第6位:不愛想すぎる人・・・6票
null「表情が固い人」(46歳/営業・販売)
「かかわらないでほしいオーラを出している人」(46歳/パート・アルバイト)
「人の顔をチラリと見て、目をそらす人。挨拶くらいしろよって思う」(47歳/主婦)
『kufura』が過去に実施したアンケート調査によれば、現在子育て中の女性で、あえてママ友を作らないと考えている人は7割弱にものぼりました。ママ友付き合いはメリットもある反面、人間関係のトラブルやストレスにもつながるおそれがあるため、深いかかわりは持ちたくないと考える人が増えているようです。
とはいえ、学校行事や地域などで顔を合わせた際に、一言も言葉を発さなかったり目も合わさなかったりという塩対応では「なんだか失礼な人だな」とネガティブな印象をもたれかねません。大人のマナーとして感じのいい挨拶くらいは心がけたいところですね。
第5位:なれなれしい人・・・7票
null「初めて話すのに、いきなりタメ口。私自身がある程度の距離感を持って話す人なので、ちょっと警戒してしまう」(39歳/主婦)
「関係ができていないのにLINEを聞かれると違和感をいだきます」(27歳/営業・販売)
「友達の距離感で接してくる。ママ友は友達ではないので子ども関連や園関係以外での付き合いは必要ないし求めていないが、学生時代の友達のような距離感で接してくるので鬱陶しく感じる」(39歳/公務員・団体職員)
第6位の“不愛想な人”と真逆の方向性で、なれなれしい人も周囲から苦手意識を持たれやすいもよう。
ママ友付き合いは自分が楽しむための関係ではなく、あくまで子どもを通じての関係であることを念頭に、ほどよい距離感を探りたいところです。
第4位:何かと比較したりマウントをとったりする人・・・8票
null「子どもが比べられるのは悲しくなります。なわとびできないとか。自転車のれないとか」(31歳/事務職)
「マウントを取ってくる人。こちらの話に対して、全部上から目線で言ってくる人」(30歳/営業・販売)
「はりあってくる人。子どもの習い事から成績から、なぜそこまでライバル心をもたれるのかわからないほど、いろいろと比較される」(50歳/主婦)
もしかすると、何らかのコンプレックスの表れなのかもしれませんが、自分の子どもとよその子どもとを比較して、マウントをとるママ友も煙たがられる存在。
誰にとっても自分の子どもが一番かわいいのは自然な親心。周囲との対抗意識をむき出しにするのではなく、「うちの子サイコー」という感情は心のうちにとどめておきたいものです。
第3位:自慢話ばかりする人・・・10票
null「旦那自慢する人」(54歳/専門職(医師・看護師・弁護士など)
「子供の自慢に繋がる話題に持っていく」(49歳/総務・人事)
「何か当選したとか子供が褒められたとか大したことない自慢話をしているところに、親戚の誰かとか友達の友達はもっとすごいよと割り込んでくる人。せめて自分のことでお願いしますと思う」(56歳/主婦)
第4位の“マウント”にも関連しますが、隙あらば自慢話に持ち込むママ友、皆さんの身近にもいないでしょうか。もしかすると自慢話をすることでしか埋められない心の寂しさを抱えているのかもしれませんが、付き合わされる側はたまったものではないですよね。
第2位:悪口、陰口が多い人・・・11票
null「人の見た目の悪口を言う人」(47歳/パート・アルバイト)
「夫の悪口ばかり言う人。じゃあさっさと別れたらいいのにって思う。聞いてて良い印象は受けない」(48歳/主婦)
「陰口が大好きな人。いつも人とつるんでは人を見定めているのは本当に感じ悪くて苦手です」(28歳/主婦)
悪口、陰口の多い人と接していると、「この人、自分のことも陰ではこんなふうに悪く言っているのでは?」と不信感を抱いてしまうものですよね。
ちなみに、悪口、陰口の11票以外に、「愚痴が多い人」も5票を獲得。理由として“負のオーラをもらってしまいそう”などが挙げられました。
もちろん、ママ友との会話で愚痴を言ってはいけないわけではなく、むしろママ友同士だからこそ吐露できる弱音もあるでしょう。ただ、口を開けばネガティブな言葉のオン・パレードでは、しだいに周囲から距離をおかれてしまうかもしれません。
第1位:プライベートに踏み込んでくる人・・・14票
null「人の家のことを詳しく聞いてくる人。家賃や給料などプライベートなことは聞いてほしくない」(41歳/主婦)
「夫の職業を聞いてくる人。“会社員です”と答えると、“どんな職種?”と聞いてくる。“営業です”と答えると、“何を売っているの?”と聞いてくる。“いろいろです”と答えて対処しました。これで聞いてこなくなりました。売っている物はごく普通のその辺にある物ですので、隠すようなことではないです。でも、詮索されたくないんですよね。あと、給料を予測されるのも嫌」(54歳/主婦)
「私の歳を聞いてくる人。もう言いたくない歳なので、失礼だと思う」(50歳/主婦)
「苦手だな」と思うママ友の特徴の第1位は、“プライベートに踏み込んでくる人”! ここまでランキングに挙がった自慢話、悪口、陰口もたしかに気分のいいものではありませんが、聞き流せば済むという見方もできます。しかしながら、詮索魔のママ友はこちらの領域まで侵害してくるわけで、余計にたちが悪いですよね。
しかも、プライベートに踏み込んでくる人は、ただ情報を集めるだけが目的ではなく、聞き出したことがらをマウントや陰口・噂話のネタにするおそれもあります。この特徴がワーストというのは、共感する人が多いのではないでしょうか。
その他、こんなママ友も苦手!
null「自分と違っておしゃれすぎる人は合わないと思ってしまいます」(53歳/主婦)
「高価なランチに誘う人」(57歳/主婦)
「自分の子供を激しく罵倒する親。子供が萎縮して何が悪いのか理解出来ていないし、周りの空気も悪くする」(32歳/主婦)
「子どもを見ない。放任すぎる人」(41歳/主婦)
「うるさい人です。常にテンションが高いとか常に声が大きいとか常に話し続けないといられない感じの。その人の何が悪いわけではありませんがすごく疲れるのでそのタイプとは可能な限り距離を取ります」(46歳/主婦)
以上、「苦手だな」と思うママ友の特徴をご紹介しました。人のふり見てわがふり直せ。この機会に自分にもあてはまる点がないかチェックするなど、よりよいママ友付き合いのヒントにしてみてはいかがでしょうか。
成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。