子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

「銀座に志かわ」と「テオブロマ」がコラボ!チョコ好きもパン好きも大満足な食パンができました

バレンタインデーに向けて、百貨店やメーカーがこぞってチョコレート関連商品を展開しています。
なんと、高級食パンでおなじみの「銀座に志かわ」が日本を代表するチョコレート専門店「ミュゼ・ドゥ・ショコラ テオブロマ」の土屋公二さんの監修でバレンタインデーに向けた食パンを2月1日から発売します!

左:「銀座に志かわ」の竹村喜和さん。右:「テオブロマ」の土屋公二さん。

高級食パン専門店「銀座に志かわ」が、初のバレンタイン限定「テオブロマ監修 贅沢カカオ食パン」を2024年2月1日(木)から2月14日(水)までの期間限定で発売します。

「ミスターカカオ」の異名をとる「テオブロマ」のオーナーシェフ・土屋公二さんと、ギリギリまで試行錯誤のうえで作り上げたカカオ食パンは2種類あります。

「コラボの話を聞いたときはびっくりしました。え?食パン?って。どうやってチョコを入れるのだろう、どうやって進めるんだろう?と。普段自分はそんなに食パンを食べないんです。フランスのカンパーニュみたいなハード系は食べますが、食パンは食べていない。実際に試食したら、焼かなくても食べられて美味いな、生クリーム、ハチミツ、バターも入っているな、高級食パンってこういうものなんだな、と理解しました」(土屋さん)

「土屋さんのご意見を伺ってから、進めました。チョコのペーストを巻き込んだもの、粒を混ぜ込んだものなどで試作をしていきました。生地づくりから、フルーツやナッツ、スパイスを変えたり、50種類くらいは試作しましたね」(銀座に志かわ・製造部長竹村喜和さん)

コラボのキモは「どこまで気に入った食材を使えるか?」と語る土屋さん。実際に土屋さんおすすめのマダガスカルのチョコレートと、「テオブロマ」と同じオランジェットを使用しているそう。パンにはもちろん「銀座に志かわ」のアルカリイオン水も使用し、しっとり感を生み出しています。こうしてスイーツ感覚で食べられる食パンが完成したのです。

ビターチョコレート×オレンジピールとミルクチョコレート×マカダミアナッツ

null

左がミルクチョコレート×マカダミアナッツ、右がビターチョコレート×オレンジピール。

2種類のカカオ食パンは、ビターチョコレートとオレンジピール、ミルクチョコレートとマカダミアナッツ。どちらも0.5斤ほどのサイズで、「テオブロマ」と「銀座に志かわ」のオリジナルステッカー付きのギフトバッグに入れて2個セットで販売されます。

実際に試食したところ、ビターチョコレートはオレンジピールの酸味との組み合わせが絶妙! さすが「テオブロマ」のオランジェット。

そしてミルクチョコレートはマカダミアナッツの食感が、口の中で満足感を盛り上げます。

これ、どちらもお酒のつまみとしても良さそう……!

マダガスカルカカオプロジェクトとは?

null

マダガスカルでの土屋さん。

土屋さんが「ミスターカカオ」と呼ばれるのは、長年のカカオ農家へのサポートからきています。

「テオブロマ」では2016年から2018年5月まではJICA(国際協力機構)協力のもと、それ以降はテオブロマ独自で、マダガスカル・アンバンジャ地域の低所得農民への援助を行っています。現地の小規模農家により良い品質のカカオを作ってもらい、生活レベルを向上させようという活動です。毎年、土屋さんやスタッフがマダガスカルに赴き、カカオ豆の発酵指導や買い付けをしているのです。

「目の前のお金が欲しいカカオ農家に、ちゃんとしたモノを作ってくれれば、ちゃんとお金を出して買うよ、と。アフリカではマダガスカルだけがフレーバービーンズを作っています。しっかり発酵したカカオ豆はフルーティーで、赤いフルーツの香りがします。酸味があるんです」(土屋さん)

そんな活動の中、マダガスカルのカカオ農家と共に生み出したこのプロジェクトによるビーントゥバーチョコレート「マダガスカルカカオプロジェクト」がイギリスのチョコレート品評会「アカデミー・オブ・チョコレート2018」に初出品で金賞を獲得。また、もう一つの国際的な品評会「インターナショナル・チョコレート・アワード2018 アジアパシフィック大会」でも銅賞を受賞するなど、「テオブロマ」のチョコレートは世界に認められています。

このような「テオブロマ」の持続可能なチョコレート生産を目指す活動に共感し、すばらしい味わいに惚れ込んだ「銀座に志かわ」が、今回初のバレンタイン限定食パンの試みにこのチョコレートを使用する決め手になっているのだそう。

トーストしてバターを乗せると…美味がマシマシ!

null

バターはカルピスバターを使用してみました。美味しい……。なお、筆者は魚焼きグリルでトーストしたので、焦げ目が派手についております。

記者発表会の際、土屋さんが「この食パンはそのまま食べても美味しいですが、2日目はよりしっとりします。それをトースターでもフライパンでもいいので軽く炙ると表面もカリっとして、無塩バターとハチミツやフランボワーズのジャムをつけると3倍くらい美味しい」と話されていたので、実際に試してみました。

それぞれを1.7センチほどの厚さでスライスし、トーストして、上にバターを乗せて食べたところ……、

「確かに、美味しい~~~!」

と実感しました。そのままでも美味しいんです。しかし、温まった状態で少しチョコが溶けた感じが、なんとも絶妙の美味しさでした。

ぜひ購入もしくはプレゼントされた場合は、絶対トースト+バターバージョンも食べてみてください。

2月1日~2月14日までの限定販売!

null
「テオブロマ監修 贅沢カカオ食パン」2,000円(税込)
キューブ型食パン 2個セット

こちらのカカオ食パンは2月1日から14日までの限定販売となっています。どうしても購入したい方は、事前にWEBサイトから予約も受け付け中なので、そちらから確保するのがおすすめです。

パン好きもチョコ好きも大満足すること間違いない、「銀座に志かわ」と「テオブロマ」のコラボレーションの結晶を、ぜひ召し上がって。

【取材協力】
銀座に志かわ

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載