パソコンに保存する
nullスマホやデジカメで撮影した写真データの管理方法について尋ねたところ、まず多かったのは、パソコンにデータを移すという意見。
「携帯だとすぐにいっぱいになるので、こまめにパソコンにうつしている」(39歳/その他)
「パソコンにデータを移してフォルダを作って管理している。管理がしやすい。必要な写真を見つけやすい」(30歳/ 総務・人事・事務)
「定期的にパソコンでバックアップ。iPhoneが壊れた時などに便利」(20歳/ 学生・フリーター)
「パソコンにデータを移して管理。フォルダを分けられるしサクサク見れる。PCとプリンターを繋げば印刷も楽」(21歳/ 学生・フリーター)
「パソコンにデータを移しています。パソコンの方がデータがある方がいろんなことに活用しやすいからです」(42歳/その他)
「パソコンにデータを映してフォルダを作って管理している。大容量のデータを保存でき、加工も自由にできる」(40歳/その他)
スマホよりもパソコンのほうが大量に保存できますし、画像の管理や加工もしやすいというメリットも。
「画像でスマホがもうパンパン!」というときには、とりあえずパソコンにお引越しさせるとよいかもしれません。
パソコン以外の記憶媒体に保存する
null保存先はパソコン以外にも。
「パソコンを経由して、USBメモリに保存している。バックアップもできるし、持ち運びしやすい点がよい」(31歳/ 学生・フリーター)
「メモリーカードに入れて、それがいっぱいになったら、別のカードを入れている。カードを変えるだけなので便利」(40歳/その他)
「メモリーカードにフォルダを作って管理している。パソコンの容量を圧迫しなくていい」(33歳/ 学生・フリーター)
「一旦、スマホ内に保存し、いっぱいになったら整理してSDカードにコピー。容量があくのと、スマホが壊れても安心」(32歳/その他)
「CD-ROMに保存している。消えにくい、写真を移動させることでスマホの容量を減らせる」(21歳/ 学生・フリーター)
特に、小型のSDカードなどはスマホに挿しっぱなしにしておけるので便利。
パソコンに保存すると、他のファイルとごちゃ混ぜになってしまいそう……という人は、この方法が適しているかもしれませんね。
画像管理アプリなどを利用する
null画像管理アプリなどを利用して、クラウド上で保存しておくことも可能です。
「グーグルフォトで管理している。クラウドで保管なのでデータを気にせず保管でき、フォルダ分けもありバックアップもできる」(23歳/その他)
「Googleフォト。クラウドなので、複数の端末で管理できるところが便利」(50歳/ 学生・フリーター)
「Googleフォトで管理。検索しやすいため、写真の管理がしやすい」(28歳/ 研究・開発)
「iCloudに保管している。スマホが壊れたり、機種変してもすぐにデータを移行できる」(32歳/ 学生・フリーター)
「“家族アルバム みてね”アプリ。無料、容量無制限でアップロードもしやすい、共有できる」(28歳/その他)
「amazonのphoto整理ができるサービスでフォルダわけをしている。人物別で勝手に判断して、振り分けてくれるので自分でいちいち操作する手間がなく、簡単にフォルダ分けできる」(22歳/ 学生・フリーター)
「LINEで一人グループを作ってそこにアルバム保存している。LINEだから、使いやすい!」(31歳/その他)
「インスタグラムにあげている。自分の見たい写真をweb上で管理できる。いいねがつくので、自分の撮った写真の良し悪しが分かる」(28歳/デザイン関係)
「Facebookに投稿して保存している。見たいときに見れる」(18歳/学生・フリーター)
今回のアンケートで1番人気のサービスは、『Googleフォト』でした。
また、iPhoneユーザーにとっては、『iCloud』がおなじみですが、容量が不足しやすいので、『iCloud』にたまってきたら、容量無制限の『Google フォト』にバックアップする……という使い方をしている人も多いようです。
さらに、SNSをアルバム的に活用している人もいました。公開設定さえ注意すれば、この方法も便利かもしれませんね。
お気に入り写真は現像する
null「しまうまプリント、トロットというサイトを使って、ミニアルバムを作って保管している。題名なども入れられて、月ごとに振り返れる」(31歳/その他)
「Mags Inc.というアプリでアルバムを作って管理している。 簡単に冊子のアルバムが作れるので、手間が省ける」(29歳/ 総務・人事・事務)
「気に入った写真をTOLOTを利用しアルバム作成している。写真保存と違い、冊子になって届くので軽いし、劣化が少ない」(31歳/その他)
「一年に一回、上手に撮れてるのだけLサイズに焼いてファイルに入れて保管する。好きな時にすぐ取り出せるし見せてあげられる」(43歳/主婦)
アプリなどを活用してフォトブックを作成するという声も。家族の記念写真などは、手に取れる形として残しておくと安心感がありますし、普段スマホやパソコンをあまり使わない高齢のかたなどに共有するにも便利ですよね。
複数の方法を駆使して保存する
null複数の方法で保存しているという慎重派の声もちらほら。
「Googleフォトで残し、全てのデータはCD-ROMに保存。欲しい画像はしまうまプリントでプリントアウトしている。データがきちんと残る。見たい時にいつでも見られる」(37歳/ 総務・人事・事務)
「PCの外付けHDDとクラウドで二重に保管。どちらかに問題が起きても大丈夫」(29歳/ 学生・フリーター)
「グーグルフォトでクラウド上での保存と、おもいでばこのハード内の保存をしています。グーグルフォトはアプリ立ち上げですぐ新しい写真を更新してくれます。おもいでばこアプリは操作がしやすく簡単にバックアップがとれます」(36歳/主婦)
デジタルデータは劣化しにくいとはいえ、絶対の保証はありません。実際のところ、筆者知人で、思い出の画像・動画をハードディスクに保存していたところ、データが一部破損して開けなくなってしまった……という涙目の経験者も。大切なデータは二重に保存しておくのがより安心です。
ちなみに、コメントにある『おもいでばこ』というのは、写真・動画専用の記録媒体で、テレビにつないで見ることもできるのだそう。家族で見返すと盛り上がりそうですね!
スマホに入れっぱなしにしている
null……と、ここまでデジタル写真のさまざまな保存・管理方法を紹介してきましたが、実は、今回のアンケートで最も多かった回答は、スマホへの入れっぱなし! 419人中何と140人(33.4%)にのぼります。
「そのままスマホに入れっぱなし。もうデータがいっぱいです」(50歳/主婦)
「そのままになっている。何枚あるのかわからなくなるがすぐ見れて便利」(43歳/ 総務・人事・事務)
「そのまま携帯に入っている。データがたくさんになったら消すだけでいい」(40歳/主婦)
「スマホの容量を大きくして、沢山保存できるようにしている。面倒じゃない」(34歳/その他)
「携帯のギャラリーでフォルダ分けしかしていない。あまり写真を撮らないので、後々見返す時などに簡単に探せる」(34歳/その他)
とにかく手間がかからないのが、この方法のいいところ。
とはいえ、筆者は古いガラケーに画像を入れっぱなしにしておいたところ、そのガラケーが起動しなくなってしまいました。保存していた画像のなかには、故人やすでに存在しない場所を撮影したものも含まれておりかなり後悔……。
みなさんは機種変更時などには、ちゃんと対処されていると思いますが、大切な画像はバックアップを!
スマホにためこみすぎると動作が重くなるといった弊害もあるようです。長らく画像を整理していない人は、今回のアンケート結果をご参考にしてみては?