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参考になります!先輩ママの「七五三でこうしておけば…」8つのたられば

11月15日は、子どもの成長を祝う「七五三」。晴れ着を着せてお参りするのが一般的ですね。子どもの晴れ姿に気合の入るママも多いかと思いますが、なかなか思う通りにいかないこともあるようで……。
そこで『kufura』では、お子さんの七五三を経験済みのママ167人にアンケートを行い、「七五三のお祝いの時に後悔したこと、失敗したこと」について聞いてみました。

1:3歳過ぎてからお祝いすればよかった…

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「3歳を過ぎてからやればよかったです。着物を着ることができませんでした」(34歳/主婦)

「早生まれなので、2歳のときに写真を撮ったが、思うようにポーズをとってくれなかった」(37歳/その他)

「女の子で数えの3歳で七五三のお祝いをしたので、着物を着せたので子供ががしんどくなってしまって、写真撮るのが大変だった」(60歳/主婦)

満年齢だと3歳になっていないけれど、数えで3歳だから……とお祝いしたご家庭も多いのではないでしょうか。

あるママからは、落ち着きがなかったり着物の着付けを嫌がったりして、お参りや写真撮影に一苦労だった……との声が聞かれました。必ず数えで、という決まりがあるわけではないようなので、お子さんの様子次第では時期をずらすことを検討してみてもいいかもしれませんね。

2:無理に和装でなくてもよかったかも…

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「着物を着るのを嫌がって泣かれたので無理に着せなくても良かったかも」(39歳/主婦)

「3歳ちょうどでやりましたが着慣れないせいもあり歩かず抱っこをせがみ…シングルマザーで育てていたので当時は大変でした。写真もろくに撮れず早々と帰宅したのを覚えています」(34歳/主婦)

「長時間着物を着せたので疲れさせてしまった」(64歳/主婦)

「3歳のお参りの時、草履を履かせたが、痛くて途中から抱っこになってしまった。お参りは靴か履きなれたものにすればよかった」(30歳/公務員)

「3歳の時に、慣れない羽織袴に草履でお参りに行きましたが、初めて履く草履で歩き難そうでした」(60歳/主婦)

「着物だからと言って無理に草履をはかせなくていい」(46歳/主婦)

七五三のお祝いでは、和装を選ばれる方が多いかと思います。3歳ならではの姿はとっても可愛らしいですよね。しかし、お子さんにとって和装は普段着慣れないもの。とくに草履で足を痛めてしまったり歩き疲れてしまった子が多いようです。履き慣れた靴も持参しておくとよさそうです。

3:ぐずり・緊張対策を考えておけばよかった…

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「神主さんの前で号泣が、止まりませんでした(汗)。目新しいおもちゃなどを用意していけば良かったです」(51歳/主婦)

「三歳の七五三で緊張して全く笑わず緊張でガチガチだったので、リラックスできるおもちゃなど持参すれば良かった」(51歳/主婦)

「天気も心配だが、子供の気分もよく変わるので、機嫌がいいうちに写真を撮っておく。おなかがすくと機嫌が悪くなるので、着物をよごさずさっと食べられる小さなお菓子を持っているといいかも」(55歳/主婦)

「写真撮影のとき長時間で子供が疲れてしまい集中力がなくなるので、お菓子やジュースを持参していけばよかった」(43歳/主婦)

子どもの気分はコロコロと変わりやすく、いつご機嫌ななめのスイッチが入るか分かりませんよね。お参りの時に大泣きしてしまったり、撮影させてもらえなかったり、または慣れないことなので緊張してしまう子も……。トホホな経験をしたママからは、お子さんの気を引くアイテムやおやつを持っていけばよかったという声が聞かれました。

4:スケジュールに余裕をもってしっかり段取りしておけばよかった…

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「なかなか着物を着なくて苦労した。結局トトロを見せながら着付けたらすんなり着てくれた。時間かかりすぎて予定を入れ替えたり大変だったので、もう少し時間に余裕を持って予約しておけばよかった」(34歳/主婦)

「写真撮影が午後からの子供が眠くなる時間で、機嫌が悪くなってしまい時間がかかってしまったから」(34歳/主婦)

「神社に早めに行ってお願いしていれば良かったと思った。受付も混んでいて、スムーズさがなかった」(43歳/主婦)

「神社がかなり混んでいてゆっくり撮影ができなかったので、時間をずらして少し頑張って朝早く行けば良かったです」(48歳/その他)

「神社が混んだりするので、時間にゆとりをもって、イメージトレーニングをしておいたほうがいい」(39歳/総務・人事・事務)

今回のアンケートで多くの方から寄せられたのが、時間に余裕をもっておけばよかった、段取りをしっかり立てておけばよかったという声。着付けや撮影で思いのほか時間がかかったり、神社の駐車場や受付が混雑するなどしてゆっくりできなかったという経験をされた方が多いようです。シーズン中はどこも混雑しがち。スケジュールはゆとりをもって組んでおくとよさそうです。

5:撮影とお参りは別日にすればよかった…

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「写真館での着物の着付けを嫌がり、撮影中ずっと泣いていた。いい写真がなかなか撮れずに、時間がすごくかかってしまった。着付けのあとのお参りでは、泣きつかれて爆睡してしまい、ずっと抱っこをしていた。写真撮影とお参りは別日にするべきだった。しかし、今になってはそれもいい思い出で、笑い話となっている」(47歳/主婦)

「写真を前撮りすればよかったです。当日は早く脱ぎたがって、写真がどの顔も暗い表情だから」(48歳/主婦)

「写真撮影は別の日かもしくはお参りする前が良かった。当日、お参りを先に済ましたが慣れない着物を着て子供が写真撮影の際疲れて眠たくてぐずって可愛く撮れなかった」(25歳/その他)

「写真の日とお宮参りを同日に行ったら、ごはんが食べられずぐずぐずしていた」(41歳/主婦)

当日の段取りについて、お参りと写真館での撮影を別日にすればよかったという方も。お子さんのご機嫌や体力が1日持たず、写真の仕上がりがイマイチだった……なんて声もありました。ママとしては1度に済ませてしまった方が助かりそうですが、余裕があればお参りと撮影を別日に分けるのも手かもしれませんね。

6:しっかり写真を撮っておけばよかった/撮らなくてもよかった…

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「写真館で写真を撮影しなかったことを後悔している」(50歳/主婦)

「記念の為に写真屋さんで撮りたかったけど、撮らせてくれるタイプの子供でなかったので断念した。でも撮っておけば良かったと思ってる」(42歳/主婦)

「汚したら困るので、すぐに着物を脱いでしまったのですがもう少し長時間着せてたくさん写真をとればよかったと思います」(42歳/主婦)

「神社にはいかず写真だけで終わらせた。神社での写真だけでもとればとおもっています」(38歳/営業・販売)

写真館で撮影しなかった、晴れ着姿の写真があまり残せなかったなど、撮影に関する後悔も多く集まりました。写真は思い出が形として残せて見返す楽しみがありますし、プロの手で撮られた一枚は一生ものとなるかもしれません。

「写真館などで撮影せず、スマホで充分だと思った。高い写真代だった」(50歳/主婦)

一方で、写真館での撮影は結構お値段がかかるため、スマートフォンでの撮影で十分だったとの声も。どちらにしても、子どもの一生に一度の晴れ姿、後悔のないよう残しておきたいですね。

7:主役の子ども以外にも気を使えばよかった…

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「下の子の7歳の時、上の子も一緒にお参りに行ったが、上の子は完全に普段着だったので、妹と一緒に写真を撮る時がかわいそうだった。兄弟同伴で参拝するなら、当事者でなくても、それなりの格好をさせてあげる方が良かった」(46歳/その他)

「子供の衣装ばかり考えていて、自分は雑になってしまった」(39歳/その他)

「もっと自分自身の身なりをちゃんとすればよかった」(42歳/主婦)

七五三は主役となる子どもに注力し、兄弟姉妹や親は後回しになりがちかもしれません。ただ、家族そろって写真を撮ることもあるでしょうから、主役でなくとも衣装などには気を遣っておきたいところ。主役に華を添えられるようであるといいですね。

8:夫婦だけでのお祝いにすればよかった…

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「義母が一緒だったこと。義母に気をつかうことにいっぱいいっぱいで娘の可愛さを全然堪能できませんでした」(37歳/主婦)

「義理の母など呼ぶと色々決められてしまうから、夫婦だけでやった方が良い」(47歳/主婦)

「気を遣って夫の実家で七五三をお祝いしましたが、あちらがぜんぜん乗り気じゃなかったので、もうイベントごとは家庭内でするようにしようと決めました」(38歳/主婦)

相談に乗ってもらえるのは助かりますが、いろいろ決められてしまうのは正直ありがた迷惑。かといって、関心が薄いのもちょっと寂しい……。義母に対して気疲れした様子や義実家に対するママの本音も聞かれました。

他にも、写真館や神社はなるべく自宅から近い場所にすればよかった、食事の時に着物を汚してしまったので洋服に着替えさせればよかった、雨天時の備えをしておけばよかったなど、後悔の声は数々寄せられました。

 

いかがでしたか?

“後悔先に立たず”。先輩ママたちの声を参考に、できることは備えておくと安心ですね。それでも、「七歳の七五三の前の日!自分で髪を切ってしまい!大変でした」(62歳/主婦)、「前日に派手な兄弟ゲンカをし、自業自得だと思って眺めていたら顔にキズを作ってしまった。写真が全てキズ入り顔」(46歳/総務・人事・事務)なんて予想外のハプニングも(笑)!

ちょっと大変な思いをしても、「あの時は……」と笑い話にできるといいですね。なによりも、お子さんの成長を祝う気持ちを大切するのが一番。素敵な七五三のお祝いとなることを祈っています。

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