自分を褒めることを習慣化
null私の場合は、毎日寝る前、自分を褒めることを習慣化しています。「今日はあれができた」「今日はこれを頑張ったな」と。Facebookにも、振り返りの意味を込めて「こんな素敵なご縁があった」「こんな成果があった」などを投稿します。前向きな思考で眠りにつくことは、脳科学的にもプラスの効果があるのだそうです。
1日を振り返ったとき、後悔の念よりも満足感を持てるようにしたいもの。そのためにできる小さな工夫をご紹介します。
毎朝、小さな目標を立てる
null私は朝目覚めてベッドから起き上がるとき、「今日は昨日より1%、○○ができるようにしよう」と目標を立てることを毎日のルーティンにしています。
その目標はとても些細なことです。例えば、「ありがとう、の気持ちを持とう」「笑顔でいよう」「約束の時間に遅刻しない」「空き時間にこのニュースサイトをチェックする」など。
無理をしなくても達成できるレベルの目標なので、1日の終わりに「できた」を実感することができます。それが、次の日のモチベーションにもつながります。
「仕事がはかどる時間帯」を意識的に設ける
null目の前に次々と降ってくる雑多な業務をこなすうちに時間が過ぎ、「私、今日何やったんだっけ?」というモヤモヤ感を残すこともありますよね。
「仕事がはかどった」と感じられる時間が1日のうち数時間でもあれば、満足度は高まると思います。そこで、1日のうち何時間か、意識的に「集中タイム」を設けてみてはいかがでしょうか。
まず、電話がかかってきたり、チームメンバーから話しかけられたりすることが少ない時間帯を選びます。私が会社員だった頃は、朝早い時間帯は比較的静かでしたので、朝の数時間を、企画書作成など「思考力や集中力が必要な仕事をする時間」と決めて取り組んでいました。
夕方は、外回りから帰ってきたメンバーから相談を受けることが多いため、事務処理などの雑用を片付ける時間と決めていました。
「集中タイム」と決めたら、オフィスを出てカフェなどで仕事をしたこともあります。内勤の方であれば、空いている会議室やフリースペースに移動して1人で作業をする手もあるでしょう。オフィスが席を固定しないフリーアドレス制などであれば、「ここが私の集中席」と決めて、スイッチを切り替えてもいいかもしれません。
デスクに「集中タイム」と掲示し、その間はメンバーに「電話を取り次がないで」「話しかけないで」と伝えておいても。
このように、スケジュール帳に「集中タイム」を設けて実行すれば、効率的に仕事が進み、「はかどった」感を持てるのではないでしょうか。
「できなかったこと」ではなく「できたこと」を意識する
null1日の終わりには、「あの仕事ができなかった」ではなく「あの仕事ができた」と、うまくいったことにフォーカスしましょう。くよくよしたところで、誰もハッピーにはなりません。
時間が有限である中、瞬間瞬間で「今はこれをすることが大事」と判断して取り組んでいるはず。そんな自分の判断に、自信を持っていいと思います。そのせいで他の仕事が翌日にずれ込んだとしても、それは必然なのだと割り切ることも大切だと思います。
構成/青木典子