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もう買わないかも…「去年買って失敗したな〜」と思った暑さ対策グッズ

高温多湿な日本の夏は、ちょっと外出どころか、室内で休んでいても熱中症の危険があります。この時期は「暑さ対策グッズ」が必須ですよね。ところがなかには「全然涼しくない」「面倒で使わなくなった」……と不評のアイテムもありました。

そこで『kufura』では20〜50代の男女500人に、「暑さ対策に買って失敗したアイテム」についてアンケート。まさか人気のハンディ扇風機や冷感タオルも……!? 買って失敗したと思った理由も一緒に紹介します。

「ハンディ扇風機」パワー不足で涼しくない…

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「安いハンディ扇風機を買ったのが悪かったのかパワーが弱くそんなに涼しくなかったので結局使わなくなった」(38歳/男性/その他)

「安かったからしょうがないけど、充電電池がすぐにもたなくなって、コードをつなげると邪魔だし不便だった」(49歳/女性/総務・人事・事務)

価格を抑えたリーズナブルな「ハンディ扇風機」の中には、パワー不足で使えない製品があったようです。安くても良いグッズもありますが、猛暑を乗り切るためにはちょっと奮発したほうがいいかも?

「音が異常にうるさかったから」(50歳/男性/コンピュータ関連技術職)

「持ち運ぶのに意外とかさばったから」(38歳/女性/主婦)

携帯用なのに騒音や大きさが気になって使いづらいという声も上がっていました。

「冷却スプレー」涼しいのは一瞬だけですぐ暑くなる

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「冷感が持続しないのですぐ暑くなってしまう」(45歳/女性/主婦)

「冷えると言っても瞬間だけですぐに暑くなる」(36歳/男性/総務・人事・事務)

肌や衣服に吹きかけるだけでひんやりする「冷却スプレー」。手軽さが魅力ですが、冷感は一瞬だけという意見も……。

「シトラスのニオイがきつい」(45歳/男性/コンピュータ関連技術職)

「外出先で周囲に迷惑になりそうなので結局使えない」(57歳/女性/主婦)

効果はあったものの、においが強くて使いづらいと感じる人もいました。暑さ対策グッズには香りつきのアイテムもあるので、テスターがあればよいのですが、ないことがほとんどなので、使ってみないと香りの強さが分からないのが難点ですよね。レビューなど口コミをチェックしてから買うのも一案です。

「猛暑に焼けた肌に使うとヒリヒリしすぎたため」(41歳/男性/研究・開発)

刺激が強かったり肌に合わなかったりしたケースもありました。暑さのあまりすぐ使いたくなりますが、念のため使用上の注意を確認しましょう。

「冷感タオル」びしょびしょで持ち運びには不便

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「水にぬらすと鞄などにしまえなくなるため不便だった」(25歳/女性/総務・人事・事務)

「すぐぬるくなるし、肩はびしょびしょになるし。最悪でした」(52歳/女性/主婦)

水に濡らすとひんやりする「冷感タオル」は、外出先でバッグにしまえないのが難点と感じる人も。お出かけのときには気になりますよね。

「水を含むと重くなって使いにくい」(44歳/男性/コンピュータ関連技術職)

「くもりや雨の日は、湿度が高いせいで、タオルがなかなか乾かずにムシムシして気持ち悪い」(51歳/男性/その他)

ときに暑さ以上に気になるのは、ジメジメ&ムシムシの湿度ではないでしょうか? しっとりしたぬるいタオルは冷感どころか不快感をつのらせてしまうかも……。

「UVカット・日よけの服」暑くて長袖を着ていられない

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UVカットのパーカー。長袖は暑くて着なかった」(46歳/女性/その他)

「カーディガン。生地は薄いけど、長袖は、やはり暑い」(54歳/女性/主婦)

「着ていると思っていたより暑い」(44歳/女性/総務・人事・事務)

日焼けが気になる人に人気の「UVカット・日よけの服」。長袖で日差しを遮れば涼しくなるかと思いきや、逆に蒸し暑くなってしまうようです。湿度が比較的低い地域では活躍してくれるかもしれませんね。

「うちわ」あおいでいるうちに暑くなる

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「うちわであおいでいたら汗が噴き出した」(38歳/男性/総務・人事・事務)

「かわいいうちわ。かわいいだけで、あんまり良い風が来ない。結構な重量感で重たくて使えませんでした」(55歳/女性/主婦)

「すぐに壊れてしまった」(36歳/男性/その他)

日本古来の暑さ対策グッズの「うちわ」でさえ、近年の猛暑には歯が立たないようです。あおぐことでむしろ暑くなって汗が出ると感じた人もいました。デザイン重視で選んだものは耐久性にも使い勝手にも難ありのようです。

「扇子」に対しても、使い慣れていないからあおぐと手が疲れるという声が上がっていました。

番外編・・・ミニ水筒は持ち運びが面倒、冷感シート、冷風扇は?

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「冷風扇は氷や水の準備が面倒。あまり涼しくない」(39歳/女性/総務・人事・事務)

「冷感シートは拭いたときだけは気持ち良いが、その時だけなのであまり利用しなくなりました」(57歳/女性/主婦)

「カーテンは日射を遮るが風も通らない」(44歳/男性/その他)

「ひんやり冷感シーツ、期待して買ったらちっともひんやりしなくてがっかりしました。そんなに暑くないときには結構ひんやりするのに、役立ってほしい熱帯夜にはからっきし」(58歳/女性/学生・フリーター)

「ミニ水筒。保冷力も弱かったし自動販売機で缶ジュースを買えば十分だった。持って歩くのも面倒」(58歳/男性/学生・その他)

「冷感シャツは着用直後にはひんやりするが、すぐに冷感効果がなくなってしまう」(59歳/男性/総務・人事・事務)

定番になりつつあるミニ水筒も、荷物を軽くしたい人にとっては使い勝手がよいとはいえないアイテムだったようです。ひんやりするシートやシャツなどの冷感グッズも、期待が大きい分、はずれると不満が残りやすいのではないでしょうか。

ここまでアンケートをもとに「暑さ対策に買って失敗したアイテム」を紹介してきましたが、逆に「失敗したものはない」と回答した人もいます。同じ製品でも使う人の環境やニーズによって評価は変わるので、ぜひ自分に合う暑さ対策グッズを選んで、涼しく夏を過ごしてください!

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