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「日焼け止め」家族で共用する?しない?一緒に使う派と使わない派にその理由を聞いてみると…

紫外線対策のための日焼け止め。1年中使うようにしている人も増えていますが、やはり夏場は特に気にする人が多いのではないでしょうか。ドラッグストアでも特設のコーナーが出ていて、新製品も多数あると思うと何を選べばいいか迷うこともあれば、毎年使いきれない!と悩む人も多いよう。今回『kufura』では20〜50代の子どもがいる男女132人に「家にある日焼け止め」についてアンケート調査を実施しました。

家族の日焼け止め事情…意外に持っていない人も

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まず、日焼け止めを家族で使っているか、その本数や共用しているかについて尋ねてみると

  • 家族で1本を共用している・・・50人
  • 家族でそれぞれ別のものを使っている(2本以上所有)・・・49人
  • 家族全員が使っていない・・・23人
  • 家族で共用の1本とそれぞれ使う日焼け止めがある・・・5人
  • わからない・・・5人

という回答に。家族で共用する日焼け止めがある人は合わせて約40%、別々の日焼け止めを使用しているという人は約37%となりました。

そこで、家族で共用している人、していない人それぞれに、その理由や日焼け止めの選び方を聞いてみることに。

日焼け止めを共用する理由と選ぶポイントは…

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「使い切りたい」「お金がもったいない」などの理由が多数

一つ。自分が使うものを子どもにも使っているので。面倒なので共有している」(33歳女性/弁護士)

自分用に1個、家族用は持っていない。意外と使わずに1年持ち越したりするから。娘と共有している」(54歳女性/その他)

家族全員同じものを使う。回転を速くして使い切り」(59歳女性/教職員)

別に買うのは不経済だから妻が使っているものを転用している」(58歳男性/コンピューター関連技術職)

1本を家族で共用する理由は、「分けるのが面倒」という理由のほか「ひと夏で使い切れない」「分けて買うのはもったいない」といったものが大半を占めています。日焼け止めをいくつも持っていても荷物になったり使い切れなかったりと「もったいない」という思いが強い人が多くいました。

では、家族といえど同じものを使う場合、どういった観点で日焼け止めを選んでいるのでしょうか。

日常使いなら使用感、子どもと共用するなら低刺激

伸びが良くベタつかない手頃な価格のもの」(48歳男性/その他)

子どもと使えるものを選ぶ。紫外線吸収剤なし」(43歳女性/事務職)

日焼け止めの指数が高いこと」(45歳男性/金融関係)

子どもと一緒に使うことを考えると、刺激が少ないものを選ぶ傾向が強くなるようです。また、毎日使うなら使用感も大切。白浮きしない・伸びがよくサラッとしたテクスチャー・ベタベタ、キシキシしないものといった使用感をポイントにしている人も。なかには「SPFが高いもので、敏感肌用のものでスティックタイプのもの。手が汚れないのでこのタイプを好んでいる」(45歳女性/その他)というように、塗る時の使い勝手も含めて吟味しているという人も。

日焼け止めを共用しない理由と選ぶポイントは…

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「肌質や好みが違う」「目的別」が多数。意外な理由も

自分と妻の大人用と子ども用の2つ。子どもには低刺激のものを使わせたほうが安心できるので、自分たち大人用と子どもたち用とを使い分けている」(57歳男性/その他)

妻と子どもの日常用がそれぞれ1つずつ、自分は使わない。妻は香り付きが良いけど、子どもはなるべく無添加が良いから」(40歳男性/公務員)

各自カバンに入れて持ち歩いているので2つ。娘と私で一つずつで、夫は使わないです」(42歳女性/主婦)

各自もっているので3本以上(娘と妻は複数もっている)、計8本。衛生的に共有したくないらしい」(56歳男性/コンピューター関連以外の技術職)

置き場所で揉めるから2つ。父と私用」(39歳女性/その他)

家族といえど、肌質や好みは千差万別。日焼け止めは肌にのせるものなので、刺激になることは避けたいですよね。また、一緒に使うのは衛生面が気になるという人や、各自が持ち歩いたり置き場問題が発生するという人も。外にいる時間が長い場合、日焼け止めを塗り直す必要が生じます。別々にしているという人の回答をみると、家族の個々の生活に応じているのがうかがえますね。

個々の肌質と好みに応じて選べるのがメリット

自分が使う大人用は効果があり安いもの、子ども用は価格を気にせず低刺激のものを選んでいる」(57歳男性/その他)

子ども用は刺激が少ないものを選ぶ。自分用は絶対焼きたくないので強め」(43歳女性/その他)

みんな肌が弱いのでそれぞれ肌に合ったものを使用。子どもはプッシュポンプとスプレー、私はスプレータイプ」(44歳女性/主婦)

各々で日焼け止めを使い分けている人は、選び方も家族の好みを重視。特に子ども用や夫用の日焼け止めは日常的にサッと塗れるスプレータイプやポンプタイプなどを選ぶ傾向がみられました。

なお、今回のアンケートで「日焼け止めは家族全員使っていない」「わからない」という回答の28人中27人が男性でした。日焼け止めがあるという回答の中にも「夫は使っていない」という声が多くみられ、日焼け止めを塗る習慣がない男性は多くいるようです。筆者の家庭でも夫も息子も日焼け止めには無頓着。とはいえ、紫外線は将来の肌にも影響が出るうえ、強い日差しの中では日焼けによる炎症のリスクもあって、ハラハラしてしまいます……。

まだまだ日焼け止めが活躍しそうな陽気が続きます。ご家庭で日焼け止めを買うときに、今回のみなさんの声を参考にしてみてはいかがでしょうか。

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