洗面所収納のコツ&ポイントは?
null大木さん宅の洗面所はオープンシェルフ。“見せる収納”のため、収納グッズのデザインを揃えているのがポイントです。これがスッキリ見えの第一歩!
(1)収納グッズのデザインを統一させる
中身によって収納グッズの大きさが変わっても、同じシリーズで揃えれば統一感が生まれます。
「洗濯ネットっていちいち広げて大きさを確認するのも面倒。だからサイズ別に分けて収納しています。そこにS、M、Lとサイズを書いたラベルを貼れば中身を一瞬で把握できます。ラベルは『IKEA』のラベルシールを使っています」(以下「 」内、大木聖美さん)
(2)洗剤は移し替える
洗剤などの派手なパッケージは生活感が出る原因に。それをシンプルな容器に移し替えて解消。
「移し替え容器に詰め替え用洗剤が入り切らず、余った洗剤をパッケージのまま保管しておくのも見栄えがよくありません。詰め替え容器は全量入る大きさを選んで、一度に詰め替えられるようにします」
(3)タオルはボックスに入れて隠す
ホテルのように真っ白なタオルで統一することは、一般家庭ではなかなか難しいもの。そこでボックスに入れて目隠しを。
「タオルを積み重ねて収納する人が多いと思いますが、ふとしたことで雪崩が起きることも。ボックスに入れておけば、崩れる心配もありません」
(4)ドライヤーは引き出しの中に
フックに引っ掛けるなどして、出したままの家庭も多いドライヤー。長く垂れ下がったコードはすっきりとは程遠いので、大木さんは引き出しに収納しています。
「そのまま入れると引き出しの中が美しくありません。ケースで仕切ることで整頓でき、コードの絡まりも防げます」
大木さんおすすめ!洗面所の収納アイテム
nullグレー〜ホワイトを基調にした洗面所のため、収納グッズは同色系の白やナチュラルなラタンを中心にセレクト。主張のない収納グッズにすることが、すっきりとして見えるポイントです。
(1)『ニトリ』の整理バスケットに洗濯ネットなどを
シンプルでインテリアを問わないうえ、サイズ展開が豊富なブランシリーズを愛用。
「収納するものに合わせてバスケットの大きさを変えて、スペースを有効活用します。洗濯ネットを入れている細長いタイプは、ブラン 整理バスケット ボトル用です」
(2)洗剤は『mon・o・tone』のキャニスターに
詰め替え容器は、内装に調和する白いキャニスター。
「大容量なうえ、口径が95mmもあって手が入るので詰め替えがらくちん。黒いフタがインテリアを引き締める効果も」
(3)『無印良品』の重なるラタンバスケット&『IKEA』のボックスのW使い
カラフルなタオルを目隠しするのに活用しているのが、『無印良品』の重なるラタン長方形バスケット。
「ラタンにタオルが引っかからないよう、インナーケースを探していたところ『IKEA』のヴァリエラシリーズのボックスがぴったりでした」
(4)『無印良品』のマイナスイオンヘアドライヤーはケース付きで便利!
『無印良品』のドライヤー専用ケースには、本体とコードを分けられる間仕切り付き。
「マチ広で自立するケースなので開口部を開けっ放しにして、出し入れしやすくしています」
まだまだある!収納アドバイザーの納得テク
null取り出しやすさから、なんでもかんでも放り込みがちな鏡裏収納。よく開閉する場所だからこそ、ぐちゃぐちゃだとテンションが下がります。開けるたびにテンションが上がる鏡裏収納のコツとは?
鏡裏に収納するものは“7割”が目安
テトリスのようにギチギチにものを詰めるのではなく、収納物は7割を目安に余白を残せるように詰め込みすぎないことが基本。鏡裏収納にストックは置かず、日々使うコスメなどだけを収納するようにすれば、7割収納になるはず。
「我が家は右の扉が主人、左が私と、扉によって所有者を変えています。こうすることでお目当てのものが見つけやすくなります」
見せる収納はシンプルな収納グッズを用い、鏡裏など隠す収納の場合は余白を残してものを詰め込みすぎない。この基本を守ることで、すっきりと快適な洗面所に近づきますよ。
整理収納アドバイザー・大木聖美さん
大木聖美・・・整理収納アドバイザー、整理収納アドバイザー2級認定講師、