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とろ~り銀餡でごちそうに「納豆と豆腐のオムレツ」松田美智子の納豆スペシャリテ#4

納豆はとにかくスゴい! 私たち人間が健康を維持するために必要な5大栄養素(たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル)をすべて含み、さらに第6の栄養素といわれる食物繊維も豊富。まさに納豆は体を元気にする“栄養と美のデパート”なのです。

納豆をもっとカラフルに楽しみたい!そこで「納豆はわが食卓の定番」という料理研究家の松田美智子さんが、シンプルだけど栄養満点レシピを提案。朝晩の冷え込みが日増しに厳しくなるこの時期、“スーパーフード”でおいしくコンディショニングして、寒さに負けない体作りを! 

干しえびを隠し味に、銀餡でごちそうおかずにグレードUP!

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今回のスペシャリテは「納豆と豆腐のオムレツ」。納豆、豆腐、卵がタッグを組んだ、まさにスペシャルなたんぱく質の最強おかずです。銀餡と山盛りのねぎがごちそう感を演出します。さあ、今日も納豆で元気にGO!

「木綿豆腐をしっかり水切りするのがポイント。火にかけた卵と納豆に手でちぎりながら加え、ざっくりと混ぜるのがポイントです。形を無理に整えようとしなくても大丈夫。火を切って蓋をし、少し寝かせればまとまりますから。銀餡、細ねぎをたっぷりかけて、熱々を召し上がれ!」(松田さん)

「納豆と豆腐のオムレツ 銀餡がけ」の作り方

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材料(2人分)

  • 納豆は1パック=約50g(約1/2カップ)のものを使用。

(銀餡)

だし 1と1/2カップ

酒 大さじ2

みりん 大さじ1

塩 小さじ1/4

片栗粉 小さじ1

水 大さじ1

卵 4個

納豆 1パック

木綿豆腐 1/2丁

干しえび 大さじ1

細ねぎ 1/4束

ごま油 大さじ1

作り方

細ねぎは小口切りにする。木綿豆腐はキッチンペーパーに包んで水切りしておく。干しえびは、大きいものは半分〜1/4に切っておく。

銀餡を作る。小鍋にだしを入れて火にかけ、ふつふつとしたら酒、みりん、塩を加える。味を見て火を切り、鍋中を回しながら、水溶きの片栗粉(片栗粉小さじ1:水大さじ1)を様子をみながら加えて軽いとろみをつける。

卵をボウルに割り入れ、カラザを除く。菜箸で白身をつまんで切りながら混ぜ納豆を加える。木綿豆腐を手でちぎりながら加えてよく混ぜ合わせる。

フライパンにごま油を熱し、納豆入り卵液を流し入れてざっくり混ぜる。干しえびを散らす。

卵の両面に軽く焼き色がついたら火を止め、蓋をして少し蒸らしておく。この間に、銀餡を再び弱火にかけ、とろみを確かめる。

器にオムレツを移して銀餡をかけ、細ねぎの小口切りを盛る。

動画・撮影/鍋島徳恭

松田美智子(まつだみちこ)

1955年東京生まれ。女子美術大学卒業後、料理研究家のホルトハウス房子さんに師事、各国の家庭料理や日本料理を学ぶ。1993年から「松田美智子料理教室」を主宰。テーブルコーディネーター、女子美術大学講師、日本雑穀協会理事も務める。使いやすさにこだわったオリジナル調理ブランド「松田美智子の自在道具」も好評。http://www.m-cooking.com/

【松田美智子さんのレシピはこちらからも】

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