まさに日陰の涼しさ！「ユニクロ」初の「遮熱折りたたみ日傘」（3,990円）の使い勝手をリアルレポ。東レと共同開発、雨や風にも強い晴雨兼用

UVカットコンパクトアンブレラ/遮熱
・UVカット99％（UPF50＋）
・遮光99.9％
・遮熱45％
・耐水圧10,000mm
・価格：3,990円（税込）
・カラー：ベージュ・ブラック
・サイズ：直径99cm、ストラップ長さ22cm、親骨の長さ55cm、折りたたみ時の長さ（持ち手を含む）27cm
・重量：約300g

それぞれの特徴を詳しくみていきましょう。

この遮熱機能の仕組みは、熱を反射する層と、反射しきれなかった熱を吸収し透過させない層の「多層ブロック構造」にあります。一層目（外側）で熱や光、紫外線を反射し、二層目（内側）で反射しきれなかった熱や光を吸収するのだそう。

一般的には遮熱率が35%あれば一定の効果が見込めるとされるため、45％という数値からも高い遮熱効果が期待できます。

遮熱機能だけでなく、UVカット99％（UPF50+）、遮光99.9％と紫外線対策も万全です。

さらに耐水圧10,000mmを実現。一般的には小雨の水圧が300mm程度、中雨で2,000mm程度、大雨で10,000mm程度といわれており、これ一本で晴雨兼用で使えるところも嬉しいです。近年では外出先で突然の大雨に出くわすことも珍しくないので、雨からもしっかりと守ってもらえるのはいざという時に助かります。

実際に使ってみて気づいたのは、生地のしっかりとしたハリ感。コンパクトな折りたたみ日傘は、重量を抑えるために薄くペラペラした生地であることも多いのですが、このユニクロの遮熱傘の生地はハリ感がありシワになりにくく、スムーズに畳むことができました。

生地に厚みがあることで、遮熱効果の高さにも影響しているように感じました。

手持ちの親骨5本の傘（写真・右）と比較してみました。同じ親骨55cmながら、カバーできる領域は親骨8本のユニクロの遮熱傘の方が広く感じられます。親骨の本数が多いことでより円形に近く、覆われる範囲が広くなるようです。

パソコンをバックパックに入れて通勤することが多く、雨の日は後ろ側が濡れないかとヒヤヒヤしてしまうのですが、すっぽり覆ってくれるサイズのため安心感があります。

それでいて重量を約300gに抑えているのも嬉しいところ。バッグの中に入れっぱなしにして、日常的に持ち運んでも負担に感じにくい重さです。

ベージュのほか、シックな「ブラック」カラーも。男性も持ちやすいカラーなので、「初めてのメンズ日傘」としてもぴったりです。

今年の「父の日」は6月15日（日）。父の日のプレゼントとしてもおすすめです。もちろん夫やお子さんなど、大切な人への贈り物にしてもいいですね。