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習い事、悩ましいこともあるけれど…「続けてよかった子どもの習い事」ランキング

そろそろ新年度に向けての準備のシーズン。進学や進級のタイミングに合わせて、お子さんの習い事をどうするか、検討しているご家庭も多いのではないでしょうか?

新しいことを始めるにせよ、逆に、これまで続けてきた習い事をやめるにせよ、子どもにとって何が最善の選択なのかは、かなり難しい問題ですよね。

そこで『kufura』では、20代~50代のお母さん165人を対象に、“続けてよかった子どもの習い事とその継続期間”をテーマにアンケート調査を実施しました。まずは、満足度の高い習い事トップ5ご紹介します!

第5位:そろばん…7票

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「小1から小6までそろばん。暗算が得意になる」(54歳/主婦)

「そろばんを6年間。大人になってもつかえる」(38歳/その他)

「年長から小2までそろばん。算数の成績向上に役立っている」(46歳/総務・人事・事務)

今では日常生活でほぼお目にかかることのないそろばん。しかし、習い事として続けていると、計算・暗算能力だけでなく、右脳が鍛えられたり、暗記力が高まったりなど、さまざまな効果があるといわれています。

費用も比較的かかりませんし、実は、かなりコスパのいい習い事かもしれませんね。

第4位:習字…12票

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「幼稚園から小学5年生まで習字。いくらPCでテキストを作成する時代になっても人の前で文字を書く機会はまだまだあり、汚い字はいい印象を人に与えられないから」(59歳/主婦)

「書道。現在小1で入学時に始めたが、癖ができる前に正しい字の書き方を覚えてる気がする」(37歳/主婦)

「小1から現在(小3)まで習字と硬筆を続けている。字がどんどんうまくなっている」(36歳/総務・人事・事務)

デジタルが主流の現代においても、美文字は一生もののスキルですよね。悪筆の筆者などは、字のきれいな人を見かけると、いつも自然と尊敬の念を抱いてしまいます。

第3位:英語…17票

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「4歳から中1まで英語。中学校に入ってからも英語だけは苦労せず良い点がとれている」(40歳/総務・人事・事務)

「英語教室。通ってまだ3カ月だけど、英語の苦手意識をなくし、将来の選択肢が増えることを期待している」(28歳/主婦)

「6年間くらい英会話。子どもがスムーズに会話している姿をみるとよかったと思う」(40歳/主婦)

小学校での必修化もあり、ますます注目度が高まる英語の習い事。教室に通わせるのではなく、家庭で英語教材を使っているうちに、子どもが自然と英語を話せるようになった、というコメントもありました。

英語の習い事と一口に言っても、今はオンライン教室なども充実しつつあるようなので、お子さんに合った方法を試してみるといいかもしれませんね。

第2位:ピアノ…20票

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「年中から小6現在までピアノ。音楽の成績ももちろんいいし、学校内でも活躍の場がある。合唱コンクール等」(46歳/総務・人事・事務)

「3歳から現在(小1)までピアノ教室を継続中。コツコツ練習する習慣がつき、集中力がついた気がするから」(38歳/主婦)

「小3から中3までピアノ。指先を使うので、頭が良くなると聞いたことがあります」(48歳/主婦)

情操教育になり、継続力・集中力アップ効果もあるといわれるピアノ。子どものうちに習得しておけば、大人になってからもずっと趣味として楽しめるという点でもおすすめできる習い事だといえそうです。

第1位:水泳…30票

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「年中から小6まで水泳。子どもは嫌々続けていたと思っていたけど、中学生になって部活で水泳部を選んだ」(55歳/その他)

「3歳から7歳まで水泳。よく風邪をひいていたが、水泳を始めてからほとんど風邪をひかなくなり丈夫になった」(43歳/その他)

「生後10カ月から現在(小4)までプール。水への恐怖心も無いし、全身を使った運動なので、体にもいいと思った」(36歳/その他)

過去に実施した同種のアンケートでも常に上位をキープしている水泳教室が今回も首位! 体力作りにもってこいですし、通い続けるうちに少しずつ泳げる距離が増えたり、基本四泳法をマスターできたりすることは、子どもの自信にもつながります。

その他、続けてよかった習い事は?

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「小1から小6までサッカーチームに入っていたが、競技ではなく友達との接しかたを学べたと思う」(47歳/その他)

「小学校のとき6年間、剣道に行っていた。礼に始まり礼に終わるや、間合いなどが身に付いた」(58歳/主婦)

「小5から中1までトランポリン。コロナ禍の今となっては家でもできる運動をさせておいてよかったと思う」(48歳/営業・販売)

「中1から高校3年までギター。音楽をするのは、脳の発達に良いと思うから」(51歳/主婦)

「小2から高2まで和太鼓。発表会などが多く度胸がついた」(49歳/主婦)

「年中から現在(小5)まで学習塾。勉強するのが当たり前の生活になっている」(43歳/主婦)

「年中から現在(小6)まで公文を継続中。自立して学習をする習慣が身についた。先取りをすることで自信にもつながり、計算も早くなり、英検も取得できた」(49歳/その他)

「小3から小6まで通信教材。小学生のときだけだったが、基礎学力や勉強習慣が身についたのか、中学高校と学習塾に通うこと無く、部活に専念できた」(55歳/主婦)

技術や知識が身につくだけでなく、子どもの世界が広がったり、精神的な成長がもたらされたりするのは、習い事のかけがえのないメリットかもしれませんね。

 

今回のアンケートでは、「小1から小6まで」など、かなり長期間、子どもが習い事を続けた経験者からの回答が多く寄せられました。その習い事を続けてよかったのかどうか成果がわかるまでには、ある程度の年月を要するのかもしれません。

もちろん、子どもが心底嫌がっていることを無理やり続けさせるのは考えものですが、新年度からのお子さんの習い事について検討中の人は、お母さんたちの声をぜひご参考にしてみてくださいね。

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