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いつものケアで大丈夫?日焼け後のスキンケアで気をつけたいこと【皮膚科医が教える日焼け対策#3】

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8月も後半ですね。日焼けした後のスキンケア、いつもと同じになっていませんか? 日焼け後は肌にダメージが残っていることも多く、より慎重なケアが必要です。気をつけたい点を美容皮膚科医の宇井千穂医師に教えてもらいました。

日焼け直後の肌の状態は?

日焼け直後の肌はヒリヒリしたり熱を持っていることも多く、どのようにケアすればいいのか迷いがちです。そもそも日焼けしたまま放っておくと、肌はどうなってしまうのでしょうか。

「従来、皮膚は身体の内部の大切な水分などを外へ出さないよう、防ぐ役割もしてくれています。しかし、日焼けした状態をそのまま放っておくと、普通の時よりも外部からの影響を受けやすくなり、トラブルも起こりやすくなってしまいます」(以下、「」内は宇井先生)

実際には、どういった状態になってしまうのでしょうか?

「ちょっとした洗顔でヒリヒリとした痛みを感じたり、お化粧品でかぶれてしまったり、普通の時よりも反応しやすくなってしまいます」

日焼けした肌への対処の方法については、「日焼けはやけどって…本当?夏だからこそ知っておきたい基礎知識【皮膚科医が教える日焼け対策♯1】」、「日焼け後のかゆみがツライ!必要なケアは?メイクはしていい?【皮膚科医が教える日焼け対策♯2】」こちらも参考にしてくださいね。

日焼け肌へのスキンケア、気をつけたいのは洗顔です!

では日焼けで敏感になってしまった肌にはどういったアプローチでスキンケアしていけばよいのでしょうか?

「まず洗顔の仕方を変えることをおすすめします。お肌に負担をかけないように優しく洗うことを心がけましょう」

その際に使う洗顔料のおすすめはありますか。

「まず、お肌を刺激しないようにするためには泡立ちのよいものを使います。泡で出てくるタイプを使用してもよいですし、泡立てネットを使ってもよいでしょう。日焼け後のお肌には、洗顔料もクレンジングも特に刺激の少ないものを選びましょう。洗顔後にツッパリ感を強く感じてしまったり、ピリピリした刺激を感じたり、チクチクするような痛みを感じるものは避けてください」

肌への負担軽減のためにできること

しっかり泡立てることが肌への負担軽減につながるということでしょうか。

「しっかり泡立てることで、洗浄効果を高めるとともに泡が皮膚の間に入るので、摩擦を少なくして優しく洗うことができます。その分、肌へのダメージが軽減されることになります。ちょうどこぶし大ぐらいに泡立てて使用するようにしましょう」

優しく洗うことが必要ということですね。逆にごしごし洗ってしまうと、どのようなダメージが生まれるのでしょうか。

「洗顔時に過剰に洗浄してしまうと、肌の角質層に存在するセラミドや天然保湿成分まで洗い流してしまいます。同様にお肌を傷つけやすい洗顔ブラシやスクラブ洗顔もできれば避けてください」

子どもの日焼け対策もチェック!

夏の盛りは外遊びを控えてきたけれど、日差しが弱まってきたから「そろそろ子どもに外遊びを」という方もいるかもしれません。でも、まだまだ対策は必要です。どんなことに気をつければよいでしょうか。

「UVケアとしてお子さん向けにも様々なタイプの日焼け止めが出ています。ですが、それ以外にも帽子であるとか、傘などの物理的な紫外線の防御対策をあわせてしていただくのが効果的です。特にお子さんの肌は刺激に弱いので、大人より念入りに気を配って頂きたいです」

子どもが日焼けしてしまった場合のケアは?

それでもこどもが日焼けしてしまった場合、気をつけた方がよいポイントは?

「日焼けをしてしまった場合、お子さんはどうしても日焼けしたところを触りがちになってしまいますので、そこは触るという行為から気をそらせるなどしていただき、冷やした後には早めに保湿剤などの使用をおすすめします」

まだまだ日焼けのケアも対策も必要な季節。注意点を守って、肌ダメージを防ぎたいですね。


 

宇井千穂・・・皮膚科医。活性酸素とSOD(活性酸素を抑える抗酸化酵素)の研究による天然の治療薬を使い、アトピーを中心とした皮膚疾患の診察を行う。最近では美容皮膚科医としても活躍中。『女医+(じょいぷらす)』所属。

構成/青木麻紀

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