予定あり、仕事、体調不良…理由を付けて断る人が約6割
nullまずは連絡手段として浸透しているLINEでのお誘いについて。気が乗らないお誘いにどう返事するかを尋ねてみました。LINEを普段利用しているという人は全体の79.8%(399名)。
その人たちを対象に断り方を聞いたところ、約6割の人が、何かしらの理由を作って断っていることが判明。一方で、はっきりと「興味がないと言って断る」という人は約3割でした。
ちなみに、誘った側としては傷つく方法ですが、既読スルーや見忘れていたことにするという「無視する」「曖昧な返事をする」派の人も約1割いました。
■気が乗らないお誘いに対しての返事ランキング■
1位 「予定があることにする」・・・46.4%(185名)
2位 「興味がないと断る」・・・29.1%(116名)
3位 「無視する」・・・8.0%(32名)
4位 「体調不良を理由にする」・・・5.0%(20名)
5位(同率)「仕事があるという」・・・3.5%(14名)
5位(同率)「誘われることがない」・・・3.5%(14名)
7位 「曖昧に返事する」・・・3.0%(12名)
8位 「その他」・・・1.5%(6名)
※「その他」には、「断ったことがない」「誘われたことがない」などが入りました。
今後の関係を続けたいなら、誘ってくれたことに感謝を!
null具体的な断り方についてはこんな回答も……。
「親しい場合ははっきり断る。それほど親しくない場合は他に用事があると伝える」(25歳女性/その他)
誘われた相手によって対応を変えるという人も多数。確かに今後の関係を続けたい相手かどうかによっても返事は変わりそうですね。
「誘ってくれたことには感謝しつつ、きっぱりと断る」(29歳女性/その他)
もしも相手との関係を続けていきたいならやはり誘ってくれたことへのお礼は忘れずに。「本当は行きたかったけど……」「お誘いは嬉しいけれど……」といった気持ちを伝えると相手に好印象を残すことになるでしょう。
「考えておくと言って時間を稼ぐ」(30歳男性/企画・マーケティング)
実はこういう曖昧な態度を示す人も少なくないようです。誘う側としては少し腹が立つ対応ですが……こんな人も意外といると思っておくと落ち込まないかもしれませんね。
ちなみに上級者向けの対応も。ある程度自分のキャラクターを知っている相手であれば使えるかもしれません。一般の人からすると高度テクニックかも!?
「魂で参加します。略して魂参。例)誘ってくれてありがとう! 魂参で!」(32歳男性/学生・フリーター)
多くは語りたくないという人はスタンプという便利ツールを活用するのがおすすめ!
「“No thank you”という便利なスタンプがあるので、それではっきりと断る。かわいいスタンプなので角が立たない」(41歳男性/その他)
「かわいい動物のスタンプで断る言葉を言ってもらう」(67歳男性/その他)
確かにかわいいスタンプなら、誘った側も仕方ないなと思ってしまいそうですね。
これは次回使える!? ホムパの断り文句集
null続いて、断り方の実践編! みなさん、どんな断り文句を使っているのか、実際に「今度の日曜日にホムパ(ホームパーティー)やるので、うちに遊びに来ない?」と友人から誘われ、気が乗らなくて断る時の対応について答えてもらいました。
最も多かったのは、誘ってくれたお礼を伝えて丁寧にお断りをするパターン。今回は気が乗らなかっただけで、関係を崩したいわけではないときの回答パターンはこんな感じがいいのかも!? 次回また誘ってもらいたい時は、しっかりその旨を伝えることも忘れずに!
「ありがとうございます。今回は用事があっていけませんが、連絡ありがとうございました」(27歳男性/その他)
「お誘いありがとう。ただ、その日はもうすでに予定が入っていて厳しいんだ。ごめんね!」(35歳女性/出版・マスコミ関係)
「え~いいね! でも残念ながら、その日外せない予定入ってしまってるから、また今度誘って欲しい。楽しんでね!」(52歳女性/会社経営・役員)
ホームパーティーが苦手な人は、ホームパーティーではない時に会いたいということを伝えるといいかもしれません。意外と本音を伝えてお断りしている人も多いようです。
「ホムパは苦手だから行かないんだよねと伝える」(39歳男性/コンサルタント)
「最近体調が悪くて、人と会ってもナイスな対応ができずに迷惑かけてしまうので家でおとなしくしてるんだ」(41歳男性/その他)
「ホームパーティー? おしゃれ~! でもなんだか気後れするからやめとくー」(57歳女性/総務・人事・事務)
「沢山の人達とやる場合は大人数は苦手なんだと断ります。誘ってくれた人が仲のいい人なら今度家でお茶しようと誘います」(62歳女性/主婦)
中には曖昧な返事をして結局行かないというパターンも。でもこれは相手の立場に立つと微妙な対応と言えるでしょう。これでは次回のお誘いは期待できないかもしれませんね。
「ありがとう! 素敵だね~、行けたら行きます」(24歳男性/広報・宣伝)
「寸前にならないと予定が決まらないので、わかったら連絡する、と言っておいて行かない」(51歳男性/その他)
事後報告派も……これは誘う側としては最も避けて欲しい返信ですね。特にホームパーティーの場合、食事やデザートなどの準備に関わるかもしれないので、迷惑になることもあるから気を付けて。
「未読スルーして、ホームパーティーが終わった翌日に、“ごめん今LINE見た!”と返信する」(27歳女性/学生・フリーター)
あなたのキャラ的に許されそうならこんな手も……。
「“日曜日は競馬があるから無理”といえば納得してもらえるぐらいの競馬好きで通っている」(40歳男性/技術職)
「用事があるので、てへぺろ」(40歳男性/その他)
「パス1 と回答する」(60歳男性/営業・販売)
「今は修業中の身、俗界との縁は断っております」(65歳男性/その他)
これらの断り文句は本当に親しい間柄じゃないと通用しないかもしれませんね。 メールを受け取った相手がどう感じるか、そこを考えながら断り文章を考えるのがベストと言えるでしょう。
みんなの断り文句集、いかがでしたでしょうか? やはり相手との関係性を考え、対応の仕方を変えていくのがベストと言えるでしょう。自分の思いを正直に言うことも大切だけど、相手がどう思うかを考え、時には嘘をつくことも大切かもしれませんね。そして誘ってくれたお礼もお忘れなく!
エディター・ライター歴20年以上。女性誌やアウトドア雑誌、情報誌、スポーツ誌(自転車雑誌、水泳雑誌)などで執筆。2017年から主人の仕事に帯同しアメリカに移住。小学生の男児、中学生の女児とともに、異国の地での生活に奮闘しながら、執筆活動も継続中。現在はニュースや海外生活情報などを担当。アウトドアと旅行が大好き。趣味はパン作り。