水筒に入れるなどの行為によって特別感が出るようです。
「お気に入りの水筒に自分で氷とお茶を入れていいルールにしたら飲んでくれるようになった」(37歳女性/主婦)
「子ども自身に自動販売機で買わせてあげると、嬉しいようで積極的に飲んでくれる」(30歳男性/その他)
「私が飲むと、私も!と真似をしたがるので、率先して飲むようにしています」(36歳女性/その他)
「子ども自身に水筒を選ばせた」(43歳男性/技術職)
子どもの「やってみたい」は、大人に近づく第一歩。水分摂取のモチベーションアップになるだけでなく、成長の1つのステップになるかもしれませんね。
以上、子どもに水分補給をしてもらうためのアイディア5選をお届けしました。困ったときには、ぜひ参考にしてみてくださいね。