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重いバッグはもう卒業!通勤時に「持ち歩くのをやめてスッキリ」したアイテム

在宅ワークも増えた昨今。通勤なし時間に慣れてしまった分、出社日がこれまで以上に面倒になったという人も多いのではないでしょうか。「通勤バッグ、こんなに重かったっけ」……そんな時、通勤バッグの中身を減らすことで、通勤時間が少しだけラクに感じられるはず!

そこで『kufura』では、20~50代の女性140人にアンケートを実施し、「通勤バッグに入れるのをやめてスッキリしたもの」や「身軽に通勤するための工夫」を調査しました。

かばんの中身を減らしたら、ぐっと身軽に!ほとんどの人が経験あり

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アンケートで「通勤バッグに入れるのをやめたらスッキリしたもの」がある、と答えたのは140名中なんと134名! ほとんどの人が“念の為”で通勤バッグを重くしてしまっていた経験があるようです。みなさんも、心当たりがあるんじゃないでしょうか。

回答が多かった「入れるのをやめてスッキリしたもの」とその理由をご紹介します。

案外メイク直しってしないかも?「化粧ポーチ」

「最低限のメイク用品を職場に置くようにしたら、バッグがすっきり」(48歳/研究・開発)

「化粧ポーチ。あれもこれもと入れがちだから、リップクリームなど必要最低限のものだけ持つようになった」(22歳/その他)

「結局は化粧を直さないのでティッシュポーチに必要なものだけを入れることですっきりした」(33歳/その他)

「化粧ポーチ。仕事柄マスク必須で、化粧直しをしなくなったから」(48歳/営業・販売)

「化粧品は入れるけど、ある時ポーチを使わないで直入れしたら、意外と困らなかったし、ポーチはかさばるものだと理解できた」(30歳/営業・販売)

たしかに、化粧直しのために持ち歩いているけれど、昼食後くらいしかしてないかも? 職場に置いておけば、持ち歩かなくても十分という人がいるのもうなずけます。

マスクをするようになって、メイク直しの頻度が減ったという回答も。必要最低限のものだけを厳選すると、荷物も減り、愛着も湧きそうです。

スマホ決済があるから小さくても大丈夫!「財布」

「財布をコンパクトなものに替えたら軽くなった」(28歳/総務・人事・事務)

「長財布。スマホでの決済がいろんなところで普及してきて、財布を持ち歩かなくても外出に不安がなくなったから」(26歳/学生・フリーター)

「長財布から小さい財布に変更したらスッキリした」(29歳/営業・販売)

「長財布。スマホでお金の支払いもできるので大きい財布は必要なくなり、小銭入れ程度で過ごせるようになった」(48歳/総務・人事・事務)

お札を折りたくないから長財布派、という人も、通勤時にはパパッと支払いができるスマホ決済が中心になっていませんか? 通勤時はミニ財布に変えて荷物を軽くしている人も多いようです。

置き傘をすれば十分?「折りたたみ傘」

「折りたたみ傘。荷物が多いので会社に置き傘にした。 荷物を一回り小さいバッグにできた」(34歳/その他)

「折りたたみ傘。余程の雨予報でない限り持っていかない。そこまで重くなくともちょっと邪魔なので、入れるのをやめたらカバンがスッキリした」(39歳/金融関係)

「日傘。平日は朝晩しか外を歩かないので日傘を持ち歩かなくなった。日に当たる場所を歩かなければならないのは数分だし、ビタミンD合成タイムだと思うことにした」(42歳/その他)

「折りたたみ傘。会社に置き傘をしているので、帰りに雨に降られても問題がない。出勤時は、駅から勤務地まで貸傘サービスもあるので困らない」(51歳/総務・人事・事務)

ゲリラ豪雨など、突然の雨を心配して持ち歩く人も多い「折りたたみ傘」。しかし実際は、通勤時以外はオフィスから出ることがなかったり、置き傘や貸傘サービスといった選択肢もあり、わざわざ持ち歩かなくても雨に濡れることなく通勤できるようです。

日傘の代わりに「ビタミンD合成タイムだと思うことにした」というポジティブな意見もありました。

いくつもあっても使わない!「余分なエコバッグ」

「以前はエコバッグを3つくらい入れていましたが、場所をとってしまい、普段そんなに使わないので1つに減らしました。すっきりして楽になりました」(40歳/総務・人事・事務)

「余分なエコバッグ。使うエコバッグは決まっているので5個から2個にした」(59歳/その他)

「以前はエコバッグをつねに3つくらい入れていた。でも、3つも使うことがないし、たまに使うことがあってもレジで5円出して買えばすむので、1つだけにしたらスッキリ! バッグの中もごちゃつかなくなって物が見つけやすくなった」(55歳/その他)

「エコバッグ。何個もエコバッグを入れていたので1個にしたらすっきりした」(58歳/技術職)

2020年7月からスタートしたレジ袋有料化によって、「レジ袋を購入したくない」という人も多いようです。食品用や雑貨用など、衛生面を考えた使い分けをしている場合もあり、複数個持ち歩いている人から「余分なエコバッグを減らした」という回答が出てきました。

エコバッグに入る分しか買わない、という節約もアリかも?

飲み終わっても重い…「水筒」

「水筒。冷たいものが欲しくなり追加で購入するから」(53歳/その他)

「水筒を持って行くと、飲んだ後も入れておかなければならず結構重かったので、ペットボトルにして飲み終わったら捨てるようにした」(28歳/学生・フリーター)

「水筒。ペットボトルで買えば捨てられる」(28歳/その他)

エコや節約のために水筒を持ち歩いている、という人もきっと多いですよね。しかし、飲み終わっても重く、かさばってしまいます。そんな時は、リサイクルしやすいペットボトルにするという方法も。

カフェのタンブラーサービスを利用するのも一案ですし、会社の給茶器をよく利用する人は会社にカップを置いておいても良さそうです。

デジタル化すれば荷物を減らせる!「手帳」

「スケジュール帳。以前は紙に書く派だったが、荷物を減らすため、携帯にスケジュール入力するようにした」(21歳/その他)

「手帳。外で書き込むことはほとんどないから」(47歳/営業・販売)

「デジタル化で手帳をスマホに移行したらとてもスッキリした」(54歳/営業・販売)

スマホでスケジュールをチェックできるようにすることで便利になり、荷物も減らせるようです。手書きの手帳って素敵だけど、そういえば筆者も、しばらく書き込んでいないような……?

汁漏れの恐怖からも解放?「お弁当」

「お弁当。時短勤務になったので基本的にお弁当が必要なくなった」(55歳/技術職)

「以前は両手を開けた方が楽かと思って、お弁当を通勤用のリュックに入れていたが、バランスよく入れるのが案外難しく汁漏れを起こしていた。ランチバッグに入れて持ち歩くようにしたら、片手が塞がるデメリット以上に安心感というメリットを得ることができた」(42歳/その他)

「お弁当箱。お弁当箱からの汁漏れがあり、中のもの(特に書類)が汚れたので入れるのをやめて、小さいバッグに分けて持ち歩くようになりました。自分のお気に入りのバッグを選ぶ楽しみが増えました」(53歳/その他)

そもそもお弁当が必要なくなった、汁漏れ防止のため別のバッグに入れるようにした、などの回答が集まりました。かさばるお弁当は、通勤バッグと別にした方がむしろ身軽に感じられるのかも?

その他、こんなものも!

「クリアファイル。使わないのに何となく入っていたから」(33歳/学生・フリーター)

「入館証。ネックストラップがひっかかってごちゃついていたのでポケットに入れるようにしたらスッキリした」(29歳/その他)

「タブレット。仕事で使うかなと思って持ち歩いていたけど、会社に着いたらパソコンで仕事をするから、入れるのをもうやめようと思った」(36歳/総務・人事・事務)

「定期券やメモをスマホに一元化したら荷物が格段に減った」(42歳/その他)

いざというときのために、の「いざ」はなかなか来ないもの。なのに、入れておいてしまうものってありますよね。使わないのに「なんとなく」入れているものは、この機会に通勤バッグから出しておきましょう。

手帳や財布はスマホにまとめるというのも、目から鱗です!

ちょっとした荷物の工夫で、通勤がもっとラクに!

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中に入れるアイテムを減らす他にも、通勤をラクにするアイディアが!

「小さいバッグに変えたら本当に必要なものだけを入れるようになった」(40歳/営業・販売)

「大きめのバッグにお弁当やマグボトルまで入れていたが、トートバッグに分けて入れるようにしたら肩にかかる負担が減って楽になった」(52歳/金融関係)

「コロナで在宅ワークが増え荷物の持ち運びが多くなったので、トートバッグからリュックにした。両肩に均等に力がかかるので楽」(42歳/その他)

「通勤バッグ自体を軽いものに変えるだけで身軽になる。サイズは大きすぎず、肩にかけられるものを選んでいる」(26歳/総務・人事・事務)

そもそも小さいバッグを選び、荷物が増えすぎないように工夫している人や、重さを分散させている人もいました。

 

荷物が重いだけで、ちょっぴり憂鬱になってしまうもの。通勤を身軽にすることで、やる気や効率も上がりそうです。ぜひ、ご紹介した体験談を参考にしてみてくださいね。

佐藤春華
佐藤春華

ライター・編集。1990年青森県弘前市生まれ。編集アルバイト経験を経て『ぷっちぐみ』、『小学一年生』、『ようちえん』、『めばえ』(小学館)など幼児・学年誌の編集執筆やイベント運営を担当。『ねとらぼ』『アリシー』などWEB媒体でのコラムや調査記事、業界誌でのインタビュー記事、SNSのオウンドメディア運営なども行っている。結婚を機に高知県へ移住し、旦那と黒猫との3人暮らし。かわいいものと美味しいものに目がない。

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