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蛇口もピカピカ!洗面台は毎日の「ついで拭き」で簡単リセット【ナチュラル洗剤で簡単「小そうじ」テクニック#19】

毎日少しずつ溜まっていく、ホコリや油汚れ。小まめに掃除しておけば……!と、年末の大掃除のたびに後悔している人も多いかもしれません。そこで、ナチュラルクリーニング講師の本橋ひろえさんに、その場所に適した簡単「小そうじ」術を教えてもらいました。

今回は「洗面台」。まずは使ったあとの水滴を残さないのが水周りのキレイキープの基本。それにプラスして、手拭きタオルを交換するタイミングでの拭き上げを習慣づければ、蛇口や鏡も常にピカピカ! 毎日気持ちよく身支度できます。

洗濯前のタオルで「ついで拭き」!

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朝に家族が使い終わったあと、または夜の歯磨きが終わったあとなど、手拭き用にかけてあるタオルを交換するタイミングがリセットチャンス。

「タオルを洗濯する前にもうひと働きしてもらいましょう! そのままぐるっと拭き上げるだけでリセット完了です」と、本橋さん(以下、「」内 本橋さん)

洗面ボウル内でザラつきが気になる場合は、重曹とメッシュクロスでさっとこすり洗いし、水で流します。

その後、タオルを使って、蛇口、鏡、洗面ボウルなどを拭いていきます。

「鏡に歯磨き粉などが飛んでいたら、アルコールをスプレーして拭き取ると簡単にきれいになりますよ。アルコールは拭き跡が残りにくいので、ガラスや鏡を拭く際に便利です」

全体を拭くのにかかる時間は数分。タオルはそのまま洗濯カゴへポン!で完了です。

「洗面台の周りにマイクロファイバークロスを用意しておき、普段から手を洗うたびに飛び散った水滴を拭き取るようにしておくとさらに◎!」

水周りはとにかく濡れたままにしないことが大切。これまで、キッチンやお風呂でも、水を使ったらなるべくすぐに水分を拭き取っておくと、カビや水アカの発生を予防できると学んできました。洗面台も同じですね。

コロナ禍以降、手を洗う機会が増えました。家族にも「手を洗ったら水を拭いておいてね!」と伝えて、いつもきれいな洗面台をキープしていきましょう。

本橋 ひろえ
本橋 ひろえ

ナチュラルクリーニング講師。大学では化学を専攻、会社員時代には合成洗剤の製造を経験。結婚を機に退職し、専業主婦として家事を担当するが、子どもが産まれ、自身と同じアトピー体質であったことから、改めて主婦として洗剤に興味を持つ。

掃除、洗濯、洗剤を科学的に解説するナチュラルクリーニング講座を運営、環境&手肌に優しく、安心安全な方法を伝える活動に取り組む。

『ナチュラルおそうじ大全』、『やることの「見える化」で掃除を劇的にラクにする方法』(ともに主婦の友社)など著書多数。

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