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「トイレに置くのをやめてよかったもの」ランキング!あれもこれも実は不要だった!?

毎日大変お世話になっているけれど、正直掃除が苦痛な場所……。それはトイレ。その悩みを少しでも軽くするためには、トイレに置くものを最小限にするのがベターです。

そこで、『kufura』では20代~50代の女性140人を対象に、“トイレからなくしてよかったもの”をテーマにアンケート調査を実施。ランキング形式で、トイレから戦力外通告を検討したいものを見ていきましょう。

第6位:花などの飾り・・・6票

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「花。トイレまで水かえに行くの面倒で、いつも枯れるまで、ほっといてたから。なくしたら掃除の手間が減った」(46歳/主婦)

「かわいい人形。飾っても埃がたまるだけだった」(51歳/主婦)

雑誌などで“おしゃれなトイレ”の写真を見ると真似したくなりますが、インテリア上級者がやることなのかも……。あまり几帳面でない人(筆者含む)がトイレを素敵にディスプレイしようとしても、メンテナンスが長続きせず、余計に小汚い空間になってしまう恐れも。飾りは撤去するのが正解かもしれません。

第5位:スリッパ・・・8票

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「スリッパ。綺麗に揃えない人がいるのがストレスだったのでなくしたらストレスがなくなった」(26歳/その他)

「トイレスリッパ。衛生面で気になるし、わざわざ履き替えるのが面倒だから」(51歳/総務・人事・事務)

床の汚れをトイレ外まで広げるのを防ぐ役割を果たすスリッパですが、こまめに洗濯しないと衛生上の問題が。頻繁に床を軽く拭くなど、プチ掃除で床を清潔に保っていれば、スリッパに履き替える実益は低いかもしれません。

第4位:サニタリーボックス・・・10票

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「汚物入れ。都度捨てにいかなければいけないが臭いが気にならなくなった」(57歳/主婦)

「サニタリーボックス。リフォームして心機一転、トイレアイテムを揃えましたが、全く使いません。来客でも、よその家に自分の汚物は捨ててはいかないですよね。自分のは直ぐにゴミ処理してしまいますし不要だと気づきました」(52歳/その他)

「プラスチック製の汚物入れ。紙製のに変えてそのまま捨てるようにしたので洗わなくてよくなった」(56歳/主婦)

使用済み生理用品などを捨てるサニタリーボックスですが、そこにゴミをためこまくてもいいのかも……。トイレで発生したゴミは都度、処分すれば必要がないのかもしれません。コメントにもあるように、ゴミを持ち出しやすいように使い捨てのゴミ袋にしてもいいですね。

第3位:据え置きタイプの消臭剤、芳香剤・・・22票

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「芳香剤。定期的に掃除をしておけば、必要なかったから」(40歳/その他)

「芳香剤。使用済みの容器も忘れ続けると埃をかぶって結局ゴミに。また、種類によっては香りがキツイものもある。現在はトイレ使用時は換気扇を回しています」(47歳/主婦)

「消臭剤。置き場所にも多少困っていたし、最近では消臭成分の入っているトイレスタンプを利用するようになったので、消臭剤を買うのをやめました。実際、消臭剤がなくても嫌な匂いがしないし、置き場所をとらなくなったし、いい事づくめです」(43歳/主婦)

「置型芳香剤。元々香りがするものが好きではなかったが、においが気になり置いていたがワンプッシュタイプのにおい消しを今は使用している。必要なときだけ使用するので無駄な香りが残らず快適になりました」(49歳/金融関係)

トイレのにおい対策グッズですが、据え置きタイプはじゃまになったり埃をかぶったりするというデメリットも。芳香剤や消臭剤は置かずに掃除や換気を十分に行うことでにおいを防いだり、あるいは、より便利なアイテムにシフトしたりする人が増えているようです。

第2位:トイレブラシ・・・23票

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「トイレブラシ。インスタで見て知った、無印のキッチン用の柄つきスポンジに切り替えたら、場所も取らずで毎日の掃除が非常に楽になった」(51歳/総務・人事・事務)

「トイレブラシを流せる使い切りにして、本当に良かった。使用後のブラシを清潔に保つのが手間だったし、本当に清潔なのか気になっていたので」(58歳/主婦)

「トイレを掃除するブラシ。ハンディタイプのシートで手入れするようになったから」(53歳/主婦)

「トイレブラシ。便器をこするタイプの洗剤は使わなくなり、便器のふちにつける洗剤できれいに保てているからです」(38歳/その他)

トイレ用の掃除ブラシですが、昔ながらのものは使用後のお手入れが面倒。使い捨てに抵抗がなくコスト面も許容できれば、使い捨てタイプを活用することでトイレ空間がスッキリし、かつ手間も省けて……と一石二鳥です。メーカーの商品開発力に感謝せずにはいられません。

第1位:トイレマット・・・24票

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「トイレマット。トイレ掃除で毎日床も拭くので置く必要を感じないし、マットの洗濯の手間がなくなって、むしろ清潔を保てる」(37歳/主婦)

「マット。洗ってもすぐ埃や髪の毛などが気になっていたので、なくしたら掃除もしやすく楽です」(57歳/主婦)

「トイレマット。トイレマットに汚れがつくのが気になっていたし、他の洗濯物と一緒に洗いたくなかったので洗濯に手間がかかっていたから」(52歳/その他)

「トイレのマット!!! とても不衛生に思えて、置くのをやめました! 洗濯する手間も省けて、掃除もしやすくなりました!」(53歳/主婦)

“トイレに置くのをやめて良かった”ものランキング1位はマット。トイレの床を清潔に保つ役割がありますが、マット自体に汚れをためこむことになり、第5位のスリッパ同様、かえって不衛生との声が続出しました。こまめに床を拭けば、わざわざマットを頼る必要はありませんし、また、マットをなくすことで掃除がしやすくなるというメリットもあります。

その他、こんなものもトイレからなくしてOKかも!?

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「便座カバー。あるとオシャレですが ないほうが洗濯する必要もないし清潔だと思う。便座をすぐ拭いたほうがよい」(51歳/その他)

「トイレットロール用棚。一個ずつ取り出せるのは便利だが置いてる付近に埃がたまり、邪魔なので捨てて良かったです」(48歳/主婦)

「カレンダー。カレンダーがあると、考え事をして気が休まらない」(59歳/主婦)

「漫画本を置いていたけど、トイレの時間が長くなりすぎるのでなくしてよかった」(42歳/その他)

「もともと何も置いていません」(54歳/主婦)

トイレにあるのが当たり前だと思っていたけれど、実はなくしても全然困らなかった……なんてものが、ほかにもまだまだあるかもしれませんね。

 

以上いかがでしたか? 掃除の負担を少しでも減らすためにも、トイレをスッキリ快適空間にするためにも、皆さんのコメントをぜひご参考にしてみてくださいね。

中田綾美
中田綾美

成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。

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