秘密は穴のある刃!筋状に削り取るからバターがフワフワ
null朝食のトーストに塗るバター。一般的なバターナイフだと切り落とすしかなく、冷蔵庫から出したばかりの固いままだと塊になりがちですよね。
筆者はいつもバターをうまく塗れず、塊をパンにのせてかじりついていました(笑)
しかし『ダイソー』の「ふわっとバターナイフ」は、冷えて固くなったバターでも、ふわっとした溶けやすい状態に削れるアイテム。
その秘密は、おろし金のように丸く開いた22個の穴! これでバターの上をなぞると、みるみるうちに穴からバターが出てくる仕組み。細い筋状にバターを削り取っているんです。これがもうフワフワ!
こちら、100円ではなく220円(税込)商品なのですが、それもそのはずのメイドインジャパン製品。しかも世界に誇る金属加工のまち・新潟県燕市でつくられています。
洋食器の生産で世界的なシェアを誇り、国内生産シェアの90%以上を占める世界に誇る職人のまち・燕による「匠の技」シリーズのアイテムです。
固いバターを塊のまま食べていた筆者は、フワフワした状態のバターだと、サッと溶けてムラになりにくいことに驚きました。室温に戻して塗る手間が省けるので、朝の時短にはもってこいです。
テーブルにつかない細かな気づかいはお値段以上
実際に使ってみてさらに驚いたことがひとつ。なんとテーブルに直接置いてもバターの刃がテーブルにつかないから汚れないんです。ダイソーのものづくりへのこだわりを感じた瞬間でした。220円とは思えない気づかいです。
大満足だけど…「ふわっとバターナイフ」の気になる所
nullお値段以上の価値を感じる『ダイソー』の「ふわっとバターナイフ」ですが、しいてデメリットを挙げるとするなら3つあります。
1つ目は上からなでるようにバターを削り取るので、バターケースが必要かも……というところ。お使いのバターにもよると思うのですが、横から垂直に取る通常のバターナイフとは異なるため、ケースがあると便利です。
2つ目は大きさ。バターの幅にあわせた刃渡り、かつ削り取るよう使うため、持ち手もちょっと長め。
いままで筆者の家で使っていたバターナイフは、デザートカトラリーほどの大きさだったため、ディナーナイフくらいの大きさに感じました。手に持ってみるとやはりちょっと大きめ。ただ、使用感は特に不自由さを感じませんでした。
3つ目はパーツのつなぎ目がやや気になるといったところ。もちろん技術にお金がかかるわけですから、継ぎ目のないバターナイフはお値段がします。220円だからこの加工なのだと思えば納得。価格を抑えるところは抑える、ダイソーの企業努力が伺えます。
「ふわっとバターナイフ」の売り場は?
null「ふわっとバターナイフ」の売り場は、カトラリーコーナーにありました。
お買い物の際は、事前に電話で在庫状況を問い合わせておくのがおすすめです。その際JANコードを伝えるとやりとりがスムーズですよ。
JANコード:4994163285953
今年50周年を迎えた「ダイソー」だからできるものづくり
null今年で50周年を迎える『ダイソー』。特設サイトではブランドの歴史や、商品開発担当のインタビューなど読み応え満載です。
海外から安く買い付けているイメージがあったのですが、今回の「ふわっとバターナイフ」で、メイドインジャパンのものづくりにも挑戦していることを知り、より一層ダイソーの商品に愛着を持ちました。ダイソーは身近な存在ですが、まだまだ知らないことが多いものですね!
こだわりの逸品をトーストのお供に。ぜひ「ふわっとバターナイフ」を使ってみてください。
「やさしいくらし」をモットーにライフスタイル関連の執筆撮影などを行なっています。kufuraではファッション記事を担当。好きなことはお散歩とヨガです。