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掃除がラクに!「水回りは浮かせる収納」整理収納アドバイザーの主婦が自宅で実践していること

洗面所やトイレ、お風呂は毎日使う場所。いつも使うからこそキレイを保っていたいし、そのためにはいかに掃除をラクにできるか、というところが課題になります。
そこで整理収納アドバイザーの資格を取った筆者が、実際に自宅で実践している“水回りの浮かせる収納”をご紹介します。

床掃除がラクチン!トイレの浮かせる収納

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トイレにおいては、特に掃除を第一に考えて空間づくりをしました。毎回洗濯の発生するトイレマットは敷かず、スリッパも置きません。その代わりにトイレに行ったついでに床掃除をすることにしています。

しかし毎回、トイレに直置きしているトイレブラシとサニタリーボックスが邪魔で仕方なかったというのが本音です。そこで床掃除がスムーズにできるように、トイレブラシもサニタリーボックスも浮かせることにしました。

突っ張り棒とフックを使えば、簡単に浮かせることができます。

便器の左側にあるのが、トイレブラシとサニタリーボックスです。右側の紙袋には、トイレブラシの使い捨てブラシを小分けにして入れているので、使う時にさっと出せる状態になっています。

床に置いている物がなくなるだけで、床掃除がストレスフリーになりました。

邪魔なものがないから毎朝の拭き掃除が快適!洗面所の浮かせる収納

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洗面所は毎朝、洗顔の時に一緒に拭き掃除をしています。そのためトイレ同様、物があると手間を感じてしまう場所です。そこで再び突っ張り棒とフックの出番です。コップとシェイバーは引っ掛けて浮かせました。

歯ブラシについては鏡の中に備え付けの歯ブラシスタンドがあったのですが、歯ブラシスタンドに置いておくと、気づいた時には中が結構汚れていて衛生面が心配。それを回避するためには、こまめな掃除が必要なので少々手間がかかります。

また電動歯ブラシを使うようになったので、使えなくなったというのも事実です。電動歯ブラシなら立てることができるので、洗面台に置いておいてもよかったのですが、やはり掃除の時に邪魔になるのと、使用後に垂れてきた水が洗面所を濡らすのも嫌でした。

そこで歯ブラシスタンドを取っ払い、そこにフロスを置いて歯ブラシは浮かせることに。狭い空間で場所をとる歯磨き粉は扉裏に吊るすことにしました。

 

これで洗面台に置いているものはハンドソープのみ。掃除がスムーズで毎朝の作業がラクになりました。

水垢知らずに!お風呂の浮かせる収納

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お風呂場掃除で嫌なのが、シャンプーボトルなどの底の水垢。ボトルを直置きしている限りこの問題は発生すると思ったので、ボトル類はカゴに入れて浴室乾燥用のバーに引っ掛けることにしました。さらに同じバーにフックをかけて、椅子も吊るしています。

お風呂の掃除用具は、浴室に備え付けられていたタオルハンガーにまとめました。その代わり体洗い用タオルは鏡面に、こちらも引っ掛けています。

洗面器はマグネット式のものを選んだので、使い終わったあとに壁に引っ付けるだけ。

なお、お風呂場によくあるシャンプーボトルなどをおくための棚も掃除の手間だと感じていたので、最初から取りつけませんでした。

突っ張り棒やフックなど、浮かせるために使ったほとんどのアイテムは100円ショップで購入したものです。毎日のお手入れに手間を感じているのであれば、浮かせる収納をぜひ実践してみてください!

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