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ごはんが止まらない禁断の味!「にんにくみそ漬け」でスタミナ回復【ちょこっと漬け♯92】

料理研究家の沼津りえさんが、手軽に漬ける「ちょこっと漬け」を、動画で楽しく紹介する連載企画。

今回は、「にんにく」が主役。にんにくの旨味がたっぷり染みたみそ漬けを紹介します。夏の疲れを回復する、パンチの効いた常備菜です。

にんにくをごま油で炒めて、砂糖とみそで味付けするだけ!

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猛暑から一転、涼しい日が続き、特に季節の変わり目は体調を崩しやすいとき。そんなときにおすすめなのが、スタミナ満点の「にんにく」。そこで、今回はにんにくを食べやすいみそ漬けにしてみました。

「にんにくは弱火で加熱して、旨味と香りをじっくり引き出すのがポイント。砂糖を加えた甘じょっぱいみそと相性抜群で、ごはんがどんどん進んじゃいます。ヤミツキ必至のおいしさですよ!」(以下「」内、沼津さん)

これは、にんにく好きにはたまらない予感。早速作り方をチェックしてみましょう!

【材料】(作りやすい分量)

にんにく・・・3片(約30g)

ごま油・・・大さじ1

きび砂糖・・・大さじ2

みそ・・・大さじ3

【作り方】

(1)にんにくをみじん切りにする

にんにくは縦半分に切り、芽が気になる場合は取り除きます。縦に細く切れ目を入れてから、横に2本くらい切れ目を入れ、端から切ると細かいみじん切りになります。

(2)にんにくを弱火で炒める

フライパンににんにくとごま油を入れ、ごま油が溜まっている所ににんにくを集めて、弱火でじっくり加熱します。プチプチと音がしてきたら、全体に油をなじませ、にんにくがきつね色に色付くまで待ちましょう。

「強火にするとにんにくが焦げやすいので、必ず弱火で炒めて、香りと旨味をゆっくり引き出してくださいね」

(3)きび砂糖とみそを入れる

にんにくが色付いてカリッとしてきたら、きび砂糖とみそを入れ、全体をなじませます。砂糖が溶けてみそがなじんだら、仕上げに30秒くらい加熱して完成です!

「砂糖とみそが、にんにくの香りをしっかり引き立ててくれます。今回はきび砂糖を使いましたが、上白糖や黒糖など、好みの砂糖でもOKですよ」

(4)粗熱が取れたら冷蔵室へ

保存容器に入れ、粗熱が取れたら、冷蔵室で30分以上置いてなじませます。

「水分を入れていないので、冷やすと硬くなります。味が濃厚なので少しずつ食べる場合は気になりませんが、みそをなめらかな状態にしたい人は、炒める際に水大さじ1をプラスするといいですよ。好みの硬さに調整してくださいね」

(5)できあがり!

冷蔵室で30分以上置いたら完成です。冷蔵で10日を目安に食べ切ってください。

沼津さんが熱々のごはんにのせてくれたので、ひと口食べると……危険なおいしさ! にんにくの旨味が甘いみそにたっぷり染みて、ごま油のコクでより濃厚に。後引くおいしさで箸が止まらず、これはごはんが無限に食べられます! きゅうりなど、野菜につけてもおいしそう。みそだけチビチビつまんで、お酒のおつまみにしてもいいですね。

さらに沼津さんが、このにんにくみそで豚肉を炒めてくれたのですが、それも最高〜! なるほど、調味料代わりにも使えるんですね。

「味がしっかりついているので、炒めものに加えるだけで味が決まるので味付けするのが簡単なんです。焼いたお肉につけて食べてもおいしいですよ。熱々のうどんに絡めたり、焼きおにぎりに塗ったり、使い方は自由自在です!」

ごはんのお供にも、炒め物にも、おつまみにも、何にでも使えるスタミナ満点の万能みそ。日持ちするので、常備菜にとっても便利。これからごはんがおいしくなる新米の季節にも大活躍してくれそうです。

次回は、秋の味覚「栗」を使った手仕事を紹介します。

 

取材・文/岸綾香

【取材協力】

沼津りえ

料理研究家、管理栄養士、調理師。料理教室『cook会』主宰。バラエティー豊かなレッスン内容が好評で、東京・阿佐ヶ谷を中心に数多くの料理教室を開催。毎年、梅漬けの教室はリピーターが多く大人気に。手軽でシンプルなアイディア溢れるレシピに定評があり、雑誌などのメディアでも活躍。著書に『いろんな味で少しだけつくる ちょこっとだけ漬けもの』(学研プラス刊)、『低糖質だからおいしい!「おやつ&スイーツ」』(K&M企画室)、『野菜丸ごと冷凍レシピ』(主婦の友社)など多数。HPはこちら。Instagram@rienumadu

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