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収納に「不満」がある人は46.5%も!原因は?とくに収納しにくいと思うモノも調査

部屋をスッキリ見せるためには収納を上手にすることが大切ですよね。でも「収納スペースが足りない」「モノの大きさにあわせてうまくしまえない」など、収納にまつわるお悩みは尽きないのでは?

そこで『kufura』では、子どもを持つ20代から50代の男女187名にアンケートを実施。収納に関するお悩みについて、聞いてみました。

現在の収納に不満がある人は46.5%も!

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まず、「現在住んでいる家の収納について、満足していますか?」と聞いてみました。

  • 満足している・・・11.8%
  • まあまあ満足している・・・41.7%
  • 少し不満がある・・・28.3%
  • とても不満がある・・・18.2%

その結果、「満足している」と「まあまあ満足している」の合計は53.5%。一方で「少し不満がある」と「とても不満がある」をあわせると46.5%になりました。

満足している派が不満派を若干上回ったものの、何かしら問題を抱えている人は決して少なくないようです。

「収納スペースがない」「押し入れが使いにくい」…収納のココが不満!

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次に、「不満がある」と答えた人に、具体的にどのようなことが不満なのか聞いてみました。

収納スペース不足

「リビングにクローゼットがないのでカラーボックスなどで収納スペースを増やしているが、天井までの空間が勿体ないと感じるし、そもそもスペースが足りない」(34歳/女性/主婦)

「パントリーが無いので、食材のストックが入らない。玄関にシューズクロークが無いので、子どもたちのおもちゃなどがあり、とても狭く感じる」(40歳/女性/主婦)

「収納スペースが中途半端に小さくて、入らない持ち物があるため」(45歳/男性/その他)

「洗面化粧台の収納スペースが少ない」(39歳/女性/主婦)

「見た目ばかりを気にしてデザイン重視で家を建ててしまった結果、収納があまりなく困っている」(52歳/女性/主婦)

「キッチンのスペースが足りない。出して見せる収納にできるほど広いキッチンが良い」(48歳/女性/主婦)

押し入れが使いにくい

「クローゼットじゃなくて押し入れだし、ドアは観音開きなので前にものが置けない」(47歳/女性/総務・人事・事務)

「ものすごく古い造りの賃貸マンションなので収納は押し入れで、使いにくいです」(46歳/女性/主婦)

「クローゼットではなく押し入れなので、服がとにかく収納しづらい」(43歳/女性/主婦)

「押し入れが奥に広かったり、上に高かったりして、目当ての物が出しにくい」(50歳/女性/総務・人事・事務)

モノが多い

「モノが多すぎて困る」(45歳/男性/会社経営・役員)

「家族が5人いるので荷物が多い。特にみんなスノーボードをするのでウエアーやボードも一人複数枚持っていて、収納場所にものすごく困る」(59歳/男性/営業・販売)

「子どものおもちゃや服がたくさんで、しまう場所がない」(41歳/女性/その他)

「モノがあふれていてしまいきれない」(41歳/男性/コンピュータ関連技術職)

「子どものおもちゃが増えていく一方な上、捨てると怒る。収納ボックスもあるけど全然お片付けしてくれないので困っている」(43歳/女性/主婦)

その他

「子どもたちが出しっぱなしにする。子どもでも片付けやすい収納にしたい」(43歳/女性/主婦)

「工務店が収納に扉をつけてくれず外から丸見えでごちゃついて見える」(35歳/女性/主婦)

「そもそも夫が一部屋独占してしまって部屋が足りず、リビングや子どもの部屋に家族のものを置く羽目になっている」(55歳/女性/主婦)

「収納スペースはあり、ライフステージに合わせて可変予定として気の利いたところに棚やフックを後付けできるようにしているけど、そもそも取り付け作業が億劫」(50歳/男性/その他)

収納スペースがそもそも足りないとの声が大半。その一方で、「モノが多い」といった意見も。収納スペースを捻出するのは容易ではありませんから、衣替えや年度替わり、大掃除といったタイミングで定期的に持ち物を見直すことがまず大切なのかも。

とくに「収納しにくい」と感じるモノは?

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また、「収納しにくい」と感じるモノについても聞いてみました。

洋服

「コートなどのたたむことができない衣服。クローゼットの中で場所を取るから」(41歳/女性/主婦)

「コートなどのかさばる衣類。しまう場所がない」(40歳/男性/営業・販売)

「衣類。 ナイロンのブラウスも畳んで収納しておくとシワが取れなくなり、アイロンをかけることになります。 結局、ハンガーにかけておくしかないので」(41歳/女性/その他)

「服。詰めすぎるとカビが生えるから」(30歳/男性/その他)

「しわがつきやすい仕事用の衣類。収納に余裕がなく、詰めて収納するとしわだらけになり、アイロンをかけないといけなくなる」(48歳/女性/主婦)

キッチングッズ

「キッチン用品。大きさや形がまちまちですぐ使うものもあったりと、上手くスペースの活用が出来ていない」(56歳/女性/その他)

「シンク下の棚。 備え付けなので、自分の望んでいるような収納スペースではないからあまり物が入らないので困る」(43歳/女性/主婦)

「キッチン用品が形がいろいろでしまいにくいし、捨てないので減らないで増える一方」(52歳/男性/営業・販売)

おもちゃ

「子どものおもちゃ。どんどん増えるし片付けてもすぐに散らかる」(35歳/女性/主婦)

「子どものおもちゃ。しまっても、いつの間にか出してくる」(41歳/女性/その他)

防災グッズ

「防災リュック。いざというときにすぐ取って逃げられる場所に置かないといけないけど、普段は邪魔だから場所が悩ましい」(39歳/女性/公務員)

「防災グッズ。 6人家族なので、とにかく量が多く、把握するのが大変で、たまにダブる」(41歳/女性/主婦)

その他

「ゲーム機。意外と面積があり、積み重ねができないので場所を取るから」(33歳/男性/その他)

「掃除機(付属品)が収納しにくく困っている」(44歳/女性/主婦)

「子どもの幼稚園で作ってくる作品などがどんどん増えていき、収納スペースを圧迫している」(32歳/女性/主婦)

「学校からのおたよりや光熱費関連の請求書、領収書など。個人情報が書いてあるので捨てづらくたまってしまう」(42歳/女性/主婦)

「玄関収納。 土間のようにもう少し広くしたら、ベビーカーや子どもの外遊び道具を置けたのになぁって思いました」(38歳/女性/主婦)

もっとも多くの回答が寄せられたのが、衣類。とくに冬のコート類はかさばって場所をとるため「収納に困る!」という意見が多いよう。出番のないオフシーズンはコンパクトにしておきたいところですよね。

またキッチンの収納や、子どものおもちゃに頭を悩ませている方も少なくありませんでした。形が不揃いで種類も多いと、片付けの難易度はあがるのかもしれません。

また、意外にも多かったのが防災グッズ。すぐに取り出せる場所に置く必要があるけれど、かさばる上、そういった場所こそ日々使うものを置いておきたいというジレンマがうかがえる声も聞かれました。

 

玄関からリビング、キッチン、ベッドルームまで、あらゆる部屋で直面する収納の問題。まず、何がネックとなっているのかを見極めて、一つひとつアプローチしていくのが収納上手への近道なのかもしれません。『kufura』では、片付けのヒントやアイディアを多数ご紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

文/佐藤まきこ

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