「あなたの家は“片付かない家”ですか?」
nullまず、家の中の状態について尋ねたところ、結果は以下のように。
「とても“片付かない家”だと思う」・・・43票(29.1%)
「少し“片付かない家”だと思う」・・・64票(43.2%)
「“片付かない家”だと思わない」・・・41票(27.7%)
実に7割以上が“片付かない家”だと自認! よそのおたくの内部事情は外からうかがい知ることはできませんが、多くの家庭が“うちの中ごちゃごちゃ”問題を抱えていることが明らかになりました。
ウチの中が片付かない理由
null前の質問で「とても片付かない家」「少し片付かない家」だと回答した107人に、なぜ片付かないのか理由を尋ねてみました。
モノが捨てられない!
「不用品が多いがいつか必要になるような気がするから」(33歳/総務・人事・事務)
「物が捨てられない。夫がバンバン捨てて整理整頓をするから綺麗ではあるが私が整理整頓が苦手だから片付かない家になる」(51歳/主婦)
「私は、捨てたいのだが、父が捨てられない人で、かつ私が捨てようとしたら怒るし片付かない」(28歳/学生・フリーター)
「明らかに何年も使っていないものや書類などが溜まっているから」(34歳/出版・マスコミ)
「使える物がなかなか捨てられないから。例えば捨てるTシャツでも雑巾の様に使ってから捨てるので直ぐには捨てないため」(56歳/主婦)
家が片付かない理由として最も多かったのは、“モノが捨てられない”から。もったいない精神が発動したり、整理整頓が単純に面倒くさかったりで、ついモノをためこみ、あふれかえってしまう……というのは、“片付かない家”あるある現象だといえそうです。
モノが出しっぱなし!
「普段はある程度出しっぱなしで、来客がある時には片付けるようにしているので、普段は片づいていないと思う」(58歳/その他)
「みんな、出したら出しっぱなしのため、それをいちいち片付けてたら他のやりたい所まで全然進まない」(40歳/主婦)
「定位置を決めてもついその辺に放置してしまうから」(29歳/総務・人事・事務)
「子どものおもちゃをどこにでも出すのでおもちゃがそこら中に散らかっている」(39歳/コンピュータ関連技術職)
「家族に男が多くすぐに脱ぎちらしたりするから」(53歳/主婦)
モノが多くても整然と定位置に収まっていれば、スッキリと片付いて見えてますが、実際にはなかなかそうはいかないようで……。
特に、子どものいる家では、片付けても片付けてもキリがない! 自分ひとりが頑張っても徒労に終わってしまうというため息まじりのコメントがいくつも寄せられました。
買いだめ癖、コレクション癖がある
「在庫があるのに次々と買ってしまうから」(50歳/総務・人事・事務)
「安いものを買いだめしてしまうので。特に洗剤類とシャンプー、化粧品で部屋の3分の1が機能しなくなっています」(54歳/その他)
「本が大好きで、ついつい増やしてしまうから」(24歳/その他)
「極力必要なものだけ買うようにしているけど、コレクター気質でシリーズは揃えてしまうので物が増えて、元々のスペースに入りきらなくなってしまいます」(44歳/その他)
今すぐ必要じゃないものでも、安売りしているとつい手が伸びてしまったり、モノを集める趣味があったりするのも、家が片付かない原因。ストックにせよ、コレクションにせよ、一定の収納スペースを決めて、そこからはみ出ないように心がける必要がありそうです。
収納スペースが少ない!
「物が多いので収納がすでにいっぱいになり片付きません」(39歳/その他)
「人数が多く物が多いのに収納が少ないのであふれかえっている」(37歳/主婦)
「収納が少ないので自分で工夫してきれいにしないといけないから」(39歳/主婦)
たしかに、家族構成と収納スペースが見合っていないために、キャパオーバーを起こしてしまうという事情もあるかもしれませんね。ただ、スペースさえ確保できれば万事OKかというと、必ずしもそうとは限らないので要注意です。
というのも、筆者は現在の住まいに引っ越してきた際、「床下収納が広い! これで汚部屋から脱却できる!」と心躍ったものの、2年も経たないうちに満杯になり、床にものを直置きするようなありさまに陥ってしまいました。いくら広い家、収納スペースが充実した家であっても、住む人の習慣や物の考え方が変わらなければ、問題の抜本的な解決には至らないのかもしれません。
以上、家の中が片付かない理由をご紹介しましたが、「まさしくうちがそう!」と共感してしまった人も多いのではないでしょうか? スッキリ片付いたおうちを目指すべく、当てはまる項目は今日から少しでも改善していきたいものですね。
成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。