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こだわりの「蕎麦&うどん」の食べ方…わさびは蕎麦につけるorつゆに溶く?自分史上、頂点の美味しさとは

「蕎麦orうどん」どちらが好きか、男女572人にアンケート調査を行ったところ、蕎麦の人気が高い結果となりました。皆さん、蕎麦もしくはうどんをこよなく愛しているようでしたが、実際に食べるときにも、何かこだわりがあるのでしょうか? 『kufura』では、蕎麦派311人、うどん派250人の計561人に、「自分流の蕎麦&うどんのこだわりの食べ方」を聞いてみました。

自分流!蕎麦のこだわりの食べ方、これで美味しさアップ

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まずは、多数派だった蕎麦派のこだわりの食べ方から見ていくことにしましょう。

<薬味の種類や付け方にこだわる>

「わさびをたくさん付けると、蕎麦の美味しさが際立ちます」(38歳・女性/その他)

「わさびはつゆに入れずに、蕎麦にのせて食べる。つゆに入れてしまうと、最後に蕎麦湯で割ったときに臭いが強すぎます」(41歳・男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「ざる蕎麦の薬味はわさびのみ。ネギは邪道なので使いません」(82歳・男性/その他)

「辛味のための薬味には七味唐辛子を使い、わさびは使わないようにする。これが私のこだわりです」(61歳・男性/コンピュータ関連技術職)

「ネギやわさびなどの薬味は、蕎麦の風味を邪魔してしまうので、極力付けないで食べるようにしています」(67歳・男性/研究・開発)

蕎麦派の中には、薬味にこだわっているという人がたくさんいました。ただ、こだわりは人によってかなり異なるようで、わさびをたっぷり使う、わさびではなく七味を使う、また逆にわさびやネギなどは一切使わないなど、いろいろなパターンがあるようです。

<つゆの付け方にこだわる>

「最初の一口は、つゆをまったく付けずに食べるようにし、蕎麦本来の風味を楽しむようにしています」(66歳・男性/その他)

「蕎麦の風味が損なわれないように、蕎麦を食べるときはつゆをあまり付けずに食べるようにしています」(55歳・男性/その他)

「ざる蕎麦は、麺を全部つゆに浸すのではなく、半分くらいだけ浸して食べるようにすると、蕎麦そのものの美味しさを楽しむことができます」(40歳・男性/その他)

「最初からつゆをジャバジャバとたっぷり付けて食べるのが美味しいです」(73歳・男性/その他)

「蕎麦はつゆを付けずに、わさびだけで味わうのがいちばんです」(61歳・男性/コンピュータ関連以外の技術職)

つゆの付け方にこだわっている人も目立ちました。基本的には、蕎麦本来の風味を楽しむために、つゆはあまり付けないようにする人が多いようですが、つゆをまったく付けない人や、反対に蕎麦にはつゆをたくさん付けて食べたほうが美味しいという人もいるようです。

<蕎麦の種類やトッピングにこだわる>

「蕎麦はざる蕎麦に限ります。シンプルなので、蕎麦そのものの味が楽しめます」(57歳・女性/総務・人事・事務)

「蕎麦を食べるときは、絶対に天ぷら蕎麦にします。天ぷらをめんつゆに浸し、少し油が染み出たところに蕎麦を絡めて食べると最高です」(61歳・男性/会社経営・役員)

「温かい蕎麦にとろろをかけて、汁まで味わうというのが、自分流の蕎麦の美味しい食べ方です」(79歳・男性/その他)

「家で温かい蕎麦を食べるときは、甘めのつゆにネギ、生姜、鯖の水煮を入れるのが最近の定番です」(44歳・女性/主婦)

冷たい蕎麦がいいのか、温かい蕎麦がいいのかは、人それぞれの好みだと思いますが、蕎麦そのものの味わいを楽しむために、ざる蕎麦に限るという意見もありました。もちろん、温かい蕎麦のほか、天ぷらやとろろなどのトッピングにこだわる人もいるようです。

<ほかにも蕎麦派にはこんなこだわりが!>

「自分で蕎麦を茹でるときは、とにかく茹ですぎないことが美味しくいただくためのコツです」(53歳・女性/その他)

「蕎麦を食べるときは、最初に麺を食べずに、汁から味わうようにしています」(26歳・男性/その他)

「蕎麦をすすりながら食べることで、鼻の奥に抜ける蕎麦の香りを楽しむことができます」(63歳・男性/その他)

「美味しい蕎麦は、最初に塩だけでいただくと、蕎麦本来の美味しさを堪能することができます」(49歳・女性・その他)

ほかにも、蕎麦派のこだわりはいろいろ。特に、家で蕎麦を食べるときの茹で方にこだわっているという人が目立ちました。また、最初に汁から味わう、必ず蕎麦をすすりながら食べる、塩を付けて食べるなど、ツウならではのこだわりを持っている人も多いようです。

自分流!うどんのこだわりの食べ方で美味しさアップ

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次に、うどん派の皆さんが普段やっているこだわりの食べ方をご紹介していきます。

<うどんの茹で方についてこだわる>

「サッと湯通しして、しっかりコシが残るように茹でるのが、うどんを美味しく食べるための秘訣だと思います」(64歳・男性/その他)

「うどんを茹でる際は、硬めに茹でて、麺のコシを残すようにしています」(35歳・女性/その他)

「うどんのコシを楽しむために、茹でたあとは冷水でしめる。温かいうどんの場合も、必ず一度冷水でしめてから食べるようにしています」(35歳・女性/総務・人事・事務)

「うどんを柔らかめに茹でる。そうすることで、つゆとうどんがよく絡み合って、うどんをより美味しく食べることができます」(58歳・男性/その他)

うどん派のこだわりは、茹で方にある様子。コシを残すために硬めに茹でる、茹でたあとは冷水でしめるなどすることで、コシのある美味しいうどんが完成します。ただ逆に、うどんは柔らかめに茹でたほうがつゆとよく絡んで美味しいという人も少なくありませんでした。

<うどんのシンプルさにこだわる>

「茹でたての熱々うどんを、醤油で食べるのがいちばんです」(65歳・女性/その他)

「普通に茹でて、シンプルにめんつゆのみで食べるようにしています。これが、いちばんうどんの美味しさを堪能できます」(60歳・女性/会社経営・役員)

「うどんは、素朴なかけうどんがいちばん。うどんの味わいをしっかりと楽しむことができるので、美味しく食べられます」(63歳・男性/総務・人事・事務)

「うどんはあえて薬味などを加えずに、つゆだけで食べると、うどんとつゆの美味しさをダイレクトに味わうことができます」(33歳・男性/その他)

うどん本来の美味しさを楽しむためには、余計なものを加えずに、できるだけシンプルな形で食べるのがいいという人も。茹でたうどんにつゆをかけたり、醤油をかけたりするだけで、トッピングなどがなくても十分にうどんの美味しさを楽しむことができるようです。

<自分流のアレンジにこだわる>

「とにかくたくさんの具材を入れて、じっくり煮込んでから食べる。味がしっかり染み込んだうどんがとても美味しいです」(54歳・女性/主婦)

「少し濃いめのダシ汁にみりんを加えて甘くし、玉ねぎと豚バラを入れる。これをつけ汁にして食べるうどんがとにかく美味しいです」(52歳・女性/主婦)

「昆布ダシのつゆに、ワカメとネギをたっぷり入れて食べるうどんが自分流です」(71歳・男性/その他)

「フライパンにオリーブオイルをひいて、うどんと卵を混ぜたものをフライパンで焼き、卵焼きうどんにするのがお気に入りです」(48歳・男性/その他)

蕎麦と違って、うどんはいい意味でクセがないので、アレンジも自由自在。自分流にいろいろなアレンジをして、美味しさを楽しんでいる人も目立ちました。煮込みうどんやつけ汁うどんなどのほか、うどんを卵焼きにするというのも美味しそうですね。

<ほかにもうどん派にはこんなこだわりが!>

「うどんは麺そのものも美味しいですが、ダシだけでも満足できるくらい美味しいダシを合わせることで、うどんがより美味しくなります」(51歳・女性/主婦)

「ざるうどんは、つゆの中ではなく、うどんの麺に直接七味をかけて食べるようにする。こうすると、麺の美味しさが引き立ちます」(65歳・男性/その他)

「まず最初に汁を一口すすり、そのあとでうどんをすすります。そして、汁の濃さに合わせて七味唐辛子を入れて味の調整を行うと美味しくいただけます」(69歳・男性/その他)

「うどんには柚子胡椒をかけるのがこだわり。パンチがきいていいアクセントになるので、七味よりもおすすめです」(35歳・男性/その他)

「月見うどんの卵の黄身は、できるだけ生に近い状態にして、少しずつ麺に付けながら食べるようにするのが、私の食べ方のこだわりです」(53歳・女性/金融関係)

ほかにも、うどん派のこだわりの食べ方はいろいろ。七味や柚子胡椒といった薬味や、その付け方などにこだわっている人も少なくないようです。また、うどんに入れる卵の固さや食べ方にこだわっている人もたくさんいました。

いかがでしたか? 蕎麦派もうどん派もこだわりは人それぞれ。ただ、間違いなくどれも美味しくいただける食べ方のはずなので、皆さんもぜひ参考にしてみてくださいね。

土田奈々子
土田奈々子

フリーライター。2011年よりイギリス在住。渡英前は出版社に勤務し、金融機関向け専門誌やマタニティ&ベビー誌の編集に携わる。現在は、ウェブを中心に女性向けの記事を数多く執筆。得意ジャンルは、妊娠・出産・育児や女性の健康、海外生活事情など。プライベートは、田舎の小さな村で日英バイリンガル育児に奮闘する二児の母。自分自身の働く主婦としての目線、子育て中の母としての目線を大切にしながら記事を書いていきます

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