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「捨てると一気に部屋がスッキリしたと実感したもの」ランキング…3位書類を超えた1位は?

おうちがなかなか片付かない……とお悩みの人の中には、ものを捨てるのが苦手な人が多いのではないでしょうか。「まだ使えるから」「いつか必要になるかも」はたまた「単純に面倒くさい」など、ためこめ癖の言い訳はいくらでもありますが、いざ一念発起して不要なものを手放すと、スペースにも心にも余裕ができて大きな爽快感を得られるかもしれません。

『kufura』では、20代~50代の男女379人を対象に、“捨てると一気に部屋がスッキリしたと実感したもの”をテーマにアンケート調査を実施しました。ランキング形式で皆さんの「これを捨ててよかった!」の声をご紹介します。

第8位:電化製品・・・11票

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「電気ポット。壊れていたものをそのままにしていた」(42歳男性/その他)

「ブラウン管テレビ。場所を取り重さもあるので邪魔だった」(51歳男性/その他)

「ステレオ。セットの大きなスピーカーも含めて、かなり部屋の中で幅をとっていた。もう古くて使えなくなっていたのを一気に捨てたらスッキリ! 部屋も見違えるくらい広くなりました」(55歳男性/その他)

「故障したワインセラー。部屋の中でスペースをたくさん取っていたので、これを捨てたら一気に部屋が広くなった」(53歳男性/研究・開発)

電化製品に関しては、故障したものをためこんでいる人がちらほら。たしかに、処分するのに事前申し込みなど手続が必要な場合もあり、つい放置したくなりますよね。とはいえ、本来の機能を果たさなくなった巨大な置物はスペースを圧迫するだけ。もし該当するものがおうちにあるならば、今すぐ処分に着手しましょう!

第7位:子どもに関するもの・・・15票

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「子どもが学校で作った工作。写真だけ撮って全部処分したらスッキリしました」(43歳女性/主婦)

「子どもの衣類。特に年中の娘の服はすぐにサイズアウトしてしまう。リサイクルゴミに出すために、畳んで縛って……私的に骨の折れる作業ですが、捨てた後は気分もスッキリします」(38歳女性/主婦)

「子どもの絵本。子どもたちがもう読まなくなり、各自の部屋からリビングに出してきたら、本棚に入り切らずに床に山積みになっていたので、思い切って処分したらスッキリした」(50歳女性/主婦)

思い出も詰まった育児に関するあれこれ。なかでも、工作などは替えがきかないので、捨てるにはかなりの決断力が必要です。ただ、子どもが成長するにつれて不用品は増える一方で、ためこむとキリがありません。どうしても手放しがたいものは写真データだけ残して、物理的には処分するのも一つの手です。

第6位:趣味に関するもの・・・19票

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「アイドルグッズ。正直飽きていたので捨てるといろんな意味でふんぎれた。部屋も片付けられて広くなった」(55歳女性/コンピュータ関連技術職)

「カードゲーム類、5,000枚以上あったので捨てたら部屋の見栄えが良くなった」(25歳男性/その他)

「昔クレーンゲームでとったぬいぐるみたち。埃をかぶってたので」(40歳女性/その他)

かつては心の支えになっていた趣味のアイテムは、熱が冷めてからも、捨てるには忍びがないもの。ただ、埃のかぶった状態で放置するくらいなら、「今までありがとう」という感謝の気持ちを込めつつお別れするのがよいかもしれません。過去の自分からも卒業して、新しい自分へとアップデート!

第5位:段ボール箱・・・20票

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「段ボール。何かをしまうために取っておくといいと思っていたが、実際何にも使わなかったので、捨てたらスッキリした」(32歳女性/総務・人事・事務)

「大型家電の入っていた段ボール。倉庫で場所だけ取っていたので処分したらスッキリした」(58歳女性/デザイン関係)

何かの役に立ちそうで結局は使い道のないものの典型例ともいえる段ボール箱。コロナ禍以降、通販を利用する機会が増えたこともあり、持て余している人が多いのではないでしょうか。新しい荷物が届くたびに無限にためこむのではなく、家でキープしておく上限数を決めるなどして、余分なものはじゃんじゃん捨てるのが吉です。

第4位:家具・・・47票

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「ソファ。場所をとっていてそんなに座らないので。デザイン重視で買ったものだからなくても全然困らず、むしろスッキリしてよかった」(38歳女性/主婦)

「本棚。整頓するために本を処分したら一気に片付いたから」(50歳男性/その他)

「タンス。中身の洋服ごと捨てたから」(48歳男性/その他)

「ベッド。布団に変えたら昼間は部屋が広々でスッキリした」(53歳男性/総務・人事・事務)

いざ事を起こすまでには相当の気合いが必要ですが、遂行するとまちがいなく大きな爽快感が得られるのが大型家具の処分。今回のアンケートではソファ、そして本棚やタンスなどの収納系を挙げる声が目立ちました。

ちなみに、筆者知人の場合、ソファを捨てることで、スマホを見ながら寝そべったり、洗濯物を置きっぱなしにしたりといった癖を改善できたそうです。大型家具を手放すと、生活習慣の見直しにもつながるかもしれませんね。

第3位:書類・・・52票

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「パンフレットやダイレクトメール、チラシなどあとで見ようとためていたものを捨てたとき。部屋がスッキリして気持ちが良かった」(56歳男性/その他)

「学校で貰ったお手紙やお知らせ。必要かもととっておいたものが大量にあって、捨てたらスッキリした」(45歳女性/営業・販売)

「会社の社内報。あまり見る機会が無いが中々捨てにくいものだったので、全部スキャナして捨てたら本棚がスッキリした」(46歳男性/その他)

「封書類。個人情報が載っているものはなかなか捨てられないが安いシュレッターを買って粉砕したらスッキリした」(59歳男性/その他)

仕事関係の書類、子どもの学校からのお知らせ、お店のチラシ類など1枚1枚は大してかさばるものではないけれど、束になると結構な分量に。それに、筆者自身大いに心当たりがありますが、書類のためこみ癖があると頭の中もゴチャゴチャになりがちです。

書類の束は定期的に見直して、今の自分にとって本当に必要な情報を整理してみては? スペース的にもメンタル的にもクリアな状態を目指したいところです。

第2位:本、雑誌・・・69票

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「大量の書籍。また読むだろうと1,000冊以上保管していたので、処分したら一気にスッキリした」(53歳女性/主婦)

「雑誌を含む書籍類。いつか読もう、取っておけば役に立つと貯めこんだが、内容が古くなったものはあまり読む気がしない。捨てたらスッキリした」(58歳男性/コンピュータ関連技術職)

「参考書。いつか見るかもととってたが、使うことなく捨てたら他のものが置けるスペースができた」(38歳女性/その他)

「1年近く読まなくなった本。5冊の分厚い本だったので、それらがなくなり部屋がスッキリした」(26歳女性/コンピュータ関連技術職)

今、家にある本の大半はもう読み返す機会がなかったり、ただ積読してあるだけだったりするものではないでしょうか。また、実用系の本や雑誌の場合、「いつか役に立つかも」と思っているうちに、情報が古くなってしまうこともあります。自分にとってのとっておきの愛読本は別として、長らく見向きもしていない本は処分を検討してみては?

第1位:衣類・・・87票

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「痩せたら着ようと思っていた洋服。諦めて捨てたらスッキリしました」(50歳女性/総務・人事・事務)

「洋服。一度も着なかったものとかもったいなくて捨てられなかったけど、ゴミ袋数個分を捨てたらスッキリした」(50歳女性/その他)

「洋服です。今、着ない服を全て処分したら、収納をいくつか捨てる事が出来、部屋がスッキリしました」(59歳女性/主婦)

「着なくなったりほころんでたりしている服を捨てると、また、服を買うために頑張ろうという気持ちになる」(42歳女性/営業・販売)

「一時期買い物依存症みたいに服をいっぱい買っていて、でも数回使ったら着なくなるの繰り返しで部屋のスペースを圧迫していた。これじゃいけないとほとんど捨てたら、部屋も心もとてもスッキリしました」(48歳女性/主婦)

過去にご紹介した“捨ててよかったもの”ランキングでも、不動の1位といっても過言ではない衣類が今回も首位をキープ!

クローゼットに服が詰め詰めだったり、あまつさえはみだしたりしている状態だと、何となく気分も沈むもの。自分のお気に入りでないものを無駄にためこんでいるのが原因ではないでしょうか。

長らく袖を通していないアイテムでも、新品同様のもの、奮発して購入したものなどは「いつか着る機会があるかも」「まだ着れるのにもったいない!」とついタンスの肥やしにしてしまいがちですが、一定期間、出番のなかったアイテムは基本的には処分した方がいいかもしれません。

その他、こんなものも捨ててスッキリ!

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「古い日記。段ボール一箱片付いたけど、それ以上に、過去を捨てた感じで、心がスッキリした」(57歳女性/主婦)

「中途半端な化粧品。古いのは肌にも良くないですし、処分してスッキリしました」(35歳女性/主婦)

「使わなくなった食器など。場所を占領していたので」(57歳女性/主婦)

「ゴミ箱。ゴミ箱の数を大幅に減らすことで何故かゴミも減りスッキリ」(56歳女性/その他)

「客用布団一式。結婚時に購入したが結局使わず10年押し入れに入れっぱなしに。もし必要であればレンタルすればいいと夫婦で相談し捨ててみると押し入れがすっきりした。そこに部屋の荷物を移動できたので結果一気に部屋がスッキリした!」(34歳女性/主婦)

他にもまだまだ家中にある“今すぐ必要じゃないもの”を捨てれば捨てるほど大きなスッキリ感が得られるのではないでしょうか。

 

以上、“捨てると一気に部屋がスッキリしたと実感したもの”ランキングをご紹介しました。今回のアンケートでは、何を捨てるかにかかわらず「心理的にもスッキリ」という趣旨のコメントが数多く寄せられたのが印象的です。皆さんも、身近にあるものを徹底的に処分してみてはいかがでしょうか。

中田綾美
中田綾美

成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。

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