正解:③家にいて大地震が来たら、ろうかににげる
null地震のゆれはすさまじく、さまざまなものが動いたり、落ちたり、たおれたりします。キッチンやリビングは、食器棚や窓ガラスなど破片が飛んで来たら危ないものだらけです。
だから、地震のときはろうかのように「周りにものがない場所」へにげ、ゆれがおさまるのを待ちます。
テーブルの下にもぐるのはNG!
よくテーブルの下にもぐれと教わりますが、じつは床に固定されていないテーブルは、地震のときに激しく動いて凶器になることも。
テーブルの上の食器が落ちてくることもあります。
テレビをつけて震度を見るのもNG!
震度は気になりますが、いのちを守ることが最優先です。ゆれがおさまってすぐに地震情報を見るのでも間に合います。
お風呂やトイレの中で地震にあったら、どうすればいい?
nullお風呂は鏡や窓ガラスが割れる危険があるので、すわって洗面器を頭にかぶり、浴槽につかまりましょう。
トイレは閉じこめられる危険があるのですぐに出ます。すぐに出られない場合は、トイレのタンクのフタが飛んでこないよう、体重をかけておさえて、ゆれがおさまるのを待ちます。
子どもの頃から、地震がきたらまず「机の下にもぐる」と教わってきた人も多いのではないでしょうか。でも、最新の知識では「机の下」ではなく「ろうか」が正しい逃げ場所、とのこと!
自分の命、家族の命を守るために防災知識はアップデートしておきたいものです。
地震のほか、大雨で避難するタイミングは? 雷がせまってきたら? など近年増えてきている自然災害への備えも、この一冊で楽しく学べます。