厳選したものだけ残して、あとは処分
null「昨年、家の中を整理した時、どうしても残したい写真だけ残して処分した」(60歳/営業・販売)
「記念写真以外はすべて処分した」(61歳/その他)
「似たようなものは思い切って捨てて、大切なものだけアルバムに入れて残してある」
(52歳/その他)
「作家の曾野綾子さんがご自身の写真は50枚のみ残していると知り私も真似をすることにしました。よく似たような写真は思い切って処分。未だ迷っているものは残し、少しでも早く50枚に近づこうとしています」(56歳/主婦)
「元からあまりありませんでしたが、本当に残したいもの30枚位のみとって、他は捨てました」(54歳/総務・人事・事務)
「今も付き合いのある友達や、なくなった家族と一緒に写っている写真以外は処分しました」(52歳/主婦)
大量にある写真のなかから、どうしても残しておきたいもの以外を処分。手元に置いておきたい気持ちはあるものの、気持ちに区切りをつけて選別しているようです。収納場所の問題もそうですが、終活として整理している人も少なくありません。
「残った子どもたちには処分が大変なので、死ぬ前にすべて処分しようと思っています」(71歳/その他)
「亡き両親の写真、私たち家族の写真、孫たちの写真と大きな本棚一つ分ありますが、私たちが死んだ後で持っていくように整理しています。私達のは処分するようにメモして書き残しています」(68歳/主婦)
残された子どものことを考えると、今のうちに整理しておきたいと思ってしまいますね。
データ化して残す
null「パソコンにデータ化」(63歳/主婦)
「データ化しはじめた」(50歳/営業・販売)
「紙で残すのは一部だけと決め。データ化できるものは店舗にてデータ化」(53歳/営業・販売)
「紙写真ほとんどすてました、いるのだけメモリーにのこしてます」(75歳/総務・人事・事務)
「想い出に残るものだけアルバムに貼ってそのまま置いている。他のはもうずっと前に捨てた。ここ5年ほどはもうプリントはしないで、PCに整理してある」(60歳/主婦)
「パソコンに取り込んで動画を作っている。身内に披露すると褒められます」(52歳/公務員)
古い写真もデータ化しておけば、見たいときに見返すことができます。アルバムのようにかさばることもなく収納場所をとらないので、写真を処分するのに抵抗があるのであればオススメの方法です。
あえてそのままの状態に
null「そのままにしています。紙は紙でいいこともある。色褪せる感じがいい」(51歳/金融関係)
「データよりも紙の写真の方があたたか味があるので、とっておきます」(68歳/主婦)
「ピンボケの写真のみ捨てることもしましたが、やはり想い出が詰まっているのでそのままになっています。アルバム用の本棚もあるのでそっくりそのままの状態です」(68歳/その他)
「想い出はもう二度と戻らないし、また若いときの自分を残しておきたいので、スペースを取ったとしても残しています」(50歳/総務・人事・事務)
「今も段ボールに入れて取ってありお正月など子どもたちや親せきが集まった時皆で見て昔話に花が咲く」(72歳/主婦)
昔の写真をそのままの状態で大切にしている人も多いようです。ただ放置しているわけではなく、そのときの状態で残しているからこその温もりやそのときの情景を感じたいという気持ちも理解できますよね。
しまわれたまま…
null「段ボールにいれたまま、今では見ることもないです」(53歳/その他)
「そのままアルバムに保管しているが、全然見ないので検討中」(50歳/総務・人事・事務)
「押し入れにしまい込んでいる。終活で処分すると思う」(59歳/主婦)
「家のどこかで段ボールに入ってる(涙)」(70歳/営業・販売)
昔の写真をしまいこんだままで、見ることもないという人も。箱詰めされたまま日の目を浴びないのであれば、場所をとっているだけということになります。とはいえ、いざ処分となると思い切ることもできないのが正直なところですよね。
フォトブックにする
null「フォトブックに少しずつまとめています」(54歳/その他)
「フォトアルバムに整理して時々眺めている」(51歳/主婦)
少数派ではありますが、フォトブックにしているという声もあがりました。一度データ化する必要はありますが、データ化したものをフォトブックとして注文すれば、いつでも写真を楽しむことができます。大切な写真はコンパクトにフォトブックにしておくと、手軽に見ることができます。
どうにかしなければならないと思いつつ、整理が難しいのが写真です。今回のアンケートでも、整理したいけどできていないという声が目立ちました。今後のことも考えて、少しずつでも見直していけるといいですね。