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「卒業アルバム」皆どうしてる?4人に1人がもう「持っていない」処分した時期や持っている人の理由を調査

3月といえば卒業シーズン。卒業式でもらうものといえば、卒業証書と卒業アルバムが定番ですが、皆さんは今でも自分の学生時代の卒業アルバムを持っていますか? 今回『kufura』では、30〜50代の男女459人にアンケートを行い、自身の卒業アルバムについて、今もまだ持っているかどうかなど、その行方や持っている&持っていない理由を調査しました。

学生時代の卒業アルバム…今も持っている人は約75%

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まず最初に、「あなたは学生時代の卒業アルバムを今でも持っていますか?」と聞いてみたところ、以下の通りの回答となりました。

「小中高など、すべて持っている」・・・250人(54.5%)

「小中高など、すべては持っていないが、どれかしら持っている」・・・96人(20.9%)

「何も持っていない」・・・113人(24.6%)

半数以上の人が、卒業アルバムをすべて持っているという結果に。また、すべてではないものの、どれかしらを持っている人と合わせると、約75%の人が卒業アルバムを持っていることになり、何も持っていない人が少数派であることがわかりました。

では以下、卒業アルバムを今でもまだ持っている理由、また逆に持っていない理由をそれぞれ見てみることにしましょう。

卒業アルバムを今もまだ持っている理由は?

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卒業アルバムをすべて持っている、すべてではないもののどれかしら持っていると答えた346人に、なぜ今もまだ持っているのか、その理由を聞いてみました。

<大切な思い出だからずっと残しておきたい>

「小中高すべて持っています。卒業アルバムには思い出がたくさん詰まっているし、たまに見ると懐かしさがこみ上げてきます」(58歳/男性/その他)

「卒業アルバムはすべて持っています。中には同級生からのメッセージが残っているものもあって、私の大切な思い出の1つになっています」(41歳/女性/契約社員・派遣社員)

「自分にとって、とても幸せで楽しかった時間の思い出。残さない理由はありません」(57歳/男性/会社経営・役員)

「どれもそれぞれ、良くも悪くも思い出が詰まっているので、捨ててしまうと将来後悔するかもしれないと思い、ずっと持ち続けています」(53歳/男性/研究・開発・技術者)

「卒業アルバムは、先生や友だちとの思い出が凝縮された大切なものなので、一生処分することはないと思います」(52歳/男性/公務員)

卒業アルバムは、学生時代の思い出がたくさん詰まっているもの。大切な思い出を簡単に捨てることはできないし、ずっと手元に残しておきたいという理由で、卒業アルバムを今もまだ持っているという人が目立ちました。

<卒業の記念や人生の記録として取ってある>

「アルバムは卒業の記念品なので、残しておくのが普通だと思って取ってあります」(43歳/女性/専門職)

「卒業アルバムは一応記念の品なので、大切に保管しています」(45歳/男性/その他)

「小中高とすべて持っています。見ることはほぼないけれど、もう戻らない時代の記録としてずっと取っておくつもりです」(38歳/女性/パート・アルバイト)

「卒業アルバムの写真は、その当時の記録を残す貴重なものだし、自分が生きた証でもあるため、捨てることはできません」(38歳/男性/その他)

「自分の人生の記録として、生涯残しておきたいと思っています」(56歳/男性/研究・開発・技術者)

卒業アルバムは、卒業の記念品であり、思い出というよりも、自分が今まで歩んできた人生の記録の一部として、またその時代の記録として大事に残しておきたいと考え、保管しているという人も多いようです。

<なんとなく捨てられない・捨てるものではない>

「正直、見返すことはないけれど、なんとなく捨てられずにすべて残してあります」(59歳/女性/専業主婦)

「特に理由はありませんが、なんとなく捨てづらくて、そのまま残してあります」(41歳/女性/その他)

「卒業アルバムを処分するのもどうかと思い、実家の自分の部屋に置いたままになっています」(34歳/専門職)

「そもそも卒業アルバムを捨てるという発想がなかったため、全然見ることはありませんが、そのまま取ってあります」(51歳/女性/コンピュータ関連以外の技術職)

「卒業アルバムは捨てるものではないと思うので、特に必要はなくても実家にそのまま置いてあります」(43歳/女性/主婦)

やはり、卒業アルバムはちょっと特別なものと感じている人も多く、特に見返したりすることはなくても、なんとなく捨てられずにまだ持っているという人もいました。また、「そもそも捨てるという発想がなかった」という理由で今も持っているという人もいました。

<ほかにはこんな理由も!>

「特に理由はありませんが、なんとなくそのまま実家に置きっぱなしになっています」(45歳/男性/営業・販売)

「今でも会う学生時代の友だちがたくさんいて、昔話をするときに卒業アルバムを見ることがあるので、取ってあります」(57歳/男性/営業・販売)

「今は必要なくても、いつか見返すときがくるかもしれないと思い、すべて持っています」(34歳/女性/事務職)

ほかにも、卒業アルバムを持っている理由はいろいろ。「理由はないけどなんとなく」という人もけっこういましたが、今後見返すために取ってある人が多いようです。なお、このほかには、「自分の写りがいいものだけ取ってある」「元カノが写っているから」「親から取っておいてと言われたから」などという理由で、今もまだ持っているという人もいるようです。

卒業アルバムを持っていない理由や処分した時期は?

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では次に、卒業アルバムはもう持っていない、一部しか持っていないと答えた209人の理由を見てみることにします。大まかには、「紛失した」「処分した」の2つの理由に分かれるようです。

<紛失してしまった>

「特に処分はしていませんが、いつの間にか見当たらなくなって、今はどこにあるのかわかりません」(45歳/女性/契約社員・派遣社員)

「実家にあったはずが、いつの間にかなくなった。よく探せば見つかるかもしれませんが、たぶん親が誤って捨ててしまったのだと思います」(57歳/女性/学生・フリーター)

「20代のころ実家が引っ越しをする際に、どこかの荷物に紛れ込んでなくなってしまいました」(45歳/男性/その他)

「20年ほど前、実家の建て替えをする際に紛失してしまいました」(57歳/男性/その他)

「アルバムを先輩に貸したら、そのまま戻ってきませんでした」(48歳/男性/教職員)

処分したわけではないものの、いつの間にかなくなっていたという人も意外と多い様子。引っ越しの際に紛失してしまったり、実家に置いておいたらなくなったなど、気づいたらなくなっていたという人もかなり多いようです。ほかには、「人に貸したらなくなった」「震災や火事などでなくなってしまった」という回答もありました。

<自分で処分した>

「学生時代はいい思い出がなく、早く忘れてしまいたかったので、20歳くらいのときにすべて処分しました」(37歳/女性/デザイン関係)

「大学を卒業する際、過去と決別するために学生時代の卒業アルバムはすべて処分しました」(32歳/女性/その他)

「専門学校を卒業して、社会人になるタイミングですべて処分しました」(52歳/男性/契約社員・派遣社員)

「もうだれとも連絡を取ることはないし、過去を振り返ってもまったくいいことがないので、つい最近断捨離しました」(50歳/女性/総務・人事・事務)

「卒業アルバムは重くて場所も取るので、55歳のときに引っ越しをするタイミングですべて捨てました」(56歳/女性/営業・販売)

「ずっと実家に置いたままでしたが、35歳ごろに実家の荷物を整理する機会があったので、その際に卒業アルバムもすべて処分しました」(42歳/女性/その他)

自分の意思で処分したという人もいました。そのうち半数くらいは、学生時代の自分と決別するために、学校を卒業してすぐ、または社会人になるのを機に捨てたという人が目立ちました。それ以外には、40代50代など卒業後だいぶ時間が経ってから、引っ越しや片付けなど、荷物を整理するタイミングで捨てたという人が多いようです。

いかがでしたか? 卒業アルバムを今もまだ持っている人が多数派でしたが、だからといって特に見返すこともなく、ただなんとなく保管しているという人も多い様子。この機会に久しぶりに卒業アルバムを手に取って、昔の自分に想いをはせてみるのもいいかもしれませんね。

土田奈々子
土田奈々子

フリーライター。2011年よりイギリス在住。渡英前は出版社に勤務し、金融機関向け専門誌やマタニティ&ベビー誌の編集に携わる。現在は、ウェブを中心に女性向けの記事を数多く執筆。得意ジャンルは、妊娠・出産・育児や女性の健康、海外生活事情など。プライベートは、田舎の小さな村で日英バイリンガル育児に奮闘する二児の母。自分自身の働く主婦としての目線、子育て中の母としての目線を大切にしながら記事を書いていきます

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