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子どものお手伝い「やらせてよかった」「やらせなければよかった」ことを小学生のママに聞いてみました

子どもの成長とともに、家事を手伝ってもらう機会もありますよね。家の中でやらなくてはいけないことが理解できるとともに、子ども自身の成長にもつながる機会が「家のお手伝い」ではないでしょうか。

そこで、『kufura』では、小学生のお子さんを持つママ121人に「やらせてよかったと思うお手伝い」「やらせなければよかったと思うお手伝い」についてのアンケートを実施しました。

助かる!成長する!「やらせてよかったお手伝い」

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親も助かる!「洗濯物の片付け」

洗濯ものをたたむこと。最初はぐちゃぐちゃにたたんでいたが、今ではかなりきれいにたためるようになった」(47歳/主婦)

洗濯ものたたみ。きれいにそろえてマナーを知る」(48歳/主婦)

洗濯物たたみ。おしゃべりしながらたたむと楽しい時間を持つことができ家事も終わる。一石二鳥」(41歳/主婦)

洗濯物のたたみ。整頓ができるようになった」(38歳/主婦)

洗濯物干しとたたみ。自分のことは自分で出来るようになった。また弟や妹の見本になって下の子も手伝ってくれるようになった」(45歳/その他)

家族全員分の洗濯物をたたむ作業はけっこう手間も時間もかかるもの。なにより多かったのが「助かる」という声でしたが、子ども自身が整理整頓をできるようになるというのもこのお手伝いのいいところですね。

生活リズムが整っていいこといっぱい「食器洗い・食器運び」

食後の後片付け。母の労働の軽減。遊びと食事の時間のメリハリがついた」(41歳/総務・人事・事務)

食器洗い。綺麗に残さず食べてくれて、食べるペースも早くなった」(36歳/主婦)

食器洗い。食器洗いをすることで、料理にも興味がわいた」(39歳/主婦)

食べた食器の片付け。食べられることへの感謝の気持ちを身につけることができた」(38歳/その他)

食器を運ぶこと、身の回りの片付けをすることで、忘れ物なしで学校行けてます」(41歳/主婦)

幼いうちから、割れにくい食器などは自分で片付ける習慣をつけておく家庭も多いのではないでしょうか。使った食器の後片付けに参加することで、食事は食べるだけでなく調理や後片付けがあることや、子ども自身の食への意識を高めるきっかけになっているようです。

食の大切さが理解できて自主性も芽生える「ごはんづくり」

食事づくりのお手伝い。自分が作ったものだと苦手な野菜なども食べてくれるから」(39歳/主婦)

ご飯づくり。料理のお手伝い。本人がやりたいと言ったのでやらせているが、料理のつくり方、調理器具の扱い方等を自然と学べている。また、自分で手伝ってつくったので、料理への愛着がわき、残さずに食べてくれる」(43歳/主婦)

お米研ぎ。お米を大切に食べるという気持ちが芽生えて、残さず食べるようになりました」(35歳/主婦)

ごはん、お菓子づくり。包丁の使い方がとても上手になったのと、調味料の量など算数的な思考がついた」(35歳/その他)

ごはんの調理のお手伝いは、「食べ物を残さず食べてくれるようになった」という声が多く寄せられました。それだけでも親としてはうれしいですが、料理は身につけておきたい家事スキルのひとつなので、ちょっとしたお手伝いから参加してもらって興味を持ってもらいたいですね。

自分のものは自分で!責任感も身につく「掃除」

帰って来たら、家族の靴を綺麗に片付ける事です。みんな、靴はいつも脱いだままの状態でしたが、片付けるお手伝いをする事により、自然と毎日靴を片付けるようになりました」(40歳/その他)

お風呂掃除。少し責任感がついたような気がする。排水しにくかったら排水口のゴミを取るなど、自分で考えてやるようになった」(48歳/主婦)

お風呂掃除。手伝いに興味を持った」(41歳/主婦)

自分の部屋の掃除、汚さなくなったから」(58歳/主婦)

風呂掃除と食器洗い。自分で使ったものは自分で洗う、という習慣が身についた」(44歳/主婦)

玄関やお風呂など、家族が使う場所の掃除をすることで、家族のなかの役割を果たしている責任感を持つことができるのが“掃除”のお手伝いのいいところと言えそうですね。また、その場所をきれいに使うという気持ちも芽生えるようです。

命の大切さがわかる「植物やペットのお世話」

メダカの餌やり。お花の水やり。生き物の観察力がついた」(49歳/主婦)

ペットのゲージそうじと餌やり。生き物を大事にし、優しい心を養うことがよりできるようになった」(46歳/主婦)

うさぎのお世話。自分でもできる事が増えたと実感し、自信につながった様に感じる」(43歳/主婦)

生き物の世話。メダカや猫の世話をしてもらうことで生き物の大切さがわかっていると思う」(35歳/デザイン関係)

植物や動物の世話をすると、命に対する責任感が身につくだけでなく、情緒的にもいいことがあるようです。筆者の家にも猫がいるのですが、子どもが猫のお世話に参加するようになってから、よりいっそう猫を慈しむ気持ちが育ったと感じます。

手軽なものから思考力が必要なものまで!その他の回答

食事前のテーブル拭き。こぼしても自分でうまく拭けるようになった」(31歳/主婦)

新聞とり。気になる記事を読むようになった」(44歳/その他)

朝のゴミ出し。分別の気持ちが芽生えた」(41歳/主婦)

おつかい。単に品物を指定して買ってもらうだけでなく、“◯◯円以内で葉もの野菜を”“◯◯円以内で赤いものを”というように、ある程度子供の判断に任せるやり方も織り混ぜています。思いの外上手な買い物をして帰ってくるので、頭の体操になっている様子です」(40歳/その他)

テーブル拭きや新聞とりなど、毎日のルーティンの中でのちょっとした家事のお手伝いは、子どもにとっても取りかかりやすく達成感も得やすいもの。成長に合わせて、お手伝いのレベルを上げているという方も見られました。子どもがお手伝いを楽しめるような工夫をしていくと、自然とお手伝いスキルが上がっていきそうですね!

思わずヒヤリ…のことも「やらせなければよかったお手伝い」は

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次に、「やらせなければよかったお手伝い」も。

半分以上の方が「やらせなければよかったと思うのはありません。失敗もあるから今できてます」(41歳/主婦)のように「なし」との回答だった一方、以下のような声も上がりました。

食器洗い。まだまだ、洗い残しやすすぎ忘れなど…根気強く教えていますが、途中で水遊びなどをしてしまい…ちょっと早かったかな?という感じです」(46歳/主婦)

ガラスの食器を下げる。運ぶのに失敗し、ガラスの破片が床に落ち、怪我をしそうになった」(39歳/主婦)

じゃがいもの皮をピーラーで剥く作業をせがまれて渡したら、案の定手指の皮までいってしまって大泣きしてしまった」(40歳/その他)

下の子の面倒。いたずらを覚えた」(33歳/総務・人事・事務)

「やらせなければよかった」と答えている回答は、お手伝い自体が悪いというよりも「年齢的にはまだ早かった」というものが目立ちました。特に、料理で刃物や火を扱って怪我ややけどをしてしまうなど、“子どもが痛い思いをした”というものが多いようです。

これも経験、とは思うものの、子どもの成長に合わせたお手伝いをして“家族の役に立っている”“喜ばれている”という成功体験も味わってほしいというのも親の本音ではないでしょうか。

 

子どものお手伝いは、親が助かるだけでなく、子どもの視野が広がって、自立心や責任感などの芽生えにもなるようです。子どもがお手伝いする姿を見ていると、知らない間に成長している様子も垣間見られるはずです。子どもにとって、取り組みやすく楽しめるお手伝いを習慣づけるのが“やらせてよかった”と思えるポイントとも言えそうですね!

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