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「こんなの欲しかった!」ホームセンター「コメリ」のPB新製品、kufura記者イチオシの4アイテム

最近、スーパーやコンビニ、ホームセンターなど、さまざまな量販店で“プライベートブランド”略して”PB”が数多く店頭に並んでいます。プライベートブランドといえばリーズナブルな価格帯も魅力ですが、最近は各お店それぞれの強みやアイディアを活かした唯一無二の商品展開も要注目。
そこで今回ご紹介するのは、ホームセンター「コメリ」が展開するプライベートブランドの秋冬新製品。報道関係者向けに開催された「コメリ 秋・冬新商品体験会」で、いち早く注目の商品をチェックしました!

お客さんの「こんな商品が欲しい」という要望をもとに素早く商品化!

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『コメリ』は北信越地方を中心に1,200店舗以上展開しているホームセンターですが、最近は通販での売り上げも好調。中でもプライベートブランドが大人気を博しており、全体売り上げの構成の半分はプライベートブランドが占めているそうです。

そんな『コメリ』のプライベートブランドにおける強みは、店頭で実際にお客さんから「こんな商品が欲しい」という生の声をすぐに取り入れ、すぐに商品化できる点。最速ではお客さんからの声を聞いて、わずか9カ月で商品化したケースもあるそうです。今回の体験会でもそういったリアルな声を参考に誕生した商品がいくつもありましたが、その中から筆者が『kufura』読者にぜひオススメしたい4商品をご紹介します!

1:L'CREST らくらく皮むきスポンジ 根菜用 2枚入り

「L’CREST らくらく皮むきスポンジ 根菜用 2枚入り」198円(税込)

水をつけてこするだけでじゃがいもやにんじん、ごぼうといった根菜類の皮むきができるスポンジで、『コメリ』の消耗品関連の日用品のプライベートブランド「L’CREST(ルクレスト)」の商品です。根菜の皮は栄養が豊富なのでできれば剥かないほうがいいとよく言われていますが、剥かないとちょっと皮の舌ざわりが気になるという人も多いのではないでしょうか? かくいう筆者がそのタイプで、理想としては「栄養が逃げないくらい薄く、舌ざわりが悪くならない程度に皮を剥きたい」。それが見事に叶うのがこのスポンジなのです!

皮を剥く際にゴミがほとんど出ないのも特徴です!
右が皮むきスポンジで皮を剥いたにんじんです。

実際に家でにんじんの皮をこちらのスポンジで剥いてみました。左が皮を剥く前で、右がスポンジで皮を剥いた後。どうでしょうか? 見事に限りなく薄く剝けています! しかもこのスポンジで剥くと、皮のゴミがほとんど出ないのも大きなポイント。生ごみも減るし、本来食べられる皮のフードロスも最小限にすることができちゃいます。にんじん以外でももちろんじゃがいもやごぼうでもOK。ただしごぼうはスポンジについた皮の汚れが落ちにくいのが欠点。ごぼう専用のスポンジにするのも手かもしれません。

2:L'CREST(ルクレスト) 洗剤付不織布キッチンダスター 50枚入

「L’CREST(ルクレスト) 洗剤付不織布キッチンダスター」50枚入 498円(税込)

こちらもL’CRESTの商品で、水にぬらすだけで泡立つ中性洗剤付きの使い捨て不織布です。中性洗剤がなくても食器類をしっかり洗うことができるので、アウトドアシーンなどに大活躍しますよね。あとは説明を聞いてなるほど、と思ったのは「スポンジを知らない人と共有したくない人にオススメ」という点。例えばオフィスのキッチンで食器やお弁当箱を洗う際、誰が使ったのかよくわからないスポンジを使うのはちょっと抵抗がある。そんな時、これが備え付けられていれば、すごくうれしいと思います。

水にぬらすと泡立ちます。

実際に家で使ってみましたが、泡立ちは申し分なし! 食器洗い以外でも、部屋でちょっと汚れているところをサッと拭くこともできました。吊るして使うこともできる設計なのも使いやすいと思います。

冷蔵庫の横などに吊るして使ってみると良さそうです。

3:Athena Life 立つ伸縮フローリングワイパー

「Athena Life 立つ伸縮フローリングワイパー 」1,280円(税込)

こちらは『コメリ』のインテリア・生活雑貨のプライベートブランド「Athena Life(アテーナライフ)」の新製品。いわゆるフローリングワイパーなのですが、シートを手に触れることなく着脱することができるのが最大の特徴。しかも自立もするのです。

発表会会場でしっかり自立していました!

発表会の現場で実際にシートの着脱を試してみました。柄の部分を下に軽く押し込むことで両サイドのバーが閉じ、シートを挟み込む形で固定。最初はちょっと手間取りましたが、コツがつかめればスムーズにいくのではないかと思います。

ゴミ箱の上で柄の部分を引き上げればシートがパラっととれます。

『コメリ』の担当者によると、この商品はまさに店頭でお客さんからの「掃除して汚れたシートを手に触れることなく捨てたい」という声を反映したものだそう。確かにトイレの床を掃除した後のシートは、なるべく手に触れたくないものです。ということで筆者もさっそく自宅のトイレを掃除してみました。

トイレの横の狭い部分を掃除するのにピッタリでした。

サイズ的にトイレの横の狭い部分を掃除するのにピッタリ。すみずみまでスムーズに掃除ができました。掃除後は手を使わずにシートをそのままゴミ箱へポイできるのも便利です。使わない時はトイレ奥に立てておいても違和感がないので、今はそこが定位置となっています。ただひとつ欲を言えば、シートがそのままトイレに流せたらパーフェクトでしたが、そう感じるのは私がズボラなだけでしょうか……?

4:Athena Life 2Way 玄関マット 60×90cm

こちらは11月下旬から登場予定の新製品。手前のマットでホコリや泥を落とし、奥のマットでしっかり吸水する2Wayタイプの玄関マットです。実は発表会ではあまり良さが分からずにスルーしてしまっていたのですが、終了後に「あの商品がどうしても気になる……」と、急遽お借りして家で試しに使ってみました。その結果言えるのは「これは屋外スポーツをやっていえる家族がいたら、絶対に買ったほうがいい!」ということ。

シンプルなデザインもいい感じです。

我が家は夫がスポ少サッカーコーチで、そこで息子がサッカーをやっているそこそこのサッカー一家なのです。サッカーというスポーツは基本、雨でも実施するオールウェザースポーツで、帰宅後の靴は水分と泥などでかなり悲惨な状態になることも少なくありません。週末ともなれば玄関はかなり汚れてしまいますが、このマットがあることでかなり軽減されています。2Wayタイプなので、場所をとらないのもポイントです。

日常の不便は、プライベートブランドで賢く解決を!

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こんなふうに誰かの不便や困りごとを改善してくれるアイテムが、近年のプライベートブランドにはそろっています。今回は筆者の生活における困りごとを改善するアイテムを中心に紹介しましたが、もちろんその人によって解決すべき困りごとはさまざまですよね。日常のちょっとした不便を賢くアイテムで解決して、少しでも快適な暮らしをともに目指しましょう!

【取材協力】
コメリ

高山恵
高山恵

東京都出身、千葉県在住。短大の春休みより某編集部のライター見習いになり、気が付いたら2022年にフリーライター歴25年を迎えていた。現在は雑誌『DIME』(小学館)、『LDK』(晋遊舎)などで取材・執筆を行うほか、『kufura』などWEB媒体にも携わる。

執筆ジャンルは、アウトドアや子育てなどさまざま。フードコーディネーターの資格も持つ。

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