6割の家庭では学習机を購入していた!
nullアンケートにご協力頂いたのは、小中学生の子どもがいる125人の女性。学習机の購入率は以下のような結果でした。
学習机を購入した・・・62.4%
購入していない・・・32.0%
上の子だけ購入した・・・5.6%
6割の家庭で学習机を購入していましたが、3人に1人は「購入していない」と回答しています。
続いて「購入した」と回答した家庭と「購入していない」と回答した家庭が、それぞれどんな利点や不便を感じているのか、聞いてみました。
学習机購入のメリット・デメリットは?
nullまずは、学習机を購入したグループの使用状況についてです。
最初に学習机を購入したメリットとデメリットを聞いてみました。
【メリット】
(1)学習に集中できる
「勉強の習慣がつく」(40歳・総務・人事・事務/子7歳・10歳)
「集中して勉強できる」(44歳・主婦/子10歳・13歳以上)
(2)整理整頓しやすい
「持ち物の管理がしやすい」(44歳・主婦/子12歳・13歳以上)
「自分の物の整理整頓ができる」(46歳・主婦/子10歳・13歳以上)
学習机を購入している家庭からは、低学年のうちはあまり使わなかったけれども、学習時間が伸びるにつれて徐々に役立つようになったという声が複数寄せられています。子どもが望む学習環境は成長とともに変わっていくようです。
【デメリット】
続いて、デメリットに関する回答です。
(1) 子どもが使わないこともある
「結局、宿題はリビングでするし、物置のようになっていて使わない」(48歳・ その他/子13歳以上)
「ただの物置になること」(39歳・総務・人事・事務/子12歳)
(2) 場所を取る
「場所をとること」(32歳・主婦/子・2歳12歳)
「部屋が狭くなる」(39歳・主婦/子7歳・10歳)
学習机が活躍した家庭がある一方で、子どもが居心地のよいリビングで学習してしまい、ただの“物置”になってしまったという体験談も寄せられています。
ちなみに、学習机の置き場所は、子ども部屋が63人、リビングルームが15人。子ども部屋に設置している家庭が多数派です。
リビングルームに設置している理由は、以下のような理由がありました。
「リビング。何をやっているのか、よくわかるから」(48歳・主婦/子 10歳)
「まだ宿題をみてあげる必要があるから」(31歳・総務・人事・事務/子5歳・7歳)
「中学生の子は、子ども部屋に。小学生の子はリビングに」(44歳・主婦/子12歳・13歳)
住宅事情や、学習指導の必要性を踏まえて、リビングルームを選択していました。
学習机を「購入していない」家庭が感じているメリット&デメリットは?
null次に学習机を購入しなかった家庭に、現在感じているメリット・デメリットや、子どもの学習場所について聞いてみました。
【メリット】
(1) 勉強を見てあげられる
「リビングで勉強を見てあげられる」(30歳 主婦/子5歳・7歳)
「同じテーブルで、お互い違うことをしながらも、わからないことを教えたり、状況を把握できたりすること」(37歳・その他/子12歳)
「リビングで勉強しているので、勉強内容がよくわかる」(42歳・主婦/子2歳・10歳)
(2) 部屋が狭くならない
「部屋のスペースを広く使える」(37歳・その他/子12歳)
「場所をとらない」(37歳・主婦/子8歳・11歳)
回答者から多くあがっていたのは、「親の目が届く」というメリットでした。リビングで勉強することで、得意・苦手が把握しやすくなると感じているケースもあるようです。
【デメリット】
(1) 部屋が散らかりやすい
「置き場がなく買っていない。教科書などのしまい場所がないので散乱してしまう」
(49歳・主婦/子12歳)
「教科書等の荷物が雑然とする」(44歳・主婦/子5歳・9歳)
(2) リビング学習では集中できない
「リビングにはテレビやゲームがあるので集中できない」(46歳・主婦/子8歳・11歳)
「テレビを消さないと集中できない」(47歳・主婦/子7歳・13歳以上)
学習机を購入したグループからは、「物置になってしまった」という声も聞かれましたが、購入していないグループからは物を置く場所に困っているとの声が寄せられました。
また、リビングでの学習が軌道に乗っている家庭がある一方、リビングの学習環境に問題意識を感じ始めている家庭もありました。
以上、今回は学習机事情についてお届けしました。
アンケート結果を参照すると、熟慮したうえで、現在の学習スタイルが確立している家庭が多く見受けられました。子どもの性格や年齢、住宅事情によっても、正解は異なるのでしょう。
学習机の購入を迷っている方は、今回ご紹介したような様々な意見を参考にしてみてはいかがでしょうか。