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新型コロナの影響で「お年玉のキャッシュレス化」が進む!? いまどきのお年玉意識調査

2020年も残すところ1カ月半。今度の年末年始はいつもとはちょっと違う過ごし方を余儀なくされそうですが、お正月の風物詩である「お年玉」にも変化があるのでしょうか? 総合マネースクール「ファイナンシャルアカデミー」が全国の子どもを持つ男女300名を対象に実施した調査から見えた、時代に合わせたお年玉への認識の変化についてご紹介します。

お年玉もキャッシュレスの時代?意識の変化が加速

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「キャッシュレスのお年玉」に過半数が賛成!

まず、全国の子どもを持つ男女300人に、お年玉のキャッシュレス化についてたずねたところ、「とても良いと思う」が10%、「まあ良いと思う」が41%と、過半数の人がキャッシュレスのお年玉に対し肯定的な考えを示しました。過去2年間に実施した同調査(調査対象者は同条件)では、賛成派が30%台だったのに対して大幅な増加です。これは新型コロナウイルスの影響もありそうです。

賛成派の声「コロナ感染リスク軽減」&反対派は「ありがたみがわからない」

また、その理由をたずねたところ、キャッシュレスでのお年玉賛成派は、昨年までの 「支払いが便利」という声に加え、今年は新たに、新型コロナウイルスに関連した「非接触なので感染リスクを軽減できる」「帰省で会えなくても贈ることができる」といった声も聞かれました。一方、反対派は「お金のありがたみ、価値がわからない」という意見が圧倒的多数に。

過半数が賛成でも、実際にキャッシュレスでお年玉をあげる人は、未だ1割

では実際に「2021年のお正月、子どもにお年玉をどのようにあげますか?」とたずねたところ、「キャッシュレスであげる」という人は、実際には全体の約1割に留まりました。

2021年のお年玉、キャッシュレスであげる理由のトップは「コロナ対策」

さらに「お年玉をキャッシュレスあげる」と回答した人にその理由をたずねたところ、「新型コロナウイルス対策として衛生面で安心だから」「帰省自粛で現金のお年玉を渡せないから」といった今年ゆえの理由が同率で首位となりました。なお、キャッシュレス手段としては「◯◯Payなどのスマホ決済」「nanacoなどのプリペイド型電子マネー」「Suicaなどの交通系ICカード」が上位にあがりました。

 

お年玉はお金について学ぶ絶好のチャンス!

このように、新型コロナウイルスの影響や政府によるキャッシュレス化推進施策もあり、年中行事である「お年玉」にも大きな変化が起こりつつあることが分かった調査でした。最近では親自身がキャッシュレス決済に慣れたことが、「キャッシュレスのお年玉」を、より肯定的に捉える要因になったのではないでしょうか。

お年玉は子どもたちにとって、お金について学ぶ絶好の機会。現金・キャッシュレス問わず、計画的にお金を使う、貯金する、欲しいものとの金額のバランスについて考えるなど、親子で一緒にお金について考えてみてくださいね。

【調査概要】

調査テーマ :「コロナ禍のキャッシュレスとお年玉に関する意識調査」
調査方法: インターネットによるアンケート調査
調査地域: 全国
調査対象 :子どもがいる男女300名
男女比:男性 50%、女性 50%
年齢構成:20代 2%、30代 11%、40代 33%、50代 54%
調査実施日 :2020年11月2日(月)
調査:日本ファイナンシャルアカデミー株式会社:https://www.f-academy.jp/

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