1:空気に触れる面積を増やす
nullまず、最も基本的なポイントが“空気に触れる面を増やすことです。
「ズボンは内側を表にしたりバスタオルは角ハンガーにコの字に干すなど、より空気に触れるように干している」(32歳・その他)
「間隔は大きく開けて干す」(58歳・主婦)
1つ1つの洗濯物の“間隔”を開けて、乾きにくいものは空気に触れる面積を増やすのが基本です。
2:ハンガーを活用
null「ハンガー2本使いで、服の間をあける」(51歳・その他)
「エアコンに取り付けるハンガー(市販の物)を利用して温かい風があたるようにしている。冬場は、特に効果がある」(50歳・総務・人事・事務)
エアコンに取り付けるハンガーは、通販サイトで1,000円~2,000円台で売られています。室内干しの際には役立ちそうですね。
3:脱水時間を延長
null「洗濯機での脱水時間を長くする」(43歳・主婦)
「脱水の時間を最大限にします」(51歳・主婦)
デリケートな素材の服でなければ、脱水時間を延長して洗濯物が含んだ水分を飛ばすことで、乾く時間が短縮されるようです。
4:扇風機・エアコンの風をあてる
null「エアコンの効いているリビング横の和室に洗濯物を干す。乾燥しているので、早く乾きやすい」(49歳・主婦)
「洗濯機で風乾燥を使って半分ぐらい乾かしてから干す。夜はエアコンの除湿機能を使う」(38歳・その他)
「エアコンのドライ機能」(55歳・主婦)
「扇風機で送風。バランスよく吊るし、ピンチハンガーに扇風機を当てると早く乾く」(40歳・主婦)
「扇風機の使用と、洗濯物の下に新聞紙をしくこと」(30歳・主婦)
早く乾かすポイントの1つが、“風”を送ること。エアコンと扇風機をダブル使いしている人も多く見受けられました。
5:除湿器・サーキュレーターを活用
null「除湿器とサーキュレーターを併用。カラッと乾きます」(45歳・主婦)
「脱衣所で除湿器をかけて乾かします」(50歳・主婦)
「サーキュレーターを使いながら、なるべく広い場所に干すようにしています」(40歳・主婦)
空気を循環させる機能があるサーキュレーター。洗濯物のまわりに停滞しがちな湿気が循環しやすくなるようです。
6:肌寒くなったら暖房を活用
null「夏はクーラーの風が当たるところに干し、冬はオイルヒーターのそばに干して乾かすと一晩でカラッと乾きます」(53歳・主婦)
「ファンヒーターを付けることがあります。すぐ乾きます」(52歳・主婦)
洗濯物を乾かすためには、空気・温度・湿度の3つの条件が大切。暖房により温度が高くなると、空気が含むことができる水蒸気量がアップするので、より乾きやすくなるのではないでしょうか。
7:ロープ・突っ張り棒で「スペース作り」
null「和室にロープをはって真ん中に扇風機をおいてます」(40歳・金融関係)
「長い突っ張り棒に洗濯物をかけて、エアコンつけっぱなし」(30歳・広報・宣伝)
このように、室内に一時的な洗濯物干しスペースを設ける家庭もありました。
8:急ぎの際には「ドライヤー」「アイロン」をピンポイント使い
null「生乾きのままアイロンがけをして、乾燥時間を短縮させています」(50歳・主婦)
「ドライヤーを使う」(30歳・主婦)
子どもの体操着や給食着など、「明日までに洗濯してもっていかなければならない」という物があるときには、アイロンで“予乾燥”しておくという方法が有効かもしれませんね。
9:風通しの良い窓のそばに干す
null「窓をなるべく開けておく」(36歳・デザイン関係)
「南向きの窓際に干す」(68歳・主婦)
「あちこちの窓を開けて風通しが良いようにしてから一番風が通るところに干す」(59歳・主婦)
窓のそばに風通しの良いスペースがある場合には、部屋干し時間が短縮されそうです。
10:浴室乾燥機
null「お風呂の乾燥機を付ける」(71歳・主婦)
「浴室乾燥の干し方をこだわってます」(38歳・営業・販売)
浴室乾燥機がある家庭では、乾燥機と部屋干しを上手にミックスしているようです。
以上、今回は主婦の皆さんが実行している部屋干しのアイディアについてお届けしました。
雨の多い季節に備えて、部屋干しの準備をしておくと洗濯物管理のストレスが軽減されそうですね。