常に家族のケアを必要としていた子どもとの離れ離れの時間がどんな風になるか、想像するのは難しいですよね。
というわけで今回は、子どもの入園準備を経験した159人の女性に「初めて入園準備をした”あの頃の自分”に、もし”今の自分”から伝えられることがあるとしたら、何を伝えたいですか?」と聞いてみました。
「手作りグッズの用意、がんばりすぎなくていいんだよ」
null入園前の説明会ではたくさんの園グッズを用意するように言われますが、「手作り品にこだわらなくていい」という声が集まりました。
「手さげバックは凝りすぎたものを作ったらダメだよ! 裏地、切替ありとか作ると重くなって使いづらいからキルトのみでつくって!」(35歳・主婦)
「手作りにこだわらなくても大丈夫」(45歳・総務・人事・事務)
「手作りで大変な時間かかったけど、市販のでも全然大丈夫! その分子どもと遊んであげられる時間増えるよ」(40歳・主婦)
手芸が苦手なのに無理をして手作りした場合、子どもとの時間が削られたり、ママがイライラしてしまうこともあるようです。市販品で間に合わせたり得意な家族に頼んで乗り切る人も見受けられました。
「良い機会だから手作りを楽しんで」
null反対に、「手作りを楽しんで」という声も。
「今だけなので、手作りしてあげて!」(35歳・主婦)
「手作りバッグにすれば良かった」(49歳・主婦)
なんでも買うことができる時代、手作りのバッグを長く使わせられるのは限られた期間であることを、子どもが成長するとしみじみと感じることがあるのではないでしょうか。
「園用の服は機能性を重視して」
null服選びの際、大人目線でついデザイン性を重視しがちですが、機能性の重要さを過去の自分に説く女性も見受けられます。
「衣類は体にあった動きやすいのがいいよ」(35歳・主婦)
「ブランドのお気にいりの洋服に限って紛失するから安い服で良いよ」(48歳・その他)
制服着用の園を除き、子どもが思い切り遊んで、土や粘土や絵の具で洋服を汚してもイライラしないように、日常の服はアクティブに動ける服を用意するとよさそうですね。
「張り切って買いすぎ注意」
nullいろんな物を買いすぎてしまったという失敗談も寄せられています。
「必要最低限で回すこと! あっという間にサイズが合わなくなるし」(37歳・主婦)
「あれやこれや過剰に準備したけどそんなに必要なかったよ」(54歳・主婦)
「準備し過ぎて、使わない物があった。よく調べてから購入すべきだよ」(53歳・主婦)
「子どもはすぐに成長するから、服を買いすぎないでね」(41歳・その他)
実際の園生活が始まると、“本当に必要なもの”がわかってきます。先輩ママに話を聞きながら準備して、「足りなかったら買い足せばいい」というやり方が功を奏した女性も見受けられました。
「準備は早めにね」
null入園直前になってあわててしまった過去の自分へのアドバイスも。
「早めに何が必要か、調べて準備をしよう。焦って購入すると、無駄が出る」(37歳・その他)
「準備等は早めにしておかないと直前になって始めると困ることが出てくるよ」(41歳・総務・人事・事務)
直前でも用意しやすいもの、その逆でショッピングセンターや通販サイトでないと手にはいらないものがあるので、事前に調達先を決めておくといいかもしれませんね。
「準備と園生活を楽しんで」
null40代後半以上の女性からは「楽しんで」というアドバイスが寄せられています。
「しなければいけないことをあれこれ思いまどわずに、二度と戻ってこない子どもの幼稚園時代を十分楽しもう」(58歳・主婦)
「色々準備するの楽しかったね」(53歳・主婦)
「準備は大変だけど幼稚園で成長する子どもを見るのは楽しいよ」(48歳・主婦)
子育て期が進むと、子どもが小さかったころの時間がまぶしく感じられることもあるのではないでしょうか。苦労よりも楽しかった思い出が胸に残ると思うと、園生活が楽しみになりますね。
「なんとかなるから大丈夫!」
null最後に、今回のアンケートでは不安だった“あの頃の自分”を励ます声が最も多く集まりました。
「そんなに構えなくても、子どもは子ども同士で人間関係築き上げていくよ!」(33歳・主婦)
「忙しくて不安な面もあるけど、入園したら子育ても少し楽になるから大丈夫だよ」(33歳・主婦)
「頑張りすぎなくても、なんとかなるから、大丈夫だよ」(38歳・主婦)
「いろいろあるけどどうにかなるから頑張って」(52歳・主婦)
子どもの情緒不安定、準備の過不足、毎日の送り迎えの負担など、不安はあっても「なんとかなる」という声が多く集まりました!
今回は、入園準備をしていた“あの頃”の自分に言いたかったことについてお届けしました。
子どもが園生活にすっかり慣れ、楽しく通うようになる日が待ち遠しいですね!