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買い物のしかたに特徴あり!貯金1,000万以上の人が教える「今まで一番効果的だった節約術」

ここ最近の物価高により、お金を貯めたいと思っているのに、なかなか思うように貯められないと悩んでいる人も多いと思います。また、お金を貯めたいと思って節約しているのに、なかなか効果が上がらないという人もいることでしょう。そこで『kufura』では、貯金が1,000万円以上ある節約上手な20〜50代の男女68人にアンケート調査を行い、「今までいちばん効果が高かったと思う節約術」を教えてもらいました。

余計なものを買わないようにする

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「余計なものは買わない。これにつきます」(55歳・男性/研究・開発・技術者)

「必要ないものは買わない。シーズンオフの洋服などは、特にムダな買い物になってしまいがちなので、絶対に買いません」(31歳・女性/専門職<医師・看護師・弁護士など>)

「買い物に行く前に、購入するものを決めてメモしておき、お店ではそれ以外のものを買わないようにする」(50歳・男性/総務・人事)

「本当に必要なとき以外はお金を使わないようにする」(43歳・女性/総務・人事)

「ムダなお金を使わないようにするためにも、なるべく現金を持ち歩かないようにする」(47歳・男性/研究・開発・技術者)

「とにかくムダ遣いをしない。家計簿をつけることで、お金の流れがきちんと見えるようになるので、ムダ遣いも減ります」(57歳・女性/主婦)

いちばん多かった節約術がこれ。たしかに、余計なものを買わないようにすれば、ムダにお金を使うこともないので、お金が貯まりやすくなりますよね。買い物をする際は買い物リストを持っていく、必要以上に現金を持ち歩かない、家計簿をつけるなど、余計なものを買わないようにするために、貯蓄上手な人たちはいろいろと細かい努力をしているようです。

なるべく安いものを買うようにする

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「食料品が値上がりしているので、少しでも安いプライベートブランドの商品を購入するなどの工夫をする」(59歳・女性/主婦)

「買い物の際は、徹底的に安いものを買うようにする」(58歳・男性/総務・人事)

「チラシをこまめに見て、必要なものはいちばん安い値段で買うようにしています」(33歳・女性/会社経営・役員)

「お惣菜などは、値引きされたものしか買わないようにする」(56歳・女性/主婦)

同じものを買うならば、安ければ安いほど高い節約効果を得ることができますよね。買い物の際は、チラシなどできちんと価格を比較・確認することで節約しているという人も目立ちました。今は低価格のプライベートブランドを展開しているスーパーも多いので、それらを上手に活用するというのもいいですね。

コンビニでは買い物をしないようにする

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「値段が高いコンビニには行かないようにしています」(57歳・男性/研究・開発・技術者)

「コンビニでは絶対に買い物をしないようにする」(44歳・男性/その他)

「コンビニでは買い物をせず、食品などはすべてスーパーで買うようにしています」(55歳・男性/その他)

「コンビニはスーパーなどに比べて商品の価格が高いので、コンビニでは買い物をしないようにしています」(36歳・女性/総務・人事)

コンビニは、必要最低限のものがそろっていて買い物に便利ですが、スーパーなどに比べると価格が高いのがネック。便利だからといってコンビニで買い物ばかりしていると、出費がかさんでしまいます。また、美味しそうなスイーツなども多く、一度店内に足を踏み入れると必要以上にいろいろ買い込んでしまいがちなので、コンビニには行かないようにするというのも節約効果が高いようです。

自家用車について見直しをする

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「思い切って自家用車を手放したら、余計なお金がかからなくなって、節約することができました」(30歳・女性/主婦)

「自家用車を持っていましたが、東京ではあまり使う機会がないので手放すことに。おかげで駐車場代や車検代、保険代など、かなりの金額を節約できました。車がなくても、公共交通機関や宅配の無料配送などを使えば、何も不便はありません」(46歳・男性/その他)

「壊れない限り車を買い替えない。同じ車に20年以上乗っていますが、そのおかげで貯金を減らさずにすんでいると思います」(53歳・女性/主婦)

車は駐車場代、車検代、保険代など、維持費がけっこうかかります。住んでいる地域によっては、日常生活に車が欠かせないという人もいますが、都心などはなくても意外と困らないもの。思い切って車を手放すのも節約には効果的です。また、車の買い替え頻度を見直すのも一案。同じ車に長く乗ることでお金が貯まったという人もいました。

ほかにはこんな節約術も効果大!

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「飲みものをマイボトルに入れて持ち歩く。これだけで1日当たり、最低100円は節約できます」(57歳・男性/研究・開発・技術者)

「外食せずに自炊する。買い物の際も値切り食品を買うようにすれば、食費を大幅に減らすことができます」(38歳・男性/研究・開発・技術者)

「職場へは必ずお弁当を持参する。お昼ごはんは毎日必要なので、外食をやめてお弁当にするだけでもだいぶ節約することができます」(56歳・女性/総務・人事)

「家賃が安いところに引っ越す」(43歳・男性/研究・開発・技術者)

「服は中古のお店で買うようにする。自分が今まで特にお金をかけていた、洋服代を抑えるようにしたら、お金が貯まりやすくなりました」(47歳・女性/総務・人事)

「格安スマホにして通信費を減らす」(54歳・男性/その他)

ほかにも効果の高い節約術はいろいろ。マイボトルを持ち歩いて自動販売機を使わないようにする、自炊したり職場にお弁当を持参するなどして外食費を減らすというのも、節約効果が高いようです。また、生活に欠かせないスマホの料金を見直すことも、かなりの節約につながるようなので、皆さんも一度チェックしてみてはいかがでしょうか?

以上、貯金が1,000万円以上ある人たちが最も効果が高いと感じた節約術をご紹介しました。急に1,000万円を貯めることは無理でも、「継続は力なり」の言葉のとおり、効果の高い節約術をコツコツ続けていくことで、貯金はどんどん確実に増えていきます。ぜひ皆さんも効果的な節約術で上手にお金を貯めていきましょう。

土田奈々子
土田奈々子

フリーライター。2011年よりイギリス在住。渡英前は出版社に勤務し、金融機関向け専門誌やマタニティ&ベビー誌の編集に携わる。現在は、ウェブを中心に女性向けの記事を数多く執筆。得意ジャンルは、妊娠・出産・育児や女性の健康、海外生活事情など。プライベートは、田舎の小さな村で日英バイリンガル育児に奮闘する二児の母。自分自身の働く主婦としての目線、子育て中の母としての目線を大切にしながら記事を書いていきます

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