冷蔵庫収納のコツ&ポイントは?
null高校生と中学生、2人の食べ盛りの男の子がいる4人家族の大木家。なのに、冷蔵庫は小さめなんです! それには理由があるといいます。
「大容量の冷蔵庫だと、たくさんつめこんで見えない食品が出てきます。腐らせてだめにしてしまう“死蔵品”を作らないため、自分で管理できるだけの量しか収納しないことが大切。まとめ買いをあまりせず、ちょこちょこ買いにしているのもポイントです」(以下「」内、大木さん)
(1)冷蔵庫の中央は空けておく
一番目につきやすく、取り出しやすい中央を空けておくのはデッドスペースのようで、もったいない気もしますが……。
「庫内灯は中央にあることが多いので、この部分を空けておくと庫内全体が明るく、見やすくなります。さらに冷気がまんべんなく行き渡るため、冷えムラも起こりません。急に冷蔵品をいただいても、空けておけば慌てず収納できますよ」
(2)賞味期限が近いものはわかりやすく示す
賞味期限が迫っている食品は、中身が見えやすいように半透明のケースに入れています。さらに「早く食べてよ!」メッセージを書いたラベルでもうひと押し!
「置く場所も庫内のよく目立つ位置に。これで食材をムダにしません」
便利!「無印良品」ポリプロピレンメイクボックス1/2
大木さんが愛用している『無印良品』の「ポリプロピレンメイクボックス1/2」は、濡れや汚れに強いポリプロピレンのため、キッチンや洗面所などの水回りでも活躍。スタッキングできるのも便利ですよね。
(3)トレーにのせて取り出しやすく
「同じ料理で使う食材などは、まとめてトレーに並べておくと取り出しやすくて便利です」
これなら少し手が届きづらい上の方に置いていても、スムーズに引き出せますね。
(4)調味料はケースにまとめて収納
「ドアポケットに置いておくと、家族が好きな場所に戻すので見当たらなくなる」とのことで、ボックスにまとめて入れていけば、見失うこともないそう。調味料名を書いたラベルを貼って、中身をわかりやすくする工夫も。
何かと食材を溜め込みがちな冷蔵庫。大木さんの“小さめ冷蔵庫に、自分が管理できる分だけの食材を入れる”を徹底すればムダ買いもなくなるはず。
また同じ用途ごとに分別すれば、スマートで使いやすい冷蔵庫に近づけますよ。
整理収納アドバイザー・大木聖美さん
大木聖美
整理収納アドバイザー、整理収納アドバイザー2級認定講師、