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防災士のコメント付き!台風・大雨・地震に備えて今後ストックしておきたい防災アイテム

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過去最大規模の台風15号、19号が各地で甚大な被害をもたらしました。河川の堤防が決壊して広範囲が浸水したり、警戒区域外での土砂崩れが起きたり、想定外の大きな被害を受けて復興支援が今も続いています。

近年の自然災害を目の当たりにして、防災への意識を新たにした方もいるのでは? 今回は、台風・大雨・地震などの今後起きうる災害に備えて、ストックしておこうと思ったものとその理由を、74人にアンケート調査しました。その回答をもとに、防災士である筆者が説明していきます。

災害時に役立つ「養生テープ」台風対策への効果は? 

台風の上陸前にはSNSやニュースで「養生テープを窓ガラスに貼って台風対策」が話題になり、ホームセンターなどであっという間に品切れ……。今回のアンケートで、ストックしておきたいものに「養生テープ」を挙げた方も多くいました。

「台風の数日前から売り切れが続出し、窓ガラス飛散防止をしようとしたら足りなかったから」(50歳/女性/その他)

「売り切れ続出とニュースでみたので」(36歳/男性/その他)

養生テープや布粘着テープなどのテープ類は、災害時に伝言板や応急処置などに活躍するのでぜひ備えておきたいアイテムです。

ただし台風対策の効果のほどは……? 台風が通過したあとも養生テープの効果の報告が話題になっていないので、窓ガラス飛散防止への過信は禁物かもしれません。

断水に備えて「飲料水」や「生活用水」を確保する

今回、アンケートの回答で最も多かったのが「水」です。被災地の状況や断水のニュースを見て、飲料水としてペットボトルのミネラルウォーターのストックを始めた方もいます。

「飲み水さえあれば数日は過ごす事が出来るからです」(59歳/女性/主婦)

「台風がくる直前だとお店の在庫が品切れになるため、普段から確認、消費期限切れがないか確認したいと思った」(48歳/女性/その他)

トイレなどの生活用水をためるバケツをセットで挙げた回答もありました。

 「お風呂に水を溜めてもバケツがないとトイレが流せないから。水道の水が飲めなくなるから(断水や泥が混じる)」(21歳/女性/総務・人事・事務)

バケツは給水車から水を運搬するときなどにも便利! 折り畳みできるウォータータンクなら省スペースでたくさん用意できます。住まいや地域の状況によってはトイレが使えない場合もあるので注意しましょう。

時間が経った汲み置きの水道水は衛生面が心配。飲料水にはペットボトルの水や携帯浄水器を通した水が無難です。

温かい食事が作れる「カセットコンロ」で身も心もポカポカ

災害の種類や規模によりますが、電気・水道・ガスのライフラインの中で、ガスは復旧に時間がかかる場合があります。そんな状況でも調理したり、保存食や水を温めたりできるカセットコンロやカセットボンベの需要が高まっています。

「温かいものが食べられる」(54歳/男性/企画・マーケティング)

「自然災害がひどくなって回数も多いから自宅にストックして備える為」(55歳/女性/その他)

ガスによる火災などの二次災害を防ぐため、災害後は自分の判断で家のガス栓を開いてはいけません。復旧まではカセットコンロを活用しましょう。発熱剤を使うコンパクトな製品もあります。温かい食事は身も心も温めてくれることでしょう。

家のトイレが使えなくても「携帯トイレ」なら衛生的

台風の被害により、都市部の集合住宅などでトイレが使えなくなったことが問題になりました。そこで「携帯トイレ」もストックに入れる方が増えています。

「テレビで見たから」(36歳/男性/総務・人事・事務)

「お風呂やトイレが無事で済むか分からないので必要と思った」(33歳/女性/学生・フリーター) 

トイレが使えない事態に備え、衛生面でも安心できる携帯トイレは用意しておきたいもの。消臭機能付きのビニール袋やスプレーなどもそろえておくと、においの問題も軽減するのでおすすめです。

スマホの命綱「モバイルバッテリー」は日常的に使える

スマートフォンユーザーにとって「モバイルバッテリー」は、特別な防災アイテムというより日常的に使うアイテムです。

「情報は大事だから、停電しても収集できるように」(49歳/女性/営業・販売)

「日頃から電池の消耗が早いから」(28歳/男性/公務員)

東日本大震災などでSNSが情報収集に役立つことが広まり、手放せないと考えている方もいます。中には充電式のモバイルバッテリーに加え、乾電池式を用意している方も! 停電が長期に渡った場合も、乾電池さえあれば充電できるのがメリットです。

情報源の確認も防災!SNSやネットを賢く使おう

防災アイテムとして必需品の「乾電池」「懐中電灯」「保存食」という回答は、意外なことに今回のアンケートでは少なめ。増えている自然災害を教訓にし、すでに備えている方が多いのでしょう。防災意識が向上している証拠ですね!

近年はスマートフォンの普及にともない、「緊急地震速報」などの災害時の情報をいち早く受け取れるようになりました。また、SNSが貴重な情報ツールとしても活用されています。しかし出どころのはっきりしないうわさやフェイクニュースが一気に拡散するケースもあります。

首相官邸ホームページの「防災の手引き~いろんな災害を知って備えよう~」など、信頼できる情報源をチェックすることも重要。ストックを見直すだけでなく、日頃から情報源を確認する習慣を身に付けておくことも大切な防災になります。

 

cstock.adobe.com

【関連リンク】

防災の手引き~いろんな災害を知って備えよう~ – 首相官邸ホームページ

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【消費税増税に伴う価格表記について】
2019年9月末までの記事内の「税込み価格」につきましては、増税前の税率(8%)での価格となっておりますので、ご了承ください。

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