20年以上作り続けている、フレッシュバナナミルクティー
null“フレッシュバナナミルクティー”は、大学生の頃から秋冬になると作り続けているレシピです。あまりに昔のことで、なにがきっかけでこのミルクティーを作り始めたのか、よく覚えていないのですが、肌寒い季節になると毎年必ず作るレシピです。
夫や子どもたちも大好きで、ちょっと寒くなってくると「お母さん、あれ作って」と催促されます。
市販のフレーバーティーのあの強い香りが苦手というのもあってでしょうか。ひと手間ではありますが、生のフルーツを使って作った方が断然おいしいので、いつも市販の香りや味がついた茶葉を使うのではなく、自分で作っています。
材料は、ティーバッグ、バナナ1本、はちみつ、牛乳。
このバナナミルクティーに関しては“こっくりさせて飲む”のが好きなので、このときだけは“濃厚タイプ”の牛乳を使います。
作り方ですが、輪切りにしたバナナとティーバッグをティーポットに入れ、お湯を注ぐだけ。今回蒸らし1分のティーバッグを使いましたが、しっかりバナナの甘さと香りを移したいので、私はいつも3~5分蒸らします。
後からミルクも入れるので、とくに渋みも気になりません。
蒸らしたら、牛乳を入れたマグに注ぎ、好きな量のはちみつを入れ、溶かします。
バナナの甘みもお茶に移っているので、人によってははちみつ不要の人もいますので、そこはお好みでどうぞ。
ただし、最後にティーポットの中のバナナは絶対に食べないでくださいね!
うまみが出てしまい、バナナとは思えないまずさになっているので、要注意です(笑)。
アップルティーやフルーツティーも
nullティーポットの中に紅茶と一緒にフルーツを入れてしまう方法は、他のフルーツでもできます。
りんごなどは、そのまま切ってポットに入れてもいいですし、よーく洗い、むいた皮だけで作ることもあります。皮だけでも、充分おいしいフレッシュアップルティーができますよ。
フルーツを切ったり皮をむいたり面倒なときは、スーパーの乾物コーナーにある「ミックスドライフルーツ」(干したぶどうやクランベリー、パインやグリーンレーズンが入ったもの)をティーバッグと一緒にポットに入れて作る“ドライフルーツティー”も簡単でおすすめです。
NYの冬の味、ホットアップルタイザーをアレンジ
nullNYで飲まれている「ホットアップルサイダー」は、発酵したりんごジュースのことで炭酸は含まれていません。でも、私が作る「ホットアップルサイダー」は炭酸を使います。名前を拝借しただけなんですが、片手鍋などにアップルジュース100cc、無糖の炭酸100cc、しょうがのスライスを入れて火にかけます。
沸騰したら火から下ろし、好みの量のはちみつを加えるだけ。シナモンを振ってもいいですし、すり下ろしたりんごを加えてもいいですよ。
しょうがとはちみつが入っているので、風邪の引きはじめなんかにもよく作っては飲んでいます。
また、寒い日にはりんごジュースにシナモンスティックや八角、クローブなどを入れて温めた「ホットアップルジュース」を飲むことも。
炭酸がまだ飲めない下の子(小学2年生)もこれなら飲めます。
“ヴァン・ショー”も自分で作ればお安く!
null12月、都心の飲み屋さんやワインバー、クリスマスマーケットで売られているヴァン・ショー(ホットワイン)。
1杯600円くらいするので、つい「高ッ!」と思ってしまい、手が出ません。寒い外で飲むヴァン・ショー、最高なのですが……。だから私はいつも家で楽しんでいます。
家ならお安くできますからね!
自家製ヴァン・ショー
<材料>
赤ワイン 200cc
シナモンスティック 1本
プルーン 1粒
クミンパウダー 2振り
はちみつ、またはオリゴ糖 適量
<作り方>
(1)片手鍋にはちみつ以外の材料を入れ、火にかける。
(2)沸騰したら弱火に落とし、3~5分煮込む。
(3)マグに注ぎ、はちみつを好みの量入れる。
寒い日は、外から帰ってきたら急いでこれを作ります。
安いワインでもおいしくできますし、飲み残してしまったボジョレー・ヌーヴォーをヴァン・ショーにアレンジすることも。
そしてこの赤ワインを吸ったプルーンが最後、おいしいんですね!
ぜひ味わってみてください。