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夏休みの子どもの食事「3食作るのは大変…」楽しく解決するママたちのアイディア紹介

子どもが夏休みに入ると、1日3度のごはん作りが「憂鬱だな……」と感じるママも多いと思います。そこで、『kufura』編集部では18歳以下の子どもがいる女性137人に「少しでも3食のご飯作りをラクにするための工夫・対策」についてアンケートを実施しました。皆さんから寄せられたアイディアをみていきましょう。

お昼は麺類!3食でバランスを取ればOK

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「朝は食パンかおにぎりの2択、昼は麺類かレトルト、夜は2品頑張って考えて作る」(39歳/主婦)

「朝はおにぎりとおかず1品、後はフルーツ1種類。昼は麺類が多いです。夜はしっかりした物を用意します。子ども達も夏は暑いので、特に昼は冷たいうどんやそうめんを好んで食べてくれます」(39歳/主婦)

「素麺・うどん・ラーメンなど少し茹でるだけで調理が終わる楽な食材のストックを準備しておく。朝・昼・夜すべて完璧に料理しようと思わず、1日トータルで栄養がとれればよいと考えて“素麺だけ”という1食があってもよいことにする」(38歳/公務員・団体職員)

3食とも、栄養バランスを考えた食事を用意するのは大変ですよね。特に暑い季節は、火の前に長時間立っていると体力も消耗してしまいます。

そこで重宝するのが麺類。簡単に用意できて、暑い日でもツルッと食べやすく、子どもにも好評、との声が目立ちました。

わが家も麺好きで、冷やし中華、素麺、うどん、焼きそば……子どもが夏休みに入って、すでにローテーションが1周してしまいました。

外食、デリバリーなどに頼る

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「たまに外食やデリバリーを利用して、気分転換する」(48歳/主婦)

「お昼ご飯はデリバリーにしちゃいます。子どももあまり食べたことがないものを食べられるし、選ぶ楽しみがあって、逆に喜んでいます」(50歳/財務・経理)

「土日の昼は外食と決めています。夕食も、土曜の夜はパスタ、日曜の夜はオムライスと、メニューも決めています。楽しくラクさせてもらっています」(36歳/主婦)

「出来合いのお惣菜をうまく活用する。美味しいので、喜んでいる」(59歳/総務・人事・事務)

1食でもご飯づくりから解放されたい、というときに便利なのが、外食やデリバリー。外食は気分転換にもなりますし、自宅にいながら注文できるデリバリーは、在宅勤務のママにも強い味方ですよね。

「新鮮味があって、子どもがかえって喜ぶ」というのは、筆者も経験上よくわかります。

冷凍食品、インスタントなどを活用する

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「ときどきは、ミールキットや冷凍食品も使って、“これ美味しいね。また次このシリーズの別の味買おうか”とか、息子と美味しい冷食探しを楽しみながら食べます。冷凍食品も冷凍技術がすごくて、名店とコラボしたラーメンなども美味しいです」(49歳/主婦)

「業務スーパーの食品を活用。レンチンで調理できる冷凍食品もあるので、私が作ったり、子どもが自分で用意したりできるので活用しています」(36歳/主婦)

「週に1回はお昼にカップ麺。冷凍食品も駆使します」(43歳/主婦)

「ご飯作りは負担もあるし、その負担で子どもにあたるのも嫌だから、手作りにこだわらず、冷凍食品などをうまく活用しています」(40歳/総務・人事・事務)

「手作り」にこだわるあまり、かえってストレスになっていた、という経験を持つママも多いのではないでしょうか?

冷凍食品やカップ麺など、お家で簡単に食べられる食品を活用しながら3食を乗り切る人も多いようです。たまには手を抜いて、気楽に楽しみましょう。

子どもに食事作りを手伝ってもらう

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「お昼は子どもにおにぎりを作るように練習させました」(38歳/主婦)

「レタスちぎりや、ゆで卵の殻むきなど、子どもができそうなことは、キッチン横のダイニングテーブルで見守りながら、やらせるようにしている」(32歳/主婦)

「子どもが料理好きなので、夜ご飯は子どもが考えたレシピで子どもと一緒に作る。そうすると、頭を使うし時間も稼げるし、ふだん私が作らないような面白いご飯もできて楽しいので、一石何鳥にもなる」(35歳/総務・人事・事務)

「子どもが中学生になったくらいから、子どもにもお昼を担当してもらい、日替わりで作るようにした。材料があるときは“これが作れるよ”と教えたり、何もない場合は“好きなものを作っていいよ”と買い物から頼んだりするようにしたら、料理好きになり、大学生の長女は一人暮らしでも自炊に困らなかった」(47歳/パート・アルバイト)

これはぜひ取り入れたいアイディア。ママの負担が減らせるうえ、子どもにとってもよい経験になりますね。

おにぎり1つでも自分で作れたら、「生きる力」になると思うので、簡単なものから挑戦させてはいかがでしょう?

わが家の小4の息子も、夏休みに入ってから焼きそばを作ってくれ、本人も自分の作ったものを満足そうに食べていました。

夫に協力してもらう

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「土日は旦那さんがご飯を率先して作ってくれるので、平日頑張れば!という気持ちになれます」(28歳/主婦)

「夫が在宅勤務なので交代で作るようにしています」(32歳/主婦)

夫に担当を割り振るアイディアも寄せられました。毎日夫が作っているというご家庭ももちろんありますが、そうでない場合は数日に一度でも交代してくれたら、ママがゆっくり休めるのはもちろん、「料理は母の仕事」という思い込みや精神的な負担からも解放されそう。ぜひ、積極的に家族を巻き込んでみましょう。

作り置き、リメイクなどで時短する

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「週末に作りだめをして、それを少しずつ食卓に出すようにしています」(36歳/主婦)

「チャーハンやカレーなどを大量に作って、数日かけて食べている」(40歳/その他)

「サラダチキンを作り置きしてフル活用する」(38歳/公務員)

「朝ごはんを多めに作って、朝ごはんの残りをリメイクしてお昼ご飯にしちゃいます。チーズをのせて焼くとか、パンに挟むとかすれば、子どもたちは残り物でも全然気にならないみたいです」(50歳/総務・人事・事務)

週に一度「まとめ作り」をしておき、こまめに保存する人、大鍋メニューを作っておいて数日分をまかなうという人も。

筆者もふだんの食事は息子と2人ですが、豚汁やカレーなどはいちどに6人分くらい作ってラクをしています。夏場は、冷めたら冷蔵庫で保管するなど、食中毒対策もお忘れなく。

そのほかの工夫は?

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「暑い昼に食事の用意をする気はなくなるので、朝のバタバタの勢いで弁当を作っている」(48歳/主婦)

「献立を事前に考えておく。これだけでひとつ手間が減り、メニューを考えるイライラから解放される。面倒な時には無理せず正直に話し、外食に頼る。家族はこちらの方が嬉しそう」(37歳/その他)

「子どもたち、夫がご飯のいらない日をなるべく合わせてもらっています。プラス自分も外出する日を遠慮なく作り、その日は誰かが夕食作りを担当するようにしてもらっています」(56歳/総務・人事・事務)

こんな意見も寄せられました。どんなことが「負担」に感じているのかを自分なりに見極めて、できるだけ負担を軽減したり、リフレッシュできる機会を積極的につくってみたりするのも大切なことですね。

いかがでしたか? 皆さんから、夏休みの食事作りをラクにするためのアイディアが、たくさん寄せられました。

「3食頑張って作る」ことが負担になってしまうよりも、「夏休みだけは」とある程度割り切って、ストレスをためないように工夫することが何より大事だと感じました。

いつも家族の栄養に気を配り、献立に頭を悩ませる皆さんに、今回集まったアイディアが役立てば嬉しいです!

新井円
新井円

ライター、J.S.A.ワインエキスパート。札幌の編集プロダクションに勤務し、北海道の食・旅・人を取材。夫の転勤で上京後、フリーでライティングや書籍の編集補助に携わる。小学生のころから料理、生活、インテリアの本が好きで、少ない小遣いで「憧れに近づく」ために工夫し、大学では芸術学を専攻。等身大の衣食住をいかに美しく快適に楽しむか、ずっと大切にしてきたテーマを執筆に生かしたいです。小学生のひとり息子は鉄道と歴史の大ファン。

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