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夏休み中の今が始めどき!パパママが実感する「子どもにやらせてよかったお手伝い」ランキングを発表

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夏休みは、子どもに「お手伝い」をさせるチャンスですね。まだあまりお手伝いをさせたことがない場合は、どんなことから始めてみるとよいのでしょうか? 
『kufura』では小学生以下の子どもがいる男女162人を対象に「夏休み中の子どもにやらせてよかったお手伝いとその理由」についてアンケート調査を実施。票が5票以上集まったものをランキング形式で発表します!

第8位:食器洗い・・・・7票

「自分の食べたものの容器などはいつも洗い、週1回は家族の食器も洗う。大変さがわかるから」(40歳/男性/子ども12歳/研究・開発・技術者)

「食器洗い。仕事から帰ってくると、流しに残っていた汚れたお皿を洗ってくれていると嬉しいです」(42歳/女性/その他)

毎回の食事とセットで生じる “洗い物”。家族の「誰かがやらなくてはいけない」という意識を、子どものうちから身につけたいですね。

また、“お手伝いだから”ではなく、普段から自分が使った食器は自分で洗うことを習慣にしているとの回答も、ぜひ参考にしたいです。

第6位(同率):ゴミの分別・ゴミ出し・・・8票

「息子にゴミ出しを手伝ってもらう。分別の仕方を学ぶ事でエコを知ってほしい」(32歳/男性/子ども7歳/その他)

「ゴミ出しを一緒にお手伝い。曜日感覚がわかり、ゴミの分別を覚えた」(45歳/女性/子ども5歳/その他)

「朝のゴミ出し。だらだら寝ることなく早寝早起き、規則正しい生活のスタートが切れる」(41歳/女性/主婦)

朝のゴミ出しを習慣にすると、早起きが身につく、分別の仕方がわかる、環境に対する意識が芽生える、といいことづくめ。

筆者も10歳の息子に週に数回、ゴミ出しをお願いしています。室内のゴミ箱に捨てるときから「これはプラごみ?」と確認したり、率先してゴミを減らそうと心がけたり、良い習慣につながっていると感じます。

第6位(同率):植物の水やり・庭の手入れ・・・8票

「庭の草取りと花への水やり。植物を育てる面白さや、庭で見つけた虫などで遊んで、外遊びが好きになったようで良かったです」(37歳/女性/主婦)

「育てているオクラへの水やり」(37歳/女性/主婦)

植物のお世話やお庭まわりの作業は、身近なところで自然に触れ合うチャンス。動植物を思いやる心や好奇心が育まれ、「やらせてよかった」との声が寄せられました。

授業の一環として、子どもたちがアサガオなどを育てる小学校も多いと思います。そういった機会に芽生えた植物への関心を、お手伝いに生かすのも良いかもしれません。

第5位:配膳・食器の上げ下げ・・10票

「食事前にテーブルをふいて、箸やご飯茶碗、汁椀を人数分用意するといった配膳を手伝ってもらっている。いつも誰かの手間があってこそご飯が食べられるということをわかってもらいたくて」(42歳/女性/その他)

「食器を下げてもらう。そーっと持つ練習にもなり、お手伝いができて褒めてもらったことがとても嬉しそうでよかったです」(40歳/女性/子ども4歳/主婦)

「毎日、夕飯の前にテーブルをふいたり、配膳したりしている」(38歳/女性/主婦)

食事作りまでは至らなくても、食卓のセッティングや食後の片付けといった食回りのこまごまとしたお手伝いは、年齢が低い子にもお願いしやすいですね。

子ども自身が「お手伝いしている喜び」を感じたり、「準備してくれる人がいてこそ食事ができる」という感謝の気持ちにつながったり、得られるものはたくさんありそう。小さなことからやらせてみてはいかがでしょう?

第4位:お風呂掃除・・・17票

「毎日風呂掃除をする。日常生活の大切さを教えることができる」(37歳/男性/子ども5歳と4歳/総務・人事)

「お風呂掃除、楽しんでやってくれるので助かります」(48歳/女性/子ども9歳/主婦)

「夏休みの宿題で、毎日続けられる手伝いの課題があり、お風呂掃除をしてもらっています。水を出しっぱなしにしなくなりました」(27歳/女性/主婦)

気持ちの良いお風呂に入るためには、日々の手入れが欠かせないもの。お風呂掃除も、子どもにぜひ覚えてほしい家事ですね。

筆者はお風呂掃除が苦手ですが、子どもは好きそうなので、ときどきバトンタッチして息抜きしています。「見て見て、きれいになったよ!」と言われると、とにかく絶賛し、「またお願いね!」と言っています。

第3位:室内外の掃除・片付け・・・20票

「週末の掃除。一緒に掃除と片付けをしているうちに、部屋をあまり散らかさなくなった気がします」(52歳/男性/子ども9歳/総務・人事)

「週3回の掃除機かけ。床に物があると掃除機をかけづらいことがわかったと思います。掃除の前に物を片付けてから、掃除機をかけるメリットが理解できたと思います」(50歳/女性/子ども10歳/主婦)

「自分の部屋は自分で掃除機をかけてもらう。机など、ほかの場所も言われずとも、整理整頓するようになった」(45歳/男性/子ども12歳と10歳/営業・販売)

「家の前をほうきではく。ご近所の人と顔を合わせて褒められたり、ふだん話さない年代の人と話す事があったりしたようで、いい経験になっているようです」(53歳/女性/子ども9歳/主婦)

掃除機かけや整理整頓のお手伝いも「やらせてよかった」との声が多く寄せられました。「物が散らかっていると、掃除機をかけるまでに労力が必要」と知ってもらう機会になり、普段から身のまわりを整える習慣がついたという回答も。

家の中や自分の部屋のほか、玄関や家の前など外回りの掃除は、子どもたちが近所の人と交流できる貴重な機会にもなっているようです。

第2位:洗濯のお手伝い・・・22票

「一緒に洗濯物をたたむ。自らお手伝いしてくれようとするから、良かったです」(26歳/女性/子ども2歳/主婦)

「洗濯物たたみ。簡単にできるし、お手伝いできたという実感があるから」(33歳/女性/子ども4歳/主婦)

「洗濯物の干し方とたたみ方。一生続くことなので覚えておいて損はない」(49歳/女性/子ども13歳と7歳/総務・人事)

「洗濯物をたたませる。毎日こんなに洗濯物が出るのがわかる」(38歳/女性/子ども8歳/財務・経理)

取り込んだ洗濯物をたたむ作業は、「はじめてのお手伝い」にもぴったり。一緒に洗濯物をたたんだ経験が、子どもの意欲や満足感につながっていると実感する親御さんが多くいました。

学生時代、親元を離れた同級生が、「洗濯に出したものが、きれいになって、たたまれて戻ってくるのが当たり前じゃないことに気づいた」としみじみ言っていたのを思い出します……。「誰かが家事をしてくれている」という意識をもつためにも、早いうちからやらせておきたいですね。

第1位:食事の支度・・・27票

「2~3回に1回程度、料理の手伝いをさせる。朝ご飯として目玉焼きや卵焼きを作らせました。覚えておけば、学校が始まってからも自分たちでも朝ご飯の準備ができるようになるからです」(46歳/男性/子ども8歳と2歳/その他)

「昼食を自分たちで作ることです。今まで以上に食材や料理への興味を抱くようになり、食の大事さも感じるようになったようです」(47歳/女性/その他)

「夜のお米とぎや料理の手伝い。息子は料理の手伝いを、とても喜んでやってくれます。料理上手な男子になってくれたら嬉しいです」(42歳/女性/子ども9歳/主婦)

「夕飯の手伝い。お姉ちゃんは4年生のときに、ひとりで夕飯が作れるようになり、いまではレシピさえあればなんでも作れる。今年受験生なので、お手伝いは一度卒業し、私の体調が悪いときだけ代わりに作ってもらえている。今年は妹に手伝いを始めさせた。興味があるうちにできる家事を増やしてあげて、大人になってから自分で学ばなければならない手間を減らしてあげたい」(38歳/女性/子ども12歳と9歳/主婦)

「子どもにやらせてよかったお手伝い」の第1位にランクインしたのは、食事作りに関するものでした。

お米をとぐ、盛り付けを手伝うといったことから、子どもだけでまるまる一食作る、というものまで、楽しんで料理する気持ちを尊重しながら、上手にサポートしている親御さんが多いようです。

きちんとした食事を作る力を身につけて、自立した生活を送ってほしいとの親心が垣間見えました。

そのほかにこんな回答も

「買い物は社会性が身につくため、おすすめです」(42歳/男性/その他)

「可能な範囲で仕事(自営業)を側で見てもらい、物事に対しての責任や、仕事で得た報酬により当たり前の生活を送れることを感じてもらっている。お手伝いを途中でやめることがなくなった」(37歳/男性/子ども8歳/その他)

「ご飯の用意や洗濯ものをたたんだり、シャンプーの詰め替えを手伝ってもらったり。見えない家事と言われているものをすることで、自分が思っている以上に親が色々していることを知ってもらえたから」(45歳/女性/その他)

表に出ることも出ないことも含めて、様々な家事があり、それをする人がいてはじめて毎日の生活が快適に回っています。そのことを子どもに知ってもらうために、夏休みの機会を利用して、“お手伝い”を推進してみてはいかがでしょうか。

“お手伝い”を、毎日のルーティンとしてコツコツ続けられるお子さんもいるでしょうが、声をかけて都度やってくれる場合もあると思います。

子どもに合ったやり方で、お手伝いの習慣を身に付け、自立した生活が送れるように一歩ずつ成長していってほしいと、皆さんの回答から改めて感じました。

プロフィール

新井円
新井円

ライター、J.S.A.ワインエキスパート。札幌の編集プロダクションに勤務し、北海道の食・旅・人を取材。夫の転勤で上京後、フリーでライティングや書籍の編集補助に携わる。小学生のころから料理、生活、インテリアの本が好きで、少ない小遣いで「憧れに近づく」ために工夫し、大学では芸術学を専攻。等身大の衣食住をいかに美しく快適に楽しむか、ずっと大切にしてきたテーマを執筆に生かしたいです。小学生のひとり息子は鉄道と歴史の大ファン。

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