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無印流・かさばらない「パーカーのたたみ方」無印良品のインテリアアドバイザーに聞く【クローゼット収納のコツ・第2回】

誰に教わるでもなく、なんとなくたたんでいるクローゼットの洋服たち。実は、たたみ方次第で収納力がぐっとアップするって、知っていましたか?

『無印良品』が主催する収納セミナー「インテリアアドバイザーが教える“使いやすいワードローブを作るための3つのステップ”」の取材レポート、今回紹介するのは“しまい方”。「こうすればいいのか!」と大発見だった、パーカーのたたみ方をご紹介します。

かさばらない!パーカーのたたみ方

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セミナー終了後、シニアインテリアアドバイザーの村上さんとインテリアアドバイザーの安達祥伊さんにみっちりレクチャーしていただき、マスターしたコツを動画でお伝えします。

「フードが邪魔でうまくたためない!」なんてお悩みがスッキリ解決しますよ。

(1)ファスナーを閉めて、パーカーの紐を中に入れる。

(2)フード部分を薄く折りたたむ。フードを▽の形にする。

(3)パーカーの首の縫い合わせ部分を支点に腕を下ろす。

(4)もう片方も折る。腕を下ろす際に、脇のラインに合わせると、薄く仕上がる。

(5)裾を下から上へ持ち上げる。

(6)もう半分折る。

このたたみ方は、長そでのニットやトップスにも応用できます。動画でも実践したように、おろした袖が服の中心で重ならないようにすることがポイント。薄く均一にたためるので、収納力がアップするというわけです。セミナーで見せてもらったスライドにも説得力がありました!

パーカーはたたむのが難しいし、アウター感覚でハンガーにかけて収納していた筆者ですが……。

「たたむ手間が省けるので、ハンガーにかけたまましまうことも収納のコツではあります。でも、パーカーやニットなど重みのある素材をハンガーにかけると、どうしても肩が伸びてしまうので、ぜひこのたたみ方を試してみてくださいね」とアドバイスしてくれた村上さん。

たたみ方をマスターしたら、「しまい方」にひと工夫

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「たたんで、なおかつ収納ケースの中で立ててしまうと、1枚ずつ取り出しやすく、何を持っているか把握しやすくなります。収納用品の高さに合わせてたたむのがポイントです」と安達さん。

動画では最後はパーカーを4つ折りにしましたが、収納用品の高さに合わせて、3つ折りでもよいそうです。

どうしてもかさばるものが多い冬場のワードローブ。「薄くなるようにたたむ」「ケースの中に立てて収納する」この2つのコツを試すだけでも、クローゼットがスッキリ整いそうですよね。

次回は、収納セミナーで紹介された『無印良品』の収納グッズをレポート! 取材後、筆者が思わず購入したアイテムの使用感もお届けします!


【取材協力】

無印良品

取材・文/駿河真理子

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