クローゼット収納のコツ&ポイントは?
null大木さん宅はオープンクローゼット。中身が一目瞭然のため、すっきりと見えるよう様々な収納テクニックを駆使しています。それらはすぐに実践できる収納ルール。ぜひあなたのクローゼットでもまねしてください。
(1)収納物は7〜8割を目安に
「パンパンにつまっていると見た目が美しくないだけでなく、衣類が取り出しづらくなります。ゆとりこそが使い勝手のいいクローゼットへの第一歩です」(以下「 」内、大木聖美さん)
心地よいクローゼットを目指し、お気に入りの衣類に絞るなどの取捨選択作業を行いましょう。
(2)ハンガーの見直しを
洋服を厳選するとともに、ハンガーの見直しも大切。
「クリーニング屋のハンガーは意外と厚みがあって、本数が増えると場所を取ります。薄型のハンガーにするだけでクローゼットにゆとりが生まれます」
(3)並べ方を決めておく
洋服の並べ方を決めておくと、すっきりクローゼットをキープできます。大木さんは右からアウター→トップス→ボトムスでエリア分けしています。
「並べ方はご自身が使いやすい順番でいいですが、カテゴリごとにまとめるとすっきりして見えます。衣類の丈感を揃えるとスペースの有効活用にも」
(4)立たせた収納で取り出しやすく!
バッグは取り出しやすいように立てて収納しています。
「倒れないように寝かせたファイルケースに収納しておきます」
大木さんおすすめ!クローゼットの収納アイテム
nullすっきり見せるためには、収納アイテムを駆使するのもポイント。大木さんは『ニトリ』、『無印良品』、『IKEA』をフル活用して、モノトーンベースのクローゼットに仕上げています。
(1)『ニトリ』のスラックスハンガー
パンツをピンチハンガーに吊ったのではスペースをよぶんに使います。
「パンツは『ニトリ』のすべりにくいスラックスハンガーを愛用しています。角度が広めでパンツをさし込みやすいですし、すべらないのも優秀!」
半分に畳んだパンツをスラックスハンガーに吊るせば、空間が広く使えます。
(2)ストールは『IKEA』のマルチユースハンガーに
いちいち畳むのも、コーディネートを考える際に都度柄を確認するために広げるのも面倒なストール。専用のハンガーに吊っておけば、色柄は一目瞭然。所有している枚数も把握でき、管理しやすくなります。
「マルチユースハンガーなら、ネクタイもかけられます。ハンガー1本分のスペースで複数のアイテムを収納できるのでスペースの有効活用に」
(3)アクセサリーは『無印良品』のアクリルケース
細々としたアクセサリーは、中身を見渡せる『無印良品』の透明なアクリルケースに。お目当てのものを見つけやすく、忙しい朝の準備時間も短縮できます。
「フタ付きで重ねられるのが◎。専用の内箱仕切りを使えば整理しやすくなります」
まだまだある!収納アドバイザーの納得テク
null覚えておけば必ず役立つ収納アドバイザーならではのテクニックも披露。ここまでマスターすれば、理想のスマートクローゼットが完成するはず!
(1)バッグは白い袋にいれて統一感のある見た目に
バッグは整頓していても様々な色があると、見た目にうるさい。
「バッグを購入した際に付いてくる白い保存袋にいれることで、視覚的にすっきり」
(2)ハンガーは種類を揃えてブックスタンドへ
バラけがちなハンガー類はまとめてブックスタンドへ。
「ブックスタンドなら幅の調整ができるので、ハンガーの本数に合わせられます。ハンガーのフックの向きを揃えて取り出しやすくしましょう」
(3)紙1枚の目隠しでクローゼットの生活感を払拭
半透明のケースに収納しているトップス。様々な色があるため、カラフルでインテリアの統一感を損なう原因にも。
「『無印良品』のポリプロピレンケースに白い紙を入れ、目隠しにしています」
衣類を厳選するだけでなく、ハンガーや並べる順番にも気を配ることが見た目にも美しく、使い勝手のいいクローゼットの秘訣。大木さんの収納ルールを参考に、スマートクローゼットを目指してください。
整理収納アドバイザー・大木聖美さん
大木聖美・・・整理収納アドバイザー、整理収納アドバイザー2級認定講師、