第8位:打算的な人・・・13票
null「相手に寄り添ってそうで、自分本位で話している人」(43歳男性/公務員・団体職員)
「自分に負担がかかりそうになると逃げ腰になる」(64歳男性/その他)
「職場で規則違反の後輩に対して何も注意せずにニコニコ話を合わせている職員。でも何らかのトラブルになったとき、絶対に出てこない」(53歳男性/総務・人事)
一見すると人が好さそうだけれど、実のところ自分の利益ばかり優先していたり、損になることには消極的だったり……。“いい人”と“いい人ぶっている人”の分かれ目は、行動基準が“相手のため”か“自分のため”かといえるかもしれません。
第7位:本音を出さない人・・・23票
第7位:本音を出さない人・・・23票「当たり障りのないことしか言わない」(69歳女性/主婦)
「本音を言わない。耳触りのいいことしか言わない」(44歳女性/事務職)
「話を聞いているときに、相槌を打っているだけで、意見を言わない人」(58歳男性/その他)
自己主張が激しすぎるのも厄介ですが、他方で、我を一切出さない人も、周囲からの評価は芳しくない傾向が。“いい人”というより、単に自分が嫌われたくないからガードが堅いだけ……というふうに見られてしまいがちなのかもしれません。
第6位:恩着せがましい人、見栄っ張りな人・・・39票
null「必要以上におせっかいやアドバイスをしたがる人。いい人のようでマウントを取りたいメサイアコンプレックスなんだなと思いました」(48歳男性/その他)
「職場でよくお菓子をくれる職員がいるが、見返りも催促される」(54歳男性/その他)
「人前でだけ動いていい人アピールする人」(41歳女性/主婦)
ただただ人からよく見られたいがためにお節介をするのは、相手にとってありがた迷惑なことも。見返りを求めないのは難しいことではありますが、「相手が喜べば自分も嬉しい」という精神で、さりげなく善行ができる人を目指したいところです。
第5位:人あたりが良すぎる人・・・40票
null「いつもにこにこしている人、機嫌の悪いときがないのはちょっと怖い」(55歳女性/主婦)
「愛想の善過ぎる人・・・裏の顔は分からない。。。」(52歳女性/その他)
「作り笑いをして、無理に愛想を振る舞っている人」(66歳女性/その他)
いつも不機嫌でいるよりも、笑顔でいるほうが感じがいいのはたしかですが、過剰すぎると逆に胡散臭いと悪印象を持たれかねないことも。無理にポジティブを装うより、時には怒ったり悲しんだりネガティブな感情を適度に出すほうが、人間味があって周囲から受け入れられやすいのかもしれません。
第4位:人の話を聞き流している人・・・41票
null「人の言う事にやたらうなずく人。そういう人に限って内容を理解できていなかったりする」(56歳男性/研究・開発)
「その場では親身になって話を聞いてくれているようで、別の機会に会ってみると、こちらが話したことをおぼえていない」(58歳男性/その他)
「私の話に、何でも“そうですよね”と相槌を打つ人がいる。その人にとって知る由もないはずの内容でも“そうですよね”という言葉で返してきたときには、私の言ったことを聞いていなくて、単にいい人ぶって相槌を打っただけだと、はっきりわかってうんざりした」(67歳男性/総務・人事)
表面的には話を聞いているけれど、実は、相手に調子を合わせているだけで、内容は右から左へと受け流し……。ついやりがちではありますが、相手にバレたときには信用がガタ落ちしかねないので気をつけたいところです。
第3位:裏表が激しい人・・・79票
null「人前での態度が変わる人。周りに人がいるときといないときの態度の違いを見ると裏表があるんだなと感じる」(53歳男性/その他)
「陰では悪口言ってる人が、その人の前だと異様に仲良し振る……そういう人とは関わりたくない」(48歳女性/主婦)
「相手が上の立場か下の立場かによって、話し方や声のトーンが全く違う」(44歳男性/その他)
大人たるもの、シチュエーションに応じた振る舞いや本音と建前の使い分けは、人間関係を円滑にするためにある程度は必要。ただ、陰口を言ったり、相手によって態度をあからさまに変えたりなど、あまりにも裏表が激しいと、「あの人、ちょっと怖いな……」と距離をおかれてしまうかもしれません。
第2位:口先だけの人・・・80票
null「“いつでも相談して”という割にはいざ相談した時全く頼りにならない。調子のいいことを言っているだけなんだと思った」(46歳男性/その他)
「妙に人当たりがよいが、全く約束を覚えておらず、そこを指摘しても笑ってごまかす人」(63歳男性/その他)
「困ってないときには“何か困ってない?”“手伝えることない?”と無駄に聞いて回るくせにいざ困っている場合は誰より早く逃げ、誰より遠くから傍観している」(39歳女性/公務員・団体職員)
言葉だけ優しくて行動が全く伴わないのも、“いい人ぶっている人”の典型例。本当の“いい人”はつべこべ言わずに、行動が先に出るものかもしれません。
第1位:八方美人な人・・・82票
null「やはり八方美人だと思う。あちこちにいい顔をして自分自身のポリシーを持ち合わせていないで、単に色々な人に媚びを売り自己アピールしている」(69歳女性/その他)
「話している相手によって、言っている事の内容が正反対だったりするので、相手に合わせているだけなんだなとわかる」(62歳男性/研究・開発)
「あちらこちらで何でも肯定し矛盾が生じている」(47歳男性/その他)
“いい人ぶっている人”の特徴ランキングの第1位は、八方美人。誰に対しても「ハイハイ」といい顔をするけれど、単に自分が嫌われたくないだけで、その場しのぎの対応をしていると、何かと辻褄が合わなくなり、かえってトラブルが生じるおそれもあります。
本当に“いい人”というのは、自分の考えも相手の考えも尊重でき、両者の折り合いをつけるためにしっかりコミュニケーションをとれる人を指すのかもしれません。
その他、こういう特徴も…
null「甲高い話し方でどっかの人を悪く面白く取り上げて機嫌よくしようとしゃべり出す人。いつか自分がネタにされそうで怖い」(38歳女性/その他)
「知り合ってからまだ日が浅いのに、やたら距離を縮めて馴れ馴れしく接してくる」(30歳男性/その他)
「すみませんが口癖の人」(44歳男性/営業・販売)
「私はいいからって言う人は、本当は何もよくない」(34歳女性/主婦)
「友達の多さを自慢する人」(58歳男性/その他)
以上、“いい人ぶっている人の特徴”ランキングをご紹介しました。人のふり見て、わがふり直せ。自分も“いい人”のつもりで“いい人ぶっている人”になっていないかどうか、皆さんのコメントをぜひご参考にしてみてくださいね。
成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。