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「子育ての喜びや幸せ」を感じるのってこんなとき!現役パパ・ママに聞きました

子育ては、担い手の感情を刺激する仕事。うれしい、楽しい、つらい、腹立たしい。さまざまな感情が押し寄せては引いていく、慌ただしい1日もありますよね。

今回は子育ての“うれしい”“楽しい”にスポットを当ててみました。子育て中の男女116人に子育ての喜び・楽しさをどんなときに感じるのか聞いてみました。皆さんの“うれしい”“幸せ”な瞬間を切り取ってご紹介します!

子どもの成長を感じたとき

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「毎日成長していくところ。赤ちゃんのときはもちろん、学童期になっても日々書ける漢字が増えたり新しい計算ができるようになっていく」(40歳・主婦/女性)

「立てるようになったり歩けるようになったりといった子どもの成長を見守ること」(39歳・研究・開発/男性)

「できなかったことが、だんだんとできていき、気づけばいろいろなことを簡単にできているときに、あのときはできなかったのになと懐かしみ、それが愛おしくもある」(33歳・主婦/女性)

「かけがえのない1人の人間が人生を重ねていく様子を傍で見守ることができること。毎日のささいな会話の中から、多面的な思考力や豊かな感情が育っているのが伝わってくる」(42歳・その他/女性)

子どもの心とからだは日々成長しています。あわただしい日常において、親にとっての子どもの“最新イメージ”は常に更新されていきますが、少し前を振り返ってしみじみと成長を実感することもあるのではないでしょうか。

子どもと意思疎通ができたとき

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「最近たくさんしゃべれるようになってきて、2人で会話ができるようになったこと! 毎日できることが増えていちばんに成長を感じられること!」(29歳・主婦/女性)

「初めて“ママ”と呼ばれたこと、保育園へお迎えに行くと、笑顔で走って来てくれること」(38歳・総務・人事・事務/女性)

あやすと反応が返ってくる。意味のある言葉を発する。会話ができるようになる。子どもと双方向のコミュニケーションが取れるようになると、育児の新たな楽しさを味わうことができそうですね。

ストレートな感情表現に触れたとき

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「“大好き”と言われるとき」(33歳・その他/女性)

「“ママ大好き”とお手紙をもらうとき」(29歳・主婦/女性)

「“大好き”って毎日スキンシップや言葉に愛情をもらえること」(36歳・主婦/女性)

「子どもに“ママは世界一かわいい”と言われたとき。いつ現実に気付くのかな(笑)」(41歳・主婦/女性)

子どもの素直な感情表現に触れたとき幸せな気持ちになる、という声でした。人生において、駆け引きのない心からの“大好き”と何度巡り会えるのだろう……と考えると、どれもがスペシャルな瞬間に思えてきますね。

笑顔を見たとき

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「どこかに遊びに連れていったとき、子どもの笑顔を見れること。遊園地に連れて行った時の、子どもたちのはしゃぎっぷりは忘れられない」(34歳・主婦/女性)

「子どもが小さい頃は笑顔見るだけで癒やされた」(49歳・技術職/男性)

「子どもがにこにこ笑っているのを見たとき」(31歳・弁護士/女性)

無邪気な子どもの笑顔。楽しそうな表情が親にとっての“癒し”“喜び”に変換される瞬間もあるようです。

子どもの喜びに共鳴したとき

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「子どもが、自分の望みをかなえたり、目標を達成したときのうれしそうな笑顔を見たとき」(53歳・総務・人事・事務/女性)

「子どもがサッカーを始めて、日々成長していく姿に驚かされます。大事な大会でゴールを決めて勝利しチームメイトと喜びあっている姿、負けて泣いている姿などを見ると、ずっと応援しようと思います」(48歳・会社経営・役員/男性)

「一緒に全開で遊んだとき。何かに挑戦して成功したとき。一緒に飲んでるとき」(46歳・その他/男性)

成長とともに勉強やスポーツの競争社会に入っていく子どもたち。回答者は子どもが目標を達成したときの喜びに共鳴していました。

寝顔を見たとき

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「1日最後の寝顔を見たとき」(31歳・その他/女性)

「仕事から帰ってきてから寝顔を見ると、疲れが吹き飛びます。日々の成長を感じるときや“大好き!”と飛びついて来るときなど、子どものいる幸せを感じます」(47歳・営業・販売/男性)

日中、ずっと口や体を動かしていた子どもがしばらく活動をお休みする就寝時。寝息をたてて眠る様子に癒しや喜びを感じている人がいました。

これまでの子育ての歩みを振り返ったとき

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最後に、子どもの自立期前後の回答者からの声をご紹介します。

「毎日が幸せなことの連続。子どもが社会人になった今、夫と思い出話をする度にそのことを再確認しています」(52歳・主婦/女性)

「小さいころのかわいい記憶だけでなんとか大きくなるまで育てられる。かわいかったころの記憶すべてが喜び」(50歳・営業・販売/男性)

「大変なことやその時期も、思い出として感慨深いものがある。子どもがいたからこその体験が数多い。自分で決めた道を歩んでいる姿が感慨深い」(54歳・技術職/男性)

「アルバムをみて子どもの成長をかみしめるとき」(51歳・主婦/女性)

育児期が終わりに差し掛かると、過去の思い出を振り返って過去の喜びを追体験できるようです。数千日分の思い出からもたくさんの幸せを得ることができるのかもしれませんね。

 

以上、子育ての喜びや楽しさについてお届けしました。

とかく “つらい”“しんどい”のダークな面が目につきやすい育児ですが、実際の育児期はダークな感情に塗りつぶされているわけではありません。うれしい、楽しい、つらい、悲しい。さまざまな感情が入れ替わり立ち替わり訪れる育児期には、幸せな瞬間を心の中にたくさん積み重ねていけたらいいですね。

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