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「ささみの酒蒸し」はレンチンが正解!蒸し汁に浸せばしっとりパサつかない【沼津りえの神ワザ下ごしらえ #6】

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kufuraの連載「ちょこっと漬け」でおなじみ、料理研究家・沼津りえさんの新シリーズ。ちょっとしたひと手間で料理の腕前がグンとアップする「下ごしらえ」を紹介します。 

第5回目は、「ささみ」をレンジで手軽に下ごしらえする方法を紹介します。パサつかず、しっとり仕上がるので、料理の幅が広がること間違いなしです!

酒蒸しはレンチンでお手軽に!アレンジも自在で超便利

安くてヘルシーな鶏ささみは家計の強い味方。胸肉やもも肉と違って短時間で火が通るため、レンジ調理にも向いています。ただパサつきやすいのが悩みですよね……。

「レンジを使って下ごしらえする場合は、塩と酒を振って手軽な酒蒸しに。酒蒸しにして冷蔵室で保存しておくと日持ちもして、いつでも使いたいときにサッと使えます。

ささみはパサつきやすいので、加熱後は粗熱が取れたら手で裂いて、蒸した汁にそのままつけておきましょう。これで裂いた断面から蒸し汁が染み込み、しっとりしますよ」(以下「」内、沼津さん)

ちなみに、「ささみの筋取り」について詳しく知りたい人はこちらを参考にしてください→失敗しない「ささみの筋取り」全解説!筋だけきれいにスッキリ取れる【沼津りえの神ワザ下ごしらえ #3】

【材料】(作りやすい分量)

ささみ・・・4本(200〜250g)

酒・・・大さじ1

塩・・・小さじ1/4

(1)耐熱皿にささみを並べ、塩と酒を振る

耐熱皿に筋と薄皮を取ったささみを交互に並べ、塩をまんべんなく振って酒を振りかけます。

「ささみはくっついていると火が通らない場所ができてしまうので、太い部分と細い部分が重ならないよう、交互に並べるといいですよ」

(2)電子レンジで3〜4分加熱する

ふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジで3〜4分加熱します。

「ささみが白くなっていればOK。加熱後、まだ生っぽい場合は、さらに30秒〜1分ほど加熱してください。大きさによって加熱時間は調整してくださいね」

(3)手で裂き、蒸し汁に浸す

火傷しないように注意してラップを外し、上下を返して味をなじませます。粗熱が取れたら、繊維に沿って手でほぐし、そのまま蒸し汁に浸けておきましょう。

「浸しておくと、裂いた断面から蒸し汁が染みてしっとり! 旨味もささみに染み込んでいきますよ」

(4)ささみの下ごしらえが完成!

全体に蒸し汁をなじませ、完全に冷めたら冷蔵室で保存します。冷蔵で2〜3日を目安に使ってください。

万能「ささみのオイル漬け」はパンにもサラダにもGood!

さらに手軽にもう一品。レンチンしたささみを好みのオイルに浸ければ、より日持ちがよくなり、味もしっとりなじみます。

 

【材料】(作りやすい分量)

ささみ(蒸したもの)・・・適量

オリーブオイル・・・適量

こしょう・・・少量

ローリエ・・・1枚

 

加熱して裂いたささみを保存容器に入れ、好みのオイルをたっぷり注ぎます。こしょうを振って、お好みでローリエやハーブを入れたら完成です。

食べてみるとパサつき感は一切なし! オイルを加えたことで、より一層しっとり濃厚に、食べ応えも出ておいしくなりました。

「このままサンドイッチに挟んだり、マスタードやアボカドと和えてもおいしいですよ。ビネガーやレモン汁を加えれば、ドレッシング代わりに。いろいろな料理にそのまま使えるのでとっても便利なんですよ」

この方法で、以前よりもささみをもっと手軽に使えるようになりました。ささみのオイル漬けにレモン汁を加えて、ベビーリーフやゆで卵、ナッツなどとざっくり混ぜたらボリューム満点のサラダに。パンに挟んでもおいしかったです。

次回は「ささみをしっとりおいしくゆでる方法」を紹介します。

 

取材・文/岸綾香

【取材協力】

沼津りえ

料理研究家、管理栄養士、調理師。料理教室『cook会』主宰。バラエティー豊かなレッスン内容が好評で、東京・阿佐ヶ谷を中心に数多くの料理教室を開催。毎年、梅漬けの教室はリピーターが多く大人気に。手軽でシンプルなアイディア溢れるレシピに定評があり、雑誌などのメディアでも活躍。著書に『いろんな味で少しだけつくる ちょこっとだけ漬けもの』(学研プラス刊)、『55分焼きたてパン 粉100gの食べきりレシピ。手も道具も汚さずパパッとかんたん』(主婦の友社)、『野菜まるごと冷凍レシピ』(主婦の友社)など多数。HPはこちら。Instagram@rienumadu  YouTube  管理栄養士  沼津りえの「阿佐ヶ谷夫婦チャンネル」

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