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やっちゃった…が続出!「年末の大掃除で処分して後悔したもの」あるあるから意外なものまで

年末の恒例行事ともいえる大掃除。お家の中も心もスッキリして新年を迎えようと、ついつい勢いで捨ててしまったり、うっかり手違いで処分……なんて経験ありませんか? その結果、あとで後悔したり困ったりするほど悔しいことはありませんね。

『kufura』では、20~50代の男女340人にアンケートを実施。「年末の大掃除で捨てて後悔したもの」についてうかがってみました。では早速、回答を見ていきましょう!

捨てすぎた、まだ着られたかも?…洋服、靴など

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「洋服。捨てるのではなく、フリマアプリで売ったり回収ボックスなどに寄付すればよかったと後悔した」(28歳女性/その他)

「革ジャン。昔着ていた革ジャンですが体形の変化(太ってしまった)で着られなくなったので、結構高価だったけど処分しました。子どもが大きくなって気付いたのですが、処分せずに子どもに譲れば良かったと後悔しています」(54歳男性/その他)

「気に入ってよく着ていたが傷んできていた洋服。似たような服を買ったのでもういいかと思って処分したが、新しい物はやっぱりどこか違う……と思って処分を後悔した」(53歳女性/金融関係)

「自分の歳に合わなくなった衣類を処分しました。新しい物を買えばいいという考えをもっていましたが、家計が苦しくなって買うのが難しくなった。うちの中でだけ着る服として残しておけばよかった」(59歳男性/その他)

「見た目にちょっと古臭い厚手のコート。これを着て歩くのは貧乏くさいなと思って処分。しかし以後、そのコートよりも保温効果を実感出来るコートと出会えない。捨てなければよかったと後悔」(35歳男性/デザイン関係)

「ブランドのバッグ。生産中止でもう作らなくなり中古で探しましたが、同じものが見つからないので」(47歳女性/主婦)

「使わなくなったスポーツシューズを廃棄したが、買ったばかりのシューズが足に合わず廃棄しなければ良かった」(59歳女性/主婦)

やはりダントツで多かったのが洋服という回答でした。捨てすぎてしまった、新しく買ったものがしっくりこなくて後悔など、誰もが共感してしまいそうな理由が。収納がスッキリするのでどんどん処分したくなりますが、少しでも迷ったものは時間をおいて再検討する方がよさそうです。

無性に読み返したくなることも…書籍類

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「収納スペースが足りなくなり、泣く泣く売ってしまった本をまた読み返したいと思い検索したら絶版になっていて、しかも中古は定価よりも高価格になっていた」(58歳男性/学生・フリーター)

「本。その時は要らないと思っていました。しかし翌年仕事で調べものをした時、捨てた本に内容が書かれていたのを思い出して、捨てなければよかったと後悔しました」(52歳女性/その他)

「マンガ。捨てる前にも一通り目を通したものの、年末特番で感化され、もう一度読もうと思ったころには処分してしまっていたことを後悔しています」(33歳男性/学生・フリーター)

「バンド練習用の楽譜。80年代の邦楽バンドの物を捨ててしまったが、メルカリなどで高く売れていた」(53歳男性/公務員)

「ためていた雑誌。大掃除の機会に昔からコレクションしていた漫画雑誌を全部捨てたが、また読みたくてもコミックス化されていないものもあったりして、もう読めないと思うと後悔した」(54歳女性/主婦)

コレクションしているものや、漫画などで巻数が多いものだったりすると、だんだんと置き場所に困り渋々手放す羽目になる方も……。のちに読み返したくなって悔やんだとの声がかなり続出しました。

意外と高値で売れたかも!?…電化製品

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「古い家電。今となっては高値で売れる可能性も」(42歳女性/学生・フリーター)

「衣類乾燥機。邪魔だったので処分したものの、梅雨や部屋干しの時に欲しくなり後悔しました」(57歳女性/その他)

「型落ちしたストーブ。まだ使えたのに新しいのが欲しくなり処分してしまった」(55歳男性/その他)

「MDコンポ。もう売っていないので持っていればよかった」(57歳男性/その他)

「古いMACを処分してしまったが、とっておけばビンテージとして売れたかもしれないと思って後悔した」(55歳男性/その他)

古い電化製品は、モノによってはプレミア化したかも……との声が。しかし、大きなものだと収納するにしてもかさばり、つい処分したくなりますよね。また、新製品に目移りして捨てたものの、まだ使えたのにという意見も。周りに欲しい人がいないか、まずは声をかけてみるといいかもしれません。

もったいなかったと後悔…趣味のもの

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「何年も聴いてなかったカセットテープを思い切って断捨離したのですが、あとからもう聴けないとなって後悔しました(ラジオ番組だったので)」(52歳女性/コンピュータ関連技術職)

「自転車。4台ロードバイクやクロスバイクを所有していたが、最も乗っていない自転車を友人に譲った。一緒にツーリングに行き、改めて良い自転車と気づき後悔した」(56歳男性/コンピュータ関連技術職)

「ゲームソフト。またやりたくなって買い直そうとしたら、プレミア価格になっていて手が出せなくなった」(37歳女性/主婦)

「子どもの頃から収集していた切手。かなり高価なものもあったので後悔している」(58歳男性/その他)

「スキーウェア。もうスキーには行くことが無いと思って年末に捨てたが、翌年に友達からお誘いがあり行くことになった。泣く泣くレンタルウェアを借りたが、スキーウェアはかさばるのに使う機会も少なく、置き場所に困る」(47歳男性/その他)

「昔集めたアニメのグッズ。今売ればそれなりに値段がついただろうから、捨てるのはもったいなかったと思う」(29歳女性/総務・人事・事務)

趣味に関するものについても、苦い体験談がたくさん寄せられました。なくなってから改めてその良さを再確認したり、意外とレアなものだったと痛感したが、時すでに遅しというエピソードが多数。思い入れが強いだけに、悔しさも倍増しそうです。

同じものは他にない…思い出の品

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「生前の祖母が買ってくれたジーパンを、引っ越しの際手違いで破棄してしまい、あとで非常に後悔した」(52歳男性/公務員)

「オットマン。ソファを買い替える予定があるので処分したけど、もう少し取っておけばよかった。新婚の時に買った思い出の品なので」(49歳女性/主婦)

「本に挟んでおいた押し花。思い出のものだったのでショックでした」(59歳女性/主婦)

「自分の小さい頃のアルバム。いらないと思ってパッと捨てたけど、思えば地震でもうそのアルバムしか残っていなかったから、後悔しました」(44歳女性/主婦)

「子どもが書いた絵など。写真で保存してから処分すればよかったと思った」(42歳女性/主婦)

「飼っていた猫の写真」(42歳男性/その他)

「貴重な写真が入っている携帯をうっかり処分して後悔した」(45歳男性/営業・販売)

思い出が詰まった品々は、その人にとっては世界に一つしかなく、とっても大切なものですよね。失ってしまうともう同じものには出合えないので、ダメージはより大きくなりそう。不手際で捨ててしまったという方も多くいたので、特に慎重に扱いたいですね。

その他、こんなものもありました

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「説明書。もういらないと思って捨てた後に、故障して必要になった」(43歳女性/その他)

「過去の年賀状。住所がわからなくなった」(33歳女性/総務・人事・事務)

「植木鉢。かなりの高額だったらしく、家内にこっぴどく叱られた」(59歳男性/その他)

「ワイヤー入りブラジャー。もう付けていて苦しいワイヤー入りの下着からは解放されたい!と強く思い、思い切って全部処分して晴々したが、ワイヤーなしではバストの線がきれいに出ないことも多く、それまでの服が着用後急に野暮ったく感じられた。2、3枚は残しておくべきだった!と後悔した」(54歳女性/その他)

「宝くじ。去年の年末、机を廃棄したら中に入っていた宝くじが当たっていました。下位の賞ですが」(32歳女性/営業・販売)

年賀状、下着、宝くじ等々、皆さんそれぞれに後悔は尽きないよう。もういらないと捨てた説明書が、そんな時に限って必要になる……あるあるですよね! 筆者も経験アリです。

 

年末の大掃除モードに入ると、「とにかく捨てる」ということに集中してしまいがち。あとで激しく後悔しないためにも、これは何個まで残す、データ化できるものはデータ化して保存するといったマイルールを決めて、後悔を回避していきたいものですね。

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