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春休みに「無料」で博物館・美術館を楽しもう!18歳以下に、都内5施設を無料解放【~4/7まで】

暖かくなり春休みもスタートして、お出かけしやすくなるこれからの季節。普段あまりアートに触れる機会のない若者&子どもでも、気軽に訪れられる「博物館・美術館の無料開放」があるって知っていましたか?

こちらの「Welcome Youth 2024」は、「東京都歴史文化財団」が運営する5つの博物館・美術館を、18歳以下に無料開放するというものです。3月1日からスタートしていて、4月7日までの開催。注目したい「見どころ」をご紹介します。

子ども・若者向けに、5つの博物館・美術館を無料開放!

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1カ月以上もの期間、美術館や博物館を18歳以下に無料で解放するという画期的なこの取り組み。開催期間は昨年と比べ、2倍以上に延長されたんだそう!

この事業を担当している「アーツカウンシル東京」企画部の髙木絢子さんに企画の意図をうかがいました。

「東京には様々なアートがあふれていますが、博物館・美術館、劇場・ホールを訪れて直接アートに触れる子どもや若者は、まだ一部に限られています。

自分の“好き”を見つけられれば一生の宝になりますし、アートに触れることは自身をリフレッシュさせ、明日を生きる活力を生み出します。ぜひ、日常生活の一部にアート体験を取り入れて、アートを生涯の友としていただきたいです」(髙木さん)

無料期間に開催される中から、『kufura』編集部が5つの施設それぞれの「春休みに行くのにぴったりな展示」をピックアップしました。

江戸東京たてもの園

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江戸東京博物館コレクション ~江戸東京のくらしと乗り物~【対象期間:3/23~4/7】

画像提供:江戸東京たてもの園

会期:2024年3月23日(土)~7月7日(日)

都市にはさまざまな乗り物が活躍しています。加えて時代によっても車種は独特でした。乗り物に注目すると、人々の営みが浮かびあがってきます。交通手段のなかにも、探るべき歴史があることを感じられる展示です。

また、展示の開催期間以外でも、3月1日(金)~4月7日(日)まで18歳以下は無料で「江戸東京たてもの園」に入園可能。約7haの敷地に配置された多数の歴史的建造物を間近で見ることができます。

※3月28日(木)は開園記念日のため、どなたでも入園無料です。

東京都美術館

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印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵【対象期間:開催中~4/7】

会期:2024年1月27日(土)~ 4月7日(日)

第1回印象派展から150周年を迎える2024年。西洋美術の伝統を覆した印象派の革新性とその広がり、とりわけアメリカ各地で展開した印象派の諸相に注目し、印象派がヨーロッパやアメリカへもたらした衝撃と影響をたどります。

日本でもよく知られるモネ、ルノワールなどフランスの印象派にくわえ、ドイツや北欧の作家、国際的に活動したサージェント、さらにはアメリカの印象派を代表するハッサムらの作品が一堂に会します。

※会期を通して高校生以下入場無料です。

東京都庭園美術館

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開館40周年記念 旧朝香宮邸を読み解く A to Z【対象期間:開催中~4/7】

画像提供:東京都庭園美術館

会期:2024年2月17日(土)~5月12日(日)

1933年(昭和8年)に竣工して以来、皇族・朝香宮家の邸宅、外務大臣・首相の公邸や迎賓館、そして美術館と、時代とともに役割を変えて親しまれてきた旧朝香宮邸。その建築技法や各時代にまつわるエピソードなどに触れ、新たな見どころや魅力を発見します。

あわせて、「芝庭」「日本庭園」「西洋庭園」の3つのエリアからなる庭園にも入場可能。桜の咲く庭園を歩くだけでも、訪れる価値のあるスポットです。

東京都写真美術館

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記憶:リメンブランス―現代写真・映像の表現から【対象期間:開催中~4/7】

会期:2024年3月1日(金)~6月9日(日)

写真・映像は、人々のどのような「記憶」を捉えようとしてきたのでしょうか。『決闘写真論』(篠山紀信/1976年)を起点としながら、高齢化社会や人工知能(AI)のテーマまで、日本、ベトナム、フィンランドの注目される8名の作品70点以上を紹介します。

東京都現代美術館

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ホー・ツーニェン エージェントのA【対象期間:4/6~4/7】

会期:2024年4月6日(土)~7月7日(日)

シンガポールを拠点に活動するアーティスト、ホー・ツーニェンの個展。最初期の作品を含む6点の映像インスタレーション作品や、国内初公開となる最新作まで、ホーのこれまでの歴史的探求の軌跡を辿ります。

MOTコレクション 歩く、赴く、移動する 1923→2020 Eye to Eye—見ること【対象期間:4/6~4/7】

会期:2024年4月6日(土)~7月7日(日)

「東京都現代美術館」(MOT)の幅広い収蔵作品の中から、さまざまな組合せや新しいテーマによる展示を行うMOTコレクション展。

「歩く/赴く/移動する」「見ること」の2つをキーワードに、絵画から彫刻、写真、映像作品まで多彩な作品を展示します。

5つの施設による、さまざまな展示。気になるものはありましたか? 18歳以下(2005年4月2日以降生まれ)であれば、東京在住である必要はありません。親子でも友達とでも、ぜひ、春休みのご予定に加えてみてくださいね。

こういった取り組みが、今後全国で、さらに広がっていきますように!


【開催概要】

「Welcome Youth(ウェルカムユース)2024」

都立博物館・美術館、劇場・ホールが開催する、18歳以下の子ども・若者が気軽に芸術文化に親しむための取り組み。5つの都立博物館・美術館の展示を無料で見ることができます。

開催期間: 2024年3月1日(金)~4月7日(日)
対象施設: 江戸東京たてもの園、東京都美術館、東京都庭園美術館、東京都写真美術館、東京都現代美術館(展覧会によって会期が異なります。)

対象:18歳以下(2005年4月2日以降生まれ)の方
※年齢を証明できるものを必ずお持ちください。

注意事項や各展示の詳細は、公式サイトをご確認ください。

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