収納場所を取る「バスタオル」
null「バスタオルを20枚ストックしていましたが、かさばるため10枚しかストックしないようにしました。毎日洗濯するため、余分になくても大丈夫だと思ったからです」(35歳/その他)
「バスタオル。たくさんあったが、毎日洗濯するので1人1枚ずつで十分」(37歳/主婦)
「バスタオルを8枚から4枚に減らしたが、なんの問題もなかった」(55歳/主婦)
「贈答用、お祝いのお返し品、キャラクターなどのバスタオルが20枚近くあったが、子どもも独立し、現在はお風呂上がりにフェイスタオルを使用しているので4枚くらいに減らした」(62歳/主婦)
「バスタオルをスポーツタオルに変えた。バスタオル10枚をスポーツタオル6枚に。乾きやすく、保管場所もとらない」(58歳/主婦)
収納場所を取り、素材によっては洗濯して乾くまでに時間のかかるバスタオル。
洗い替え用にたくさん持っていたり、いつの間にかたまっていたりしたものの、枚数を半分程度に減らしても、まったく問題がなかったとの声が多く上がりました。
また、バスタオルを使うこと自体をやめて、フェイスタオルより大きめのスポーツタオルなどで代用している声も。
タオル類の中で、いちばんの“大物”なだけに、減らしてみると収納場所も管理の手間もダイエットできそうですね。
所持枚数が圧倒的に多い「フェイスタオル」
null「15枚持っていましたが、9枚まで減らしました。これだけ洗い替えがあれば十分です」(54歳/主婦)
「タオルを20枚くらいストックしていましたが、置き場所を取るので、傷んできたらその都度購入することにしました」(45歳/主婦)
「4人家族なので、大量に使っていたフェイスタオルを8枚に減らしました。結局、いつも同じフェイスタオルしか使っていなかったので、特に不便はありませんでした」(43歳/主婦)
「タオルです。いただきものをすることも多いし、たまっていくけれど全部は使っていないことに気付き、50枚くらいから20枚にしました。省エネのため洗濯の回数は極力減らすので20枚は残しましたが、それ以上はどんな状況でも使わないと思ったので」(46歳/主婦)
贈答品や記念品などで、いただく機会も多いフェイスタオル。
所持している枚数は多くても、繰り返し使うものは案外決まっている、そんな回答に皆さんも心当たりがあるかもしれません。
1枚ずつはそれほど大きくなくても、何十枚もあると収納スペースを取ってしまうので、「傷んできたら買う」と割り切り、順に使い尽くす姿勢で、枚数を減らしてみるとスッキリ暮らせそうです。
1人1枚まで減らした家庭も!「シーツ」
null「シーツ。洗ってもすぐ乾くので、ストックはいらなかった。6枚から4枚。3人家族なのでかつては1人2枚だったが、すぐに乾くので、今は念のため1枚だけプラスしてある」(50歳/主婦)
「シーツは各自1枚ずつ。必要な枚数しかないので、雨で洗濯物が乾かないときは、すべてなくなります。なので、朝干して午後に乾く日だけしか洗濯しません」(48歳/主婦)
「シーツは贈答品や特売品などで十数枚ありましたが、春夏用は1人1枚ずつ、秋冬用は1人2枚ずつに減らしました。大物のお洗濯は晴れた日の朝にしているので、その日のうちに乾いているから問題なし」(58歳/主婦)
「夏用のシーツは洗濯してもすぐ乾くので、洗い替えもいらないくらい。何枚も持っていても同じものばかり使ってしまう。6~7枚くらいから3枚に。すぐ乾くから予備はたくさんいらない」(56歳/主婦)
シーツ類は、1人1枚プラスアルファで十分、との声が多かったです。
「お天気が良く、乾きそうな日にしか洗濯しない」など、洗濯のタイミングさえ見計らっていれば、少ない枚数で回すことができるよう。
試行錯誤して枚数を減らした皆さんの工夫が参考になりそうですね。
減らすどころかゼロにした人も!「バスマット」
null「2枚から1枚に減らした。バスマットがすぐに乾く素材なので、1枚で十分だと思った」(44歳/主婦)
「バスマットを2枚から1枚に減らしました。汚れたので1枚捨てて、そのまま1枚でも特に困らなかったので」(34歳/主婦)
「バスマットは捨てた。珪藻土バスマットで充分」(50歳/主婦)
「バスマットはカビが生えるしニオイも気になるので、いっそのことゼロにしたら、ないならないでOK」(39歳/主婦)
「普通のタオルで代用できるので、なくしました。清潔に使えています」(48歳/主婦)
「バスマットはなしにしました。体を拭いたタオルを敷いてお風呂場から出てくれば問題ナシです」(37歳/その他)
複数枚持っていたバスマットを1枚に減らしてみたところ、「まったく問題がなかった」と実感している人も。
また、乾きにくく、清潔に保つのが難しいと感じていた人は、思い切ってゼロにしてみたところ、ほかのもので代用すれば案外困らないという結論に至ったそう。
紹介した以外にも複数の回答で挙がっていた「珪藻土マット」は、吸水性と速乾性に優れ、お手入れも“干すだけ”と簡単なところが支持されているようです。
その他のマット・敷物
null「キッチンマットを3枚から1枚に。保管場所を取るので」(43歳/主婦)
「キッチンマットを1枚から0枚にした。掃除機をかけるのが楽になった」(48歳/総務・人事)
「トイレマットを2枚から0枚に。なくなったほうが洗濯も掃除も楽になった」(45歳/主婦)
「トイレのマット。減らすどころか排除し、2枚からゼロに! 問題なし! 必要なし!」(53歳/主婦)
「玄関マット。2、3枚あったけれど、いまはゼロ。いらないし、ないとラクなうえに清潔なことが分かった。まったく困らない」(69歳/その他)
ほかに回答が多かったのは、キッチン、玄関、トイレなど各場所の専用マット類。
思い切ってゼロにしてみても、まったく問題がなく、それどころか、「かえってラク」「ないほうが清潔」と実感する声が多く寄せられました。
敷いてあることで、足の冷えを和らげたり、床が汚れるのを防いだりといった利点もあると思いますが、もし、メリットよりデメリットのほうが多そうな場合は、リストラを検討してみてもいいかもしれません。
いかがでしたか?
家庭で使っている、タオル、シーツ、マット類について、「数を減らしてみたけれど特に困らなかった」という皆さんの回答をご紹介しました。
必要以上の枚数を所有しているために、掃除、洗濯、収納の手間やストレスを増やしてしまっている場合もあるかもしれません。
思い当たることがあれば、家族の人数や洗濯の頻度などに合わせて、いちど処分を検討してみてはいかがでしょう?
捨てる前に、使いやすい大きさに切って“ウエス”にして、年末の大掃除に活用するのもおすすめです。
ライター、J.S.A.ワインエキスパート。札幌の編集プロダクションに勤務し、北海道の食・旅・人を取材。夫の転勤で上京後、フリーでライティングや書籍の編集補助に携わる。小学生のころから料理、生活、インテリアの本が好きで、少ない小遣いで「憧れに近づく」ために工夫し、大学では芸術学を専攻。等身大の衣食住をいかに美しく快適に楽しむか、ずっと大切にしてきたテーマを執筆に生かしたいです。小学生のひとり息子は鉄道と歴史の大ファン。